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■心象演奏@精神病棟■

1 :優しい名無しさん:2005/06/23(木) 00:42:10 ID:f4PLyVF9
■お医者様はタダイマ別の患者様を診察中です。
■病んだ心も腐れた魂も全て歌い上げてください。
■参加資格・精神疾患を患っている、またその気がある。

(詩を書いたことのない方でも歓迎です。白日に溶け入る精神を詠いましょう)

2 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 00:43:11 ID:f4PLyVF9
[幽かに聴こゆる三味線の]

タチアオイの側に立ち
幽かに聴こゆる三味線の
蛇皮のよに斑入るこころ
薄ら明るき朧な朝に
鴉は黒く忙しき
髪結い上げて晒したる
頚すじの青白きは
鋏握りたるその手に同じ
ぎらぎら鈍き光にて
背い高アオイを切らんとす
大きな八重の赤き花
幽かに聴こゆる三味線の
音に編まれた恋のごと
毒さへありそな色で咲く

3 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 00:45:04 ID:f4PLyVF9
空はいちめん照明灯
どこもかしこも真つ白に
みなただ照らされてゐるばかり
けれども指でつと触れると
綿毛はみな飛んでゆく
飽和する幸福が
そこにあり
そこにもあり
こんなに白い翼をつけて
風のままに踊り去る
洋燈の傘のやふに
太陽を覆うものは
初夏のよろこびの具象です


4 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 00:47:10 ID:f4PLyVF9
「薔薇」

黒曜岩のようにつるつると
硝子のごとく磨かれた
まことに黒い小宇宙に
見事に咲いた薔薇星雲を
いつかあなたに贈りましたね
庭先の薔薇を客人にと
剪定鋏で切るときに
ちらりとそれを思い出し
空を見上げて眼を瞑り
あなたがあの綺麗な薔薇を
きちんと手入れ出来ているかなどと
ぼんやり切なく考えながら
だいたいいつもと大差なく
あなたを想う午後でした


5 :優しい名無しさん:2005/06/23(木) 00:49:03 ID:f4PLyVF9
死がはやくこの身を貪ればいい
ぬるま湯に深く潜り続けて
脳漿が溶け出しゼロに
なるころ
ランプが照らすのは
狭い浴室と
傷痕だらけの哀しい肉塊
誰にもそれを悟られず
刑に処せられてしまえ
綺麗さっぱり無へ溶けて
皆の脳裏を
二度と掠めることもなく
泡とともにゆらりゆらり
実にはかなく虚しく弾け
夜に流れて闇に溶け
憂いの宇宙の
影となれ



6 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 00:49:44 ID:f4PLyVF9
こちらのわたしは音楽を聴くことをしないのです。
(あちらのわたしは音楽なしでは生きられないようなひとなのに。)
お薬は少し多めに飲みまして、
うつ伏せになってこうして文字を書き鈍い思考を巡らせるのです。
(朝から外国人女性が殺されて
 全裸で発見されたというニュースが流れている…)
眠りに逃れるのならば少しは助かるのですが、
仕事があるために出来ません。
ただ
文字を書く、文字を書く、文字を書く、
ああ、鞄に昼と夜のぶんのお薬を入れねばならない。
きっと、今日は痛むので胃薬も忘れずに入れねばならない。
(…今度はぶどう酒に農薬を入れ5人を
  毒殺したという死刑囚の話題が流れている
  世間も暗い、ニッカリンTか、憶えておこう…)

7 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 00:56:10 ID:f4PLyVF9
挨拶が遅れました。はじめまして。
詩・ポエム板固定の0と申します。
双極性障害(初めは不安症・自律神経失調症)を患っています。24才女です。
ODなども繰り返していたため記憶障害も著しくあります。
わたしが書く詩は鬱期には詩板に合わないため疾患の苦しみを分かち合える方と
一緒に歌えれば幸いかと思い僭越ながら詩作のスレッドを立てさせて頂きました。

どうかどのような短い歌でも結構ですのであなたと一緒に歌えたら幸いです^^
あなたの病んだ心も、また穏やかな時の歌も、恋愛詩も何でも書き込んでください。
宜しくお願いします(・ー・*)

8 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 00:59:22 ID:f4PLyVF9

睡蓮浮かべた
浴槽で彼女は
蝋人形のよう
に静かに微笑

僕の情けない
慟哭は安アパ
ートの廊下で
日常を裂きつ
走りご近所さ
まに事告げる

滑らかな陶器
が如く冷たく
冒涜された躯
僕振れること
も出来ずに唯

睡蓮花ひらく
小さな自殺の
意義探しの段
クローゼット
又は引き出し
掻き回し
掻き回し…

あ 

そうか落ち着け死ぬ為の生だ




9 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:00:45 ID:f4PLyVF9
    [kutiduke]

   青い空に突き刺さる鋭い鉄筋に
   蹂躙された生がぶら下ったまま
   身を貪るように蝕んだ痛さから
   放たれる瞬間を待ちわびながら
   屠られるあなたは静かな面持で
   夜の四肢に抱かれてうな垂れる
   あなたとわたしを繋ぐ糸が揺れ
   上方へ向かい小刻みな弧を描く
   冷たい風に溶けてゆく音はもう
   二度と奏でられる事はないのよ
   泪は地に落ちることなく蒸発し
   あなたの全ては闇へ還元される
   赤ペンキは鮮やかに撥ねながら
   コンクリート塀に墓標を記した
   一切の苦痛から隔絶された処へ
   安らかにオヤスミ永遠の眠りへ
   罅割れた胸の底から祝福を込め
   あなたの終わりにキスを添える


10 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:04:59 ID:f4PLyVF9
手袋嵌めて汚いバケツで掬った小さな世界
それ引っかき回して騒がせて
ブリキの淵の中で逃げまわったり虚勢を張ったり
急いで自分を刻んだりしているのを
パンツとキャミだけ
だらしない姿で眺めてる
空気は眼が乾くから海水を貯めたゴーグル
魚眼は不便だと思われがち
でも
よく見えるもの
あたしは弱い男が好き情けない男が好き
くだらなさにこだわりを持つ小さい男が好き
このハキダメはそんな可愛い男達が泡のごとく
今夜も背伸びしたり逆立ちしたまま酒を呷ったり

ロクデナシばかりなので昼は回らない時計


11 :優しい名無しさん:2005/06/23(木) 01:05:47 ID:f4PLyVF9
「ベルリン2001」

黒パンと
腸詰にマスタードたっぷり
それからニシンのワイン漬け。

愛しくも哀れ哉篤き同胞の
古今稀に見ぬ
ジャパニーズスタイルな自殺企図
デザインナイフでは逝けないでしょう
垂れ流してないで席について
5つのダイスの前で反省会
ダイスカップへの告解
今転がしてもほら
ひとつも数が揃わない
第一に得物が駄目で
次にあまりにもドラマチックじゃなかったもの
ダイスはもっと
エキサイティングな死を渇望してる
ロマンチックな死を欲してる

デザートに甘口の白のソルべ
傷口からビールの泡

12 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:06:36 ID:f4PLyVF9
[迷妄のナポリ]

手を振る知人の顔も認識できない
質の悪い魚眼
(ひかりを想定してなかったし)
溶けてゆくジェラート
垂れ流す行方
そのスリルとサスペンスに一人
盛大な拍手!

 チ
   パチ パ
        チ  パ チ
恍惚の庭で薔薇を摘むよ
傾いた太陽の慈悲の中で
混濁するあたしの あたしの あたしの
ああ
あなたなんか一滴も混ぜない
だってあたし
信号の赤と青くらい
まだちゃんと判別出来るもの



13 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:07:20 ID:f4PLyVF9
[ヒンデンブルグ燃える部屋]

退廃しきった6畳間に
KEEP OUTの黄を張り巡らせる
ヒンデンブルグの燃え上がるさまをピンで留めるこの指と・・・ 

デスウォッカをお試しあれ死の淵で真理を垣間見るでしょう
その後はクランベリーで思考回路を和らげましょう

退廃しきった思想と夢と湯船に浮かべた蓮華の花

もの狂いを愛するとはひどい物好きが居たものだけれど
もう鎖も全て外したのだからどこへなりとゆきなさい

退廃しきった6畳間に
酒瓶 薬剤 びい球 飴玉 
汚れたままのわたしの下着は感傷的で
洗濯機の底で彼を哀れんでいつまでも泣く

14 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:08:12 ID:f4PLyVF9
[戯れ言]

世界はたんなる夢であります
裏も表もないというのに

戯言すべて輪転機にかけて
深海魚の七色粘膜で刷ると
ブレゲーで低空飛行しながら
灰色の町に紙ふぶきの如き・・・
如き・・・・

<戯れ言>

・死ニアイコール生?
・ああセックスの醜いこと! 
・あの人の骨を砕いて飲みました
・チーズはドッフォの青カビね
・夢遊病者が帰途につく時にね
・ヘドロに汚れた白い太股
・ぶどう酒に漬けた願望の発酵
・ああここの空気の不味いこと!
・生ニアイコール死?

15 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:09:01 ID:f4PLyVF9
[肺魚の眼]

苔むした硝子の向こうで
光の屈折のままに溶け出してしまいそうな目 涙
骨に染み付いた惰性を
しぶしぶ消化してゆく
天井に立ち上る泡ひとつひとつに形容詞を貼り付け
ロクでもない言葉を煙草の煙にのせて放す
弾けて床に落ちるとふやけながら流れ
蒸発したらあとはもう
灰色の羽根
アルコールのニオイあなたは
重力を解いてあてどなく浮かび続ける
ぽかり気だるさを吐き出してまた言葉を遊ばせ
肺魚の眼
暗い視界のなかであなたはいつも愉快

16 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:09:52 ID:f4PLyVF9
「秒針と静寂」

秒針の存在を否定するわたしは
否定するほどにそれを認識している
断首台のような無情さで
あらゆる要素が悲鳴を上げて寸断される
全てみんな恐れおののき
逃れるために
無音のこころにすし詰めになる
おかげで時計のあたりは密度が低く
もはやほとんど無に近く
反して
あたしは濃縮されて
弾けそうな静寂


17 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:10:27 ID:f4PLyVF9
[コア]

ヘビィな悲劇もクレイジーな喜劇も
甘い炭酸で割ったら一気に飲み干せる
ハードなセックスもディープな孤独も
全てスピリタスと一緒に
ちょっとだけ喉を焼くくらいのもの
グラスの氷が溶けたとしても
壁ではシャロンが輝いているし
君がベランダで太陽に飲まれても
このカラダのなかで夜は続いてる
この口が甘い言葉を歌い続ける限り
魂は発酵を続けるし融けたりもする
ハッピーにはほど遠いけど
ヘブンにはいつだって触れることが出来る

あたしの核心はいつも宇宙の外で透明なアルコールを浮遊してる

18 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:13:36 ID:f4PLyVF9
あたしは爛れ腐臭のスル汚物であると同時に
何モノにも侵されていない純粋分子です  
白昼の歪みから  生じて  生じて・・・ 
剥がれる理性の下に内包されていたものは 
膿んだまま腫れあがっていく 
痛覚がないのは麻痺しているからか 
神経がいかれているからか 
あなたという薄い表皮を一枚失くしただけで 
零れ落ちる   
こんな風に 
あたしというものは  
果てしなく液体であると同時に負の集合体で 
美しく流動して時には濁流となって 
小さな世界  
例えばその心を掻き乱す 
あたし 
の 
早すぎる心的アポトーシスの覚醒
蒸発してしまおう
大気に散るように  
やがて嵐と共に  やがて嵐と共に・・・        

19 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:24:17 ID:f4PLyVF9
    _
   /〜ヽ あのね、こんなんだから嫌われっこ。
  (。・-・)  正常のフリして外に出るの疲れるの。
   ゚し-J゚   だから歌で吐き出すの。幼児退行激しいの。記憶障害も。
        だから明日にはあなたのこと忘れちゃうかもしれないけど
        その度に頑張って覚えるよ

20 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:28:20 ID:f4PLyVF9
    _
   /〜ヽ    電池とパキシルレキソアナフラなんか色々沢山飲んだけど
  (。;-;) リチウムってパキシルと一緒に飲んだらだめだったよね。。
   ゚し-J゚   オバカオバカ


この板の人はみんな詩なんて書かないかなあ。(;_;)


21 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:37:03 ID:f4PLyVF9
「白日におけるアンチノミー」

快晴に内包されて世界は全体微睡んでゆく
時間軸もみな
蜜状のとろりとした陽光に絡みとられて
静止しているかのような正午

日向の野良猫や羽根を繕う鳥達
一切が黄金の甘い光とアルコールの底で
静かに
時折こぽりと眠たげに発酵してゆく中で

わたしの葉緑体が活性してゆく
冷たい四肢に脈打ちながら広がる新しく活気ある細胞たち
藤の蔓に触れようと伸ばした手、それから腕が
白と緑青で斑になってゆくのは
滑稽なアンチノミーの表れ

生は尊いかという問いと、死は尊いかという問いに
恍惚のまなこから滲み出て陽に溶けようとするただひとつ
YESという答えを拭い取って舐める
熟成した甘さ、それから渋み
 
雲は空の縁で浮んだまま結晶化を始めて
それからはもう光素を十分に染みこませて
夕暮れの発光に備えて午睡に入る

白日に藤棚の木漏れ日のもとで班入りのわたしは目眩

22 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:38:23 ID:f4PLyVF9
[置き去りの男]

玄関を開けると爆音のロック
それから
足の裏に無機な刺激




7シート
数えても切りが無い
切りが無いし意味も無い
そして銀春いくつかも
みんな空というザマだ
全ては横たわる柔らかい悲哀の中
作用はとっくに始まっている
二日三日は戻らない
下着姿のその女を
一通り嬲る
薬剤の銀箔は捲れたまま
荒怠さを隠しもしないで
ベンダーに炭酸を買いに行く
俺の背を見て下劣だと笑う
ヲッカには
甘い炭酸がいいんだと
口移しで教えてくれた
ジャズもジンも
それに蜂蜜も
街灯の蛾がせせら笑う
笑いたければ笑えばいいが
鱗粉は撒いてくれるなよ
足取りが重い
惰性引きずる靴のせいだ
玄関の鍵を閉めてから
靴を脱ぐより先に
ヲッカを飲むより先に
蹲って
君について泣く



23 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:39:32 ID:f4PLyVF9
「残像パレィド」

眼球の代わりにはめ込んだ赤く甘い飴玉 
その網膜に焼き付くほどに 
水深二万光年の空でアンリミテッドを描く鳥に焦がれ
その熱で指先一欠けらも残さず溶けてしまったとしても
電気信号がプロキオンの余韻を伝えうる為に

今始まるパレィド
目蓋の裏で

最後の一人あの観客が息絶えるまで


24 :優しい名無しさん:2005/06/23(木) 01:39:58 ID:f4PLyVF9
「眩暈の森」

白い縁の水槽に沈殿していた思念
臨界点に達して溢れ出す想いに突き動かされ
逃亡を計った王子様とトランペットフィッシュ

叩き割られて飛び散った
彼らの足と尾に小さな傷を作った硝子片
その時彼らの濁りきった目を洗い流したのは
そこに映った銀色の月明かりが滲んだ涙

優しすぎるひとつの事象に
眩暈を覚えながら
腐敗していた希望的観測
もう一度 再生してみようと思った

午前零時
海水魚の棲む森で

25 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:40:40 ID:f4PLyVF9
「 TAKE ME TO THE DANCE HALL 」

ミルクに浸かってた 
媚びた赤 ストロベリィ
突き刺したフォークごと 投げつけてやった

そんなあたしだから
今きっと 褪せた水色のマニュキアとか塗って

前の通りを行くベビーカーの車輪の音
幸せすぎる窓ガラスのカンバスに
飛び散ったミルクが 
殺人現場みたいで素敵だった

ああ
そうだ今夜こそ
3104丁目のダンスホールに連れて行って欲しい

地下へ続くあの階段に 吸い込まれてしまいたい気分

26 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:43:08 ID:f4PLyVF9
「ブレックファースト」

バンズに塗りつける憂い
青いレタス カミキリムシ
そしてマスタード元帥の胸の
トマトケチャップのような情熱

R指定の感情
アナーキストの感傷
そそられて 
誘われて 
惑わされて 
二つのクチビルで緩衝

床に落ちたトマト
爪に塗ったその赤とはわけが違う
あなたそう言ったじゃない 
言ったじゃない

2カップのミルクと
お砂糖少々
ジューサーの底の純真が
亀裂から流れ出すのを看取って

ブレックファースト
倦怠の中で
ブレックファースト
あなたを食べる

一日の始まり 
ブレックファースト

27 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:44:25 ID:f4PLyVF9
 「こまどり」

カドミウムの赤が燃える森で
葬送歌を唄う椋鳥の親子
ヒナは時おり羽根を啄ばみながら
「誰が駒鳥殺したの」

柔らかい腐葉土の中で
眠りにつくあたしの躯
あなたを愛した未成熟な魂を
どうか口づけを以って弔って下さい

   (拭え切れなかった夢は
    切り取って螺子式の潜水艦に詰めた
    黒い闇を抜けて藍色の空へ返るように
    さようならあたしの今日までの糧・・・)


88 :↑のつづき neri ◆yNlw8TzHjk :02/10/12 06:04 ID:se5J/Qk4
鳩が口にする聖書の詩文は
7th Hevenが誘発する優柔不断な旋律に乗って
赤を掻き乱す
悲哀に満ちた風とともに

舞い降る落葉の下に
埋もれてゆくあたしの墓標
あなたを愛した未成熟な魂を
どうか口づけを以って弔って下さい

    (誰が駒鳥殺したの
     「私」とあなたがいいました
     さようならあの白い手に
     優しく触れられることを切望した日々・・・)




28 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:48:21 ID:f4PLyVF9
「one way trip 」

炭酸で流し込んだ薬の痺れがつま先まで支配している
白昼夢とリアルが交流して流れ込むカラダは
バスタブ一杯のレモンゼリーに下着のまま浸かっている
涎垂らしながらアオとミドリの斑の(この星みたいな)飴玉を弄ぶ
なんだかフシダラで無様なこの有り様を嘲りながら
ドーパミンは耳から流れ出していく

左手に鮮やかな傷と
右手に小さなショットグラス
飲み干したら潜って母体回帰のハジマリハジマリ

グッバイファッキン愛すべき世界 
優しく唄ってララバイ

左目に愛しいあなたと
右目にサーモンピンクの空が破れていくビジョン
涙零れたら拭ってサヨウナラの口づけをする

グッバイファッキン愛すべき世界
子守唄を唄ってララバイ

          殺人事件の切抜きね
          集めていたわけじゃなかったの
          死臭する記事を切るときのあの音が好きだっただけ 

29 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 01:55:51 ID:f4PLyVF9
neri ◆yNlw8TzHjk てゆうのね、3年前の自分のコテ。
分け合って今の0に改名したん。
今日初めてこの板に来たの。今まではメンヘル板にしか入ってなかったから。
このスレ立てるなら専門的なあっちじゃなくてこっちのほうがあてるかなぁておもったん。
虫歯がいたいよぉ。また切りたいよぉ。

詩板ではね躁のあたしが暴走しちゃって色んな人に多分すごく迷惑かけたから
もう雑談とか行かないて決めたの。そしたらさみしくって。でもしょうがないよね。
躁の時ってブレーキかけられないんだもん。今鬱期だけどそしたら死にたくって
でもこっちの方が誰にも迷惑欠けないからましかな。
でもそろそろ切りたい。死にたい。
    _
   /〜ヽ    
  (。;-;)  うっうっ
   ゚し-J゚   



30 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:12:58 ID:f4PLyVF9

万緑の何処に隠れたもうかな
          魂迎へにて君が囀り

31 :優しい名無しさん:2005/06/23(木) 02:13:22 ID:f4PLyVF9

そが愛の雨乞ひの如く祈りせば
           空より降るか我を濡らすか

32 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:13:50 ID:f4PLyVF9

はらへども落ちぬ花粉は君が未練か
           鬼百合の裾せつなく水切る


33 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:14:15 ID:f4PLyVF9

酒中花のやうに湯舟に浮ぶ蓮
           浸かる女は死を弄び



34 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:15:53 ID:f4PLyVF9
[乳母車押す女]

網膜に
白い膜が焼き付きさふな
眩しひ朝に居りまして
なにやら
赤子の乗って居らぬ乳母車を押す女を
見たのです
どうかなすつたんですか
赤子を
忘れていらつしゃいませんか
などと
わたしのこころは
しきりに声をかけたのですが
けれども口は閉ざしたままに
ただごくりと一度だけ喉を鳴らしたのです
女の不思議な表情は
ただただ
悲しくありました

35 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:17:12 ID:f4PLyVF9
[休日]

銀鼠を剥いでのしたやうな空に
鴉がコウコウとないてゐる
彼らは朝の仕事に忙しく
健やかなる労働は善きものですと
幸せさふに羽ばたいてゐる
銀鼠を剥いでのしたやうな空に
黒髪よりはたと雫の垂るる
イモリもぢつとそこにある
涼しげなる朝を切り取りました

けれども今日は休日です
忙しく働くのは
葉緑体や心臓です

(街では電車もバスも皆働く、労働は善き哉)

36 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:18:53 ID:f4PLyVF9
[庭師]

庭師が空を広げゆく
剪定される
彼らの手、または腕
それから葉緑の美しい衣
庭師は分厚い手袋で日に焼けた大男
無情な鋏のぱちぱちと鳴る
悲鳴を流してざざざと落ちゆ
庭師が空を広げてゆく
浮き雲のまぶしきに泣く


37 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:20:02 ID:f4PLyVF9
太陽のオブジェの元で
道路を遮る人間の群列を見下ろす
「あの人達はなに」
と、問うあなたに
歪んだ笑みで指差して囁く
「狂人群れよ」
あまりの熱気にあまりの醜さに
「反吐が出る」
と、言い捨てる
あなたは真っ白なスカートに泥を飛ばされた表情
何度でも言える
「反吐が出る」
「反吐が出る」
わたしが排泄する言葉は
大抵ほとんどが病み腐れて
饐えた臭い

「わたしはあの生ける熱を搾り取ってあのひとの骸に注ぎたい」

38 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:21:06 ID:f4PLyVF9
[わたしの甘いかなしみは]

わたしの甘いかなしみは
みなの無気の呼吸によって
エチルとCO2とに分かれ
あんなに荒ぶれていた狂気も
もはやしずかに沈殿する
浮かび上がり層を成した
さみしく透明な感情だけを掬い
青く透き通る硝子瓶の中で
ゆっくりと熟成させる
この上質のワインのコルクを抜くのは
蝶タイのソムリエではなく
あなた
そうあなたなのです
飲んで下さい
どうか飲み干して下さい
その味 
香り
まろやかさ
それがわたしの愛なのです



39 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:22:07 ID:f4PLyVF9
重低音で震わせて
しゃがれた声で貫いて
ヲッカであたしをチューニング
ダウンストローク
千切れそうなあたしに触れる
あなたの指が好き

40 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:23:00 ID:f4PLyVF9
[カドニウムレッド]

チューブから絞り出す油まみれの悲しみ
あなたを描くのに他の色はいらない
真っ黒な夜の真っ白な画布に
あなたの肖像を目隠しして描く
絵筆なんて使わずに素手で
愛しい輪郭をなぞる
滑らかな感触
これが
求め続けていたもの
泣きながら塗りつけるカドニウムレッド
血がこんな色ならば今すぐ垂れ流して死にたい


41 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:24:37 ID:f4PLyVF9
孤独なダイエットコーク
孤独なストリチヤナ
孤独なウッドベース
孤独なカドニウムレッド
孤独なロック
孤独な彼、彼女
孤独な世界
孤独な宇宙
孤独な彗星
孤独を見せつけて
愛されたいって願ってる
誰か抱きしめてあげなよ
落ちてゆく流星

(壁がないと愛して止まない孤独が無くなってしまう?)

42 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:25:39 ID:f4PLyVF9
[一夜眠らず]

一夜眠らず静寂に融け
東の空の白みゆくころ
やっと、やっとと思ひつつ
滅多にかけぬ眼鏡をつける
輝雲と輝雲そのまにまに
君居らぬかと対岸を臨む
透明なる愁ひの群列の
決まつたように歩くのを
鬱陶しく思ひながら
君居らぬかと霞掻き掻き分く


43 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:27:12 ID:f4PLyVF9
[FaIN]

姿形なんて
あって無いようなもの
ショートケーキ手掴みで食べる決まり
街中に生クリーム塗りたくる
ジャックインザボックスの中で
型崩れしたあなたがいい
なによりもファイン
アウトオブチューン
警官を撃ち殺したってゆう
フレーズを拡声器越しに
アバウトなデコレーション済みの
甘い空にリフレインする


そんな言葉遊びが好き
こんな一人遊びが好き



44 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:27:54 ID:f4PLyVF9
「eX」

例えばアーモンドヌガー
例えばチョコレートバー
例えばヴェルターズキャンディ
例えばピンクマシュマロモンスター
例えばストロベリージャム
例えばキャラメルマキアート
例えばハニーバカラバ
でも時々ニコラシカ
そんな歌をうたい尽くして死にたい
特に意味なんて無い
昨日、刹那主義だねって言われた


45 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:28:46 ID:f4PLyVF9
[200Xガールフレンド]

ルールとルール破りのルートだらけの世界
千切れて項垂れる螺旋形の有刺鉄線 バイバイ
女の子のリビドーのベクトルが間違ってるって話
本当は独り占めしたかっただけなのにね シャイ
がんじがらめで生き難いフリして魚のように夜に泳ぐ
マニキュアで一枚ずつ綺麗に塗った鱗で
極彩色の熱帯魚さながらすり抜けてくキュ−ト
リクエストするから聴かせてよシェイクスピア 
バカみたいな空騒ぎの恋の歌 それから
出逢ってすぐに捧げたってゆう彼女の歌
女の子のリビドーそのベクトルはブラックホール抜けるって話
千切れて項垂れる螺旋形の有刺鉄線 バイバイ
用意したルートで彼をエスコートして太陽みたいに燃えるって話


46 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:29:12 ID:f4PLyVF9
[cosmic makeup girl]

掻き鳴らしてよ止まらない衝動
6本の弦が全部千切れたって
掻き鳴らしてよ止まらない振動
真空のハートも震え出すくらい
どうせもう止まらない止まらない
ブレーキなんて初めから壊れてた
ゴーグルの外を流れ去る街はトーキョー
真正面にはただ宇宙だけが待ってる
突き抜けてよ流星みたいに
飽きさせないでよバカっぽく笑いたい
この夜のためのとっておきのメイク
アイシャドーは木星オレンジ
この夜のためのとっておきのメイク
リップには太陽フレア

47 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:29:58 ID:f4PLyVF9
[LOVEandDRUG→HEAVEN]

もう戻らないつもりのハイウェイ
キメたままで大型トラックヒッチハイク
女の子だから棘を持ってる
右のポケットにはいつも銀色ナイフ
東京まで突き抜けちゃってよ
とりあえず
不秩序と混沌の法律に守られた街
もう戻らないつもりのハイウェイ
オーバーな愛を摂取してトリップ
女の子だから毒を持ってる
胸の中にはいつもピンクの自傷願望
宇宙まで突き抜けちゃってよ
とりあえず
無限と静寂の音楽に包まれた世界
吸えないタバコを吹かしてみたり
でもそれとスピリタスそれから×××で
発泡スチロール製の天国にイケるって話
嘘だと思うなら試してみなよ
あたしはそんなナンセンスな嘘は吐かない

48 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:30:51 ID:f4PLyVF9
「けたたましく啼いている」

けたたましく啼いている
  (ご丁寧にも拡声器で・・・)
繕われた羽根を立派に広げて
あたしの劣性を
嘴で突く
見えぬまなこのゆくへ
金色の包み紙
煮詰めた砂糖とミルクの欠片
とろり
あんな具合に
融けてほしいの
そのご立派な羽根など
容易く
容易く
あたしは甘い
毒のように甘い
絡め取るなどわけないわ 
ご注意あれ 
食べ頃ターキー


49 :優しい名無しさん:2005/06/23(木) 02:31:35 ID:f4PLyVF9
[さよならピアノソナタ]

環を描いてる
誰かが落とした涙
下から見てる
底から見てる
誰も潜ってこない
息が続かないもの
寒いもの
悲しいもの



しまうもの

さよならピアノソナタ

あたしには無音という音楽がある

50 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:32:29 ID:f4PLyVF9
[何処にありても清くあれ]

細かいものだけ上層に積もるきまり
粉砂糖よりも繊細な
小さなお前達の清き死骸
雪のように・・・
ひどい怒号や荒らぐ呼吸
そういつた
密度を高く要するものは
みな勝手に
底へ沈み埋れ・・
消へ・・・
真に暗く何も見えはせず
けれども雪原のごと
清らかでなだらかであるのだから
わたしは安堵する
うつすらと目蓋の裏に
不変であろうかの像を映し
確かめ
今日のあたらしい脈の流れに
透明な息を吹き込む

(どこにありてもきよくあれ・・・)

51 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:33:52 ID:f4PLyVF9
[ウェザーニュース]

ラジオの音もっとあげてよ
この心音聴くために
生きてきたんじゃないもの
チョコレートケーキ
さすがにコーヒー
ブラックも今朝のニュースも
そんなに混沌じゃないわ
ヒメジオン綿毛になったの
三日前のことだけど教えたくて
触れたら空に
見上げたら逆光
かざす手
審判のレッドカード

今日の試合あたしの勝ちね

スピーカーから爆音
今日は晴れだってウェザーニュース


52 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:34:45 ID:f4PLyVF9
ねぇ
カニバリズムに街が染まって
デリカテッセンの厨房には
サーカスを首になった男の肉塊
あの腸詰めの中身が彼なの
彼の結末ってちょっと素敵だった
彼が飼っていた賢いチンパンジーは
電線伝って自由を識るのよ
得意だった玉乗りはもう忘れちゃって
でも少し
彼の愛だけ憶えてる
わたしは菜食主義だから
もうずっと地底暮らし
でも鼠さんあたしここの
陰気臭さって好きよ
真ん中のテーブルより左端の隅のテーブル
そんな選択しか出来ないこの思考も好きよ
ごめんなさい
ピーナッツは受注が多くって品切れで
今ヒマワリの種しかないんだけど
よかったらどうぞ
毎晩ご苦労様
こんなどんよりした夜には
仕事に精が出るわよね

そういえばさっき東13ルートの下水路で
あなたの12番目の息子さんにあいました…



53 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:35:13 ID:f4PLyVF9
[花弁の縁]

鋭い花弁の縁で
傷をつける 
(咲く前の予感
   花も蕾がいいですね
          …やはり…)
落ちて割れた花弁
拾い集めて抱え
血を流す
緑青のか細い腕が哀しいと
あなたはいつた


54 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:36:09 ID:f4PLyVF9
[布袋葵]

水瓶はもう
深く濁って
今は底が見えません
鯰も金魚も
みなどうしているでしょう
気になるのですが
わかりません
ひどく淋しくなったので
布袋葵を浮かべてみました
睡蓮は高いでしょう
ですから
ええ
花は咲かなくてもいいんです
咲いたら散るばかりでしょう
そうしたら
またぽっかりと
淋しくなるのだから

55 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:37:10 ID:f4PLyVF9

夾竹桃毒流して咲く花の見事に

56 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:38:09 ID:f4PLyVF9
[真夜中に糸で]

小さな紙片に午前0時の夢想
滑らかな2次元に展開させる其れは全て儚く
静かに吹きかける息に、はらはら
剥がれ落ちる
冒頭から、はらはら

以下 紙片に在った文字

細やかな砂礫と微生物たちの亡骸の上に
理の外より青白い光源
弱視の深海魚が始めて感ずる光は
水塊の底で静止したまま
スネルの法則も知らず真っ直ぐに清らか
けれども微 笑 む
       か の 如  く
 
          明  
      滅  
          
             す   
                 
                   る


剥がれ落ちた文字を解いて繰る
透明な糸に慈悲深い光沢
針の穴に通し
大きく裂けた傷を縫う

(あたしは真夜中にこうやってあたしの綻びを繕う・・・・)



57 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:39:57 ID:f4PLyVF9
[釣針]

緩やかな螺旋を描くように伸びる、大きな肉厚の葉。
波打つ濃緑の曲線、その縁を破る指は
狂気を昇華してもはや透明。

痩せて骨張った長い指に千切られて、
絹のように細い粘膜の糸を引く小切片は、墓場に群生する月下美人のもの。
露わにされた細胞はひとつひとつが生をモチーフとしたオブジェ。

日中、太陽に灼かれた浜辺の砂は、まだ熱すぎるくらいに熱いから
つま先立ちで不器用に歩く。
前をゆく彼は堂々と、一足ごとに今の全てを踏み込んでゆく。
魂を露出しながら。

熱帯の森が彩度を失ってゆくに乗じて
西の空一面が、淡くも光透かしたオペラに染まり始めてゆく。
すると、ふと思い出したように
ぽつりぽつり、5音音階の民謡を歌い編んでゆく。
遊色を帯びながら立ち上り気化する声は色とりどりだというのに
歌い手もう自らの終わりの色を知っている。
それは映画のエンドロールの背景よりも、ずっとずっと暗い。
最後まで歌ってしまったあとに、波と風の音だけが残った浜辺で
さっき千切った葉の切片を、静かに口に運びいれる
其れを咀嚼して飲み込む様を、ただ立ちつくして見ていた。

彼は心中相手として、わたしではなく月下美人の葉の切片を選んだ。

けれど彼は
かつてわたしのこころを釣り上げたあの釣針のことに最期まで触れなかった。
針を外さずに逝く、それが彼に出来た最大の我が儘。
釣針は今もわたしの中にある。
しくしくと主張を続ける切ない痛みを、ひとり、今日も愛でる。



58 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:41:17 ID:f4PLyVF9
「石榴歌」

きみに逢わんと手を伸ばす
ゆるりと波打つ葉をつまみ
千切れんばかりに枝下げて
開きはじめた赤い花
つま先立ちて手を伸ばす
腕の愁の傷あらわ
けれども憚ることもなく
艶めく緋色に涙ぐみ
つま先立ちてくちづけす
はやく実つて頂戴と
ちいさなきみに耳打ちす
ざくろ、ざくろは人の味
きみを喰わんと手を伸ばす


59 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:42:32 ID:f4PLyVF9
[黎明洗礼]

夜の明けきらなひ
けれども間もなく日の昇るとき
わたしは
長くなった髪を櫛で解き
きちんと襟を整へ
あたらしい心持ちで
あたらしくあなたに向かふ
其れは懺悔の如き祈り
悲哀と悔いの浸みた
けれども尊ひ祈りであります

 色々な鳥が啼ひている
 みんなで何かを言っている
 昨夜の雨に洗われた
 透明な空気を震わせ響かせ
 彼等はもうあんなに忙しそうです

わたしもまた
今日といふ一日を
走つたり、困つたり、笑つたりしながら
予定調和の中で
忙しく働きますが

そんななか
一体、幾度あなたを想ふかは
はかりしれません

 何処かで小鳥も啼ひている
 かの鳥もまた
 今日を善く生きるために
 祈つておるのでせふか

ああ
また今日も
あなたに今日の洗礼を受け
あたらしくわたしの一日が
始まろうとしております

60 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:43:11 ID:f4PLyVF9
[貴方へ]

このぬらりとせる沼から
去つてくださひ
この悲しひ吊り天幕のそとへ
行つてくださひ
そしてどうか振り向かずに
二度と戻らないでくださひ
それから清く陽光に洗われてくださひ
そうして蕾を開きおおきく咲いてくださひ
わたしの沼は幸福を
飽和に至らしめることはないのですから
このぬらりとせる沼から
去ってくださひ
そしてどうかおおきく咲いてくださひ
かたひ蕾のやふなひと

61 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:43:51 ID:f4PLyVF9
『レキソタンテーマソング』

社会生ー活ー♪ 不適合者ー♪ 精神面に問題アリマス
親の金でソレナリに行くよ(行けるトコまで)日本経済キニシナーイ
セリフ「働いたら、負けだと思う(24)」ソレトハ違うよ?精神疾患
年金未納アタリマエー それって消費税込み表示?
どっちかというとインドア派  数年間は屋内ライフ
日陰でも育つ、紫蘇、ネギ、ドクダミ
あんなふうにしたたかな強さ欲しいな
狂人達の晩餐会
前菜にアナフラニールアンチョビ添え
レキソターンのソテー召しませ 
ハルシオーンで脳味噌蜂の巣 記憶障害にいちぢく添える
彼ってちょっと危険よね
触れたらやけどじゃすまねえぜ、とゆうか兎に角何かが感染る
勇気を出して外界へ 溝にはまって鬱になる
鬱だよ助けてレキソタ〜ン!!
「○○太君のことだからこうなるンじゃないかと思ってたけど・・やれやれ」(声:大山のぶよ)
社会生ー活ー♪ 不適合者ー♪ 精神面に問題アリマス
だからいつも奴を呼ぶ
レキソターンレキソタン僕らの見方さレキソターン
今日も精神和らげる
脳の平和を守るため
行け!レキソタンそしてパキシル援護部隊!!!

もう途中でよくわからなくなったよごめん。
でも書いたよ。レキ素タンの歌。でも援護部隊のパキシルの方が強い。頑張れレキソタン

62 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:45:13 ID:f4PLyVF9
[黒き蝶々]

憂鬱なる蛍光灯のはかなくある明滅に
くされた絶望たるものがちらりちらりとこちらを窺ふのが
いちいちと照らされるので
割れた真珠貝の縁でつくった掌の痛覚を投げ与へた

貝の波打つ口に垂れる手はかなしく
浜辺に打ち上げられしか細き流木のやふ

壊死せる末端から
皮膚を破り現れる黒き羽根もつ蝶々が
羽根を広げはたはたとさびしく空へ舞つてゆく

昇華熱を発つしつつ
細胞のきたきらと死にゆくそのたびに 
蝶々、蝶々、黒き蝶々

痩せた頬に、睫毛に、目蓋に、髪に、
降るる鱗粉をはらうこともせず
また瞬きもせず

其の生命の美しくほどかれてゆくさまを
網膜の焼け尽きるほどに見つめ
残つた一匹の蝶が貝の底から飛び立つのを静かに見送り

そのあとはもう
貝の中に残つたあなたの白骨を拾い集め
わたくしの固い愛で粉末になるまで砕いて飲んだ次第です




63 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:46:23 ID:f4PLyVF9
[日の名残]

薄明のマンション
東の窓から差し入る夕日が
長い廊下を突き抜けて
二人を染めあげ如何せん

野球中継騒がしく
冷を求める戸より零れ
打ち上げられたり捕られたり
恍惚たる精神の水面を流れ

エナメルのひかり孕む雲を
見つめていたいが日は暮れる
靴と神経を磨り減らした男が
目を伏せて横切る

夕焼け小焼けで日が暮れて
足の重石の錠外す
夜にぽっかりわたしを浮かべ
日の名残を肴に味わう君


64 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:47:33 ID:f4PLyVF9
「真実」

大体にして全員が花だと思っているものは花なんかじゃない
真実はグロテスクなのかもしれない
でも
それが本当って
仰々しい百科事典をつま先で捲る
粉砂糖に包まれたアーモンド
これみたいに世界を包むものが
キャラメルであるように

を包むものが女の肌やアルコールの酔いであるように

見比べるためにそれを千切ったら
花粉があたしの上に降った
受粉したあたしは今からより良い例を孕むかもしれない

65 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:48:39 ID:f4PLyVF9
「船上楽団」

ボイラー音と蒸気タービン
海面を裂いてゆく音と
乗客の賑やかな笑い声
または
忙しい船医の溜息
あらゆる全ての楽器の重奏
それは精神の臨界にしばしば触れる
走るミュールの踵がうるさくも
金属製の大き過ぎる楽器を打つ
乱れる呼吸 
あたしもまた
この限られた空間で一個の楽器
大西洋を渡りきるまで
昼も夜もおかまいなしに
終わることを知らない演奏


66 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:49:46 ID:f4PLyVF9
「哀しいモチーフ」

赤スミノフの空き瓶に針金を巻き付けて
言う
ほら鳥
別に飛びたい訳じゃないので
オブジェのひとつにでもして
青スミノフにも同じく針金で
愛をもって

けどやっぱり部屋を占領せんばかりのモチーフ群の一部にする
絵になることを夢見てるなら諦めて欲しい
右腕はもう3,4年不在だし
画家の誇りは微塵もない
わたしはそれをわざわざ探すほど健気じゃないし
大体絵筆は油絵の具がこびり付いていてもう使い物にならない
描かれることのないモチーフの群れは
なんの意義を得ることも出来ずに彷徨う
わたしはその不安と焦燥を懐かしみ楽しんでいる
炭酸飲料をあおる


67 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:50:32 ID:f4PLyVF9
「穏やかな午後」

果物ナイフで君をスライスする
落ち着かないくらい穏やかな午後だったから
捲ってみれば
教えてくれなかった推理小説の結末や
簡単なイカサマの手口
罪を犯す価値もないモノばかり
うすっぺら
林檎の皮を剥くように頭を捲っていくと
吐き気するほどの数字と数式の群れ
見なかったことにして
お湯を沸かしてコーヒーを入れる
君はミルクと砂糖二杯
熱いそれをゆっくりと飲む
捲れたままの脳天が背中のあたりでぶらぶらする

68 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:51:34 ID:f4PLyVF9
[Mexican lazy days]

乾いた色ばかり 
知的障害者が水彩絵の具で色塗った町
街路樹には変な実がなってる
毒でもありそうって笑う
すぐにぬるくなってしまうコーラ
あと情熱
しょうがないからタバスコを倍入れたチリで
燃えているフリをする
サンダルのヒールが折れたのは
罰かも
老人と男はすぐに騙せる
ああ
熱すぎるアスファルトを歩けないでいる
あたしの影が長くなる

この町にしかない切手を買おうと思った


69 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:52:14 ID:f4PLyVF9
[蜜の滲みて甘くある]

春を名残りて憂いの夜半に
静かに雨粒降りてくる
萎れし躑躅のこぼす涙か
蜜の滲みて甘くある
慎み深き雨降りおりて
仄光る愛し哀しき幽霊の唇ごしに
頬、目蓋、髪それから唇に
柔らかなる口づけのやう
仄光る愛し哀しき幽霊の唇ごしに
幾度幾度も冷たき接吻
蜜の滲みて甘くある
涙の滲みてつと垂るる


70 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:52:47 ID:f4PLyVF9
「病んだなだらか」

薄ら白き天蓋の縁は
六甲の山の端
麻痺せる手が握りたペンで
線引いたやうな病んだなだらか
山々の木も暈けてゐる
曇り雲の色混じりて
透度の落ちた朝の終わりに
ぱきりぱきりと一錠づつの
常人装う為の処方飲み干す




71 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:53:14 ID:f4PLyVF9

[水]

赤茶に濁れた繊弱の水
その温きを浴び頭から浴び
鼻先を伝って落ちんとする
尊きを有り難く飲み干す
捻れど捻れど尊きは
力無く垂れ落つばかり
終いにはどうやら壊れた蛇口を
空しくも捻り続ける乾いた裸体



72 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:55:18 ID:f4PLyVF9
[また悲しみて]

皆の背を見つめてこの一点に留まって居る
実にわかりやすい、しみじみと孤独の浸みる
何らかの液体の成した小さな泉に映る逆さま
せめて己だけでも愛そうと水面の我に接吻をする
ありきたりだが泉は涙の溜まったものだと味で判る、、、
解りきっていたことだが実に孤独な魂の
また悲しみて泉に垂らす

73 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:56:13 ID:f4PLyVF9
球ならば真珠一途なるこそ女なれ
こころから血の出るような恋をせよとは教へまさねどわが父よ
イモリが尾をふる血のしみるほどふる
過梨や玉虫が頭の中に喰い入ったわ
病気になつた気が狂れた一途なココリコが火になった
鴉の頭が火になつた思ひきられぬきりやきりきり
散るか散るまいかままよ真紅に咲いてのきよ
・・・・・

白秋です。好きなので。少し単語を変えただけです。白秋です。

74 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:56:41 ID:f4PLyVF9
[やわらかい蟹]

甲殻の中に真に黒い宇宙があり
ちかりと星が生まれては
するりと上方とも下方ともわからぬ方へ滑ったりしている
やわらかい蟹のなかで瘡蓋のある膝を抱え
微かに聞こえる楽の音に恍惚のままゆらり揺れ
目蓋を閉じても揺れ続け
舌で転がす真珠は甘い
こぽりというたび音曲も揺れぷかりというたび星の生まれる
やわらかい蟹をつまみあげ掌に
4次幻想を編み上げてゆく麦わら帽


75 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:57:36 ID:f4PLyVF9
[白ワイントロピカルソース]

安物の豚ヒレ肉と一緒に
腕の肉片を細胞を脂肪を調理する
白ワイントロピカルソース
大きな蓮の葉に小さく盛りつける
庭の香草と大きすぎない蓮の花添えて
ナイフとフォークより箸を選んだ詩人が
渇いた喉に麦芽酒を注ぎ込みながら
遠慮無くわたしを食べる
30分待って脳内レコードに針を落とす
ほろ酔い詩人の手を取って
1,2,3,踊り出す 2,3,4,自由律
急速培養する異常細胞が常識の軸を侵してゆく
3,4,5 裸足で テラスで 晴天の下で
4,5,6 言葉で ペンで 手と手を取って
風に捲れた頁でも1,2,3 小さく狂える

76 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:58:11 ID:f4PLyVF9
[さびしい躰]

わたしが肌を許すのはあなた
(それから惨めで駄目な、兄のようなひとです)
あなた、もう触れることなど無いけれど
あなた、触れたこともないけれど
こころ見事に捧げきったでしょう
わたし、もう空っぽですもの
私の前を一匹の大きな蛾が
重たそうな羽根を一生懸命にはたはたと飛び
仄光る鱗粉で道をしめしてくれている
裸足の向かう先に柔らかなシーツの安息があり
眠りの先には虚しい夢への道がまた続く
疲弊した魂、それからさびしい躰を横たえて
はたはたはたと羽ばたくのを聞きながら目蓋を落とす

わたしの肌が本当に情欲というものを帯びたことがあったでしょうか
この肌が燃え爛れるような情熱はもはや何処にもありはしないのでしょう
今までもなかったのとおなじようにありはしないのでしょう

…ああ、ただあなたによってこころだけグスグスと燃え爛れた

蛾が飛ぶ様子はとても哀しい
わたしの眼はもはや全てがさびしく映る



77 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:58:34 ID:f4PLyVF9
[子宮の中で]

大きく開く黄色い花に夕凪前に女がひとり
子宮は愁いを孕んでいる
(腹裂いて生姜醤油で食べると美味らしい)
背の高い茎は大きくしなり竿のよう
女のさびしい懇願に
青明の葉が哀しくふるえている
「釣り上げてください
 針落としてください
 餌など手間かけませぬから
 針落としてください」
凪が訪れ風は止み花は哀しく頭を垂れる
弓なりの月が照らしていた
件の花に伸びる手は青白くちいさく透明である
女はちいさな手からそれを受け取り
それから愛でるように花を食み
花粉もまとめて咀嚼した
針は掛かっていなかった餌だけが落とされた
子宮の愁いは月光を浴びまたひとまわり大きくなる
待ちきれないと産声を上げて悲哀はついには胎動を始める
(腹裂いて生姜醤油もいいが辛子酢みそも合うらしい)


78 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 02:59:51 ID:f4PLyVF9
[生き餌の在る…]

光り花咲き乱れるに
忌々しきかな己が影
生き餌のかかった釣針が
ゆやんゆよんとゆれてゐる
死者に問う
ああ
死者に問う
わたくしは釣り揚げらるる
頃合いでせうか
やつとそちらにゆけますでせうか
結い上げた髪が黒光る
涙ためた水瓶に一尾でおります
今また
はた、と
一粒流れゆ
流れゆいて蓮華に落つる
たれが食べてくれるでせう
こんなに腐れたわたくしを

うち棄てられて乾きたや
雨に流され帰りたや

79 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:00:18 ID:f4PLyVF9
[絡め取る指先]
 
地下道の蛍光灯
その端に透けて美しき哉白き蜘蛛の巣
ちつぽけな歪んだ哲学
それから醜ひ性がかかっている
けれども
蜘蛛は手をつけない
空腹をじっと堪え凌ぐ
どうやら蜘蛛は人間どもより
ずいぶんと賢いやうであります
ええ
不味いにきまっています
いっしょうけんめいに編まれたであろう
美しい形状ささやかな罠

わたしは指で絡め取る
気まぐれに
戯れに
神がわたしにそうあるやうに
罪など微塵も感せられぬ
そういう修羅におりますゆえ

80 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:01:15 ID:f4PLyVF9
[生ける弾丸]

疱瘡のように
首根に撃ち込む
情欲の種子
生ける弾丸
ルガーがピンクの硝煙をくゆらせている間
蒸気が性欲を飽和至らしめる
磨り硝子にいくつもの粒
垂れ落ちてゆく幾人もの淫らなわたし
裸で水を充たした湯舟に泳ぐ
大きな蓮の花びらを食む
鮮やかな艶やかな
ああ
花は卑猥


81 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:02:25 ID:f4PLyVF9
[エンドロールカクテル]

枯れた配水管はあなたの長すぎる絶望
光見えない長過ぎる管は
宇宙突き抜けてアルコールにささるマドラー
自閉症の惑星達を優しく掻き混ぜる優しく
あふれ出るあぶくは立ち上る冷たい涙
あの時聴こえたトランペットに
暗闇はジャジーに震える震える
アレはほんとは最後のラッパで
世界はとっくに終わってるのね
オレンジ代わりにスライスした
孤独な太陽で飾る果てしなくあっけない終局
あなたとっくにイッてるし
あたしはひとり花弁をいじる
2匹の心音が響く響く
エンドロールに永久和音の成立



82 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:04:15 ID:f4PLyVF9
[NOコンドームでオーケー、あたしは詩人じゃないけど詩人を孕んで産みたいのよ]

ハロー
今夜もヤリたいって下半身が主張するんでしょ?
ヤレ
ヤリまくるのよ
違う!
腰の骨が組み違っちゃうくらいによ!!!!
オーケー。あなた方その冷笑!!!ソレが正常ってサイン
そこのホワイトカラー、シマシマキャンディみたいなネクタイ!!!
労働は自由への扉だと思ってる?チガウのよ
そんな却下された書類の裏でいつまでオナニー続けるつもり?
ハイ!そこの2ちゃんねらー!そうboringボーイ&ガール、あなたよ
そんなスーパーのチラシの裏でいつまでオナニー続けるつもり?
ブチ撒けなさいよ!!!!
その馬鹿みたいって笑われそうな理想掲げて
その汚れてるって後ろ指差されるような妄想晒して
恥を知れ?そう恥を知るのよ!そして知を以てオーガズムに昇ってくのよ!!
公然猥褻!!でもあたしたちは性犯罪者じゃないの!!!生犯罪者なのよ!!
犯せ!!生への罪を犯せ!!
そうしてあなたの今日が終わるころに深く悔いて泣きなさい!!!
あなたの神はあなたの罪を全てを許すし洗い流す!!!
あたし保証してサインさしあげる
犯せ!!犯せ!!詩を以て読む者聴くもの観衆全てをレイプすればいい!!
ヤレ
ヤリまくるのよ
違う!!
脳内細胞が組違っちゃうくらいによ!!!!
許す、許すわ
この乳房に極太油性マジックで詩を書き殴ることを許すわ!!!
生の意志を持つ男たち生の知性を孕み産む女たち
殴れ!殴れ!!そのビターチョコレート列べたみたいなキィを叩き殴り続けなさい!
メープルシロップの蓋が開かない
あたしは今それだけでのたうち回ってるのよ!!!!!!!!
再結晶化してゆっくり閉ざしたその精神をジャックナイフで貫き破る!!!!
そうしてその極上のシロップ、ここに、さあ!ブチ撒けなさい!!!!!!!!!



83 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:04:50 ID:f4PLyVF9

ローリングスターひび割れた道を
転がり続けて磨かれなさい
シューティングスター真っ暗闇を
燃え堕ち続けて磨かれなさい

一人で光る球体になれ

84 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:07:50 ID:f4PLyVF9
    _
   /〜ヽ    異常って診断された同種である誰かの詩が歌が欲しいよ
  (。;-;)  詩板は正常なひとばかりだから、だからここに来てみたの。
   ゚し-J゚    だめだったかなぁ。。誰かお話しして。。。


85 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:20:52 ID:f4PLyVF9
[蝙蝠傘の踊り子]

静まりかえった街にて踊る
黒い蝙蝠傘さして
真夜中空には夏の星
けれども蝙蝠傘さして
眠りに沈む街にて踊る

今だけなら気の触れた
わたしも街をゆけるでしょう
黒い夜空に蝙蝠傘
裸足で冷えたアスファルトに踊る

86 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:21:54 ID:f4PLyVF9

心といふ遠きに落つる稲光いわんや痺るる恋の指先



87 :0(・-・*) ◆8L3VD00bEM :2005/06/23(木) 03:23:12 ID:f4PLyVF9

我が恋の毒にせるかや沈丁花

88 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:24:51 ID:f4PLyVF9
(*・-・)だうやら此処でも馴染めないみたい。
(;_;)詩の好きなメンヘラ様はいらっしゃいませんか?

89 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:29:39 ID:f4PLyVF9
(*・-・)詩を書くといやされるよ、体の中のヘドロみたいな感情が
言葉になって吐き出されるの。ほんとだよ。一緒に詠ってほしいれす。

90 : ◆WbV8JKjFUQ :2005/06/23(木) 03:38:08 ID:vEMI14yo
シーザーサラダの歌

サラダの中の凄い奴 その名は・・・ シーザー〜
普通のサラダと違うんだ そこらのサラダとは大っちが〜い
違の秘密は・・・ ルルル 企業〜秘密
シーザーサラダの名前の由来は〜
もちろん 最初にシーザーサラダを発見した
ジョン・B・シーザー三世から取ったのさ〜
ジャングルの奥で発見されたよ〜
そんな僕らのシーザーサラダ〜 ルルル
だけど僕には 普通のサラダとの違いが分からないのさ〜〜

91 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 03:42:48 ID:f4PLyVF9
>>90はじめまして、◆WbV8JKjFUQ様。
シーザーサラダの歌、ありがとう御座います!!
シーザーサラダはカリカリのベーコンのトッピングが他のサラダより
高ポイントですよぉ
なんだか食べたくなってきました。あはぁ

92 : ◆WbV8JKjFUQ :2005/06/23(木) 04:26:51 ID:vEMI14yo
>>1さん ドウモ
こんなに詩があるなんて凄いですね
チョクチョク覗かせてもらいます。
そしてご機嫌な詩でも置いていきます


93 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 05:37:39 ID:f4PLyVF9
[木槿と電柱]

薄ら暗い早朝に
剪定鋏ではなく鋭い小刀で
もはや憂いの部位と化せる木槿を
すらりと切り取る
薄紫の花弁のその繊維その養脈
青白きこの血脈と何の違いがあったろう
空には心象察しているかのやうに
今日も重たき雲垂れ込める
それに向かってすらりと佇む
電柱の哀れまた健気

94 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 06:31:48 ID:f4PLyVF9
[玩具のピアノ]

モノクロの悲哀を壁に貼りまくる
ヒンデンブルグの燃えながら落ちてゆく様も
しっかりと画鋲で留める
東の窓に面して展開させた今日までの心象の切り抜きが
昇る太陽の光を浴びて気化してゆく
紫煙のようでもある色を帯びた気体と
6畳間の惰性が反応しあい誘発する狂気の色は
今つけている下着の色、紐で結ぶ軽薄なピンクで
それだけの姿でしゃがみ込んでいるあたしは
玩具のピアノの音色をこの空間に放ち泳がせる
なにもなくなった白い壁に画鋲だけが幾つか残り
玩具のピアノを弾く指先にそれを刺してまた演奏を続ける
痛みだけがあればいい
音楽と
痛みだけがあればいい



95 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 06:38:55 ID:f4PLyVF9
>>92わぁ。嬉しいです。マァこんなにあるのは今まで書いてきたのを
張っただけだからなので、これからはゆくーりペースで出来れば
詩でこころをいやしたいと思っている方と一緒にスレを展開したいなぁ〜って
思ってます^^
恋愛詩でも鬱っぽい気持ちの詩でも何でもお待ちしてますですー☆

96 : ◆WbV8JKjFUQ :2005/06/23(木) 06:44:41 ID:vEMI14yo
>>1さん
のんびりと頑張って下さい
ワシの詩はシュールです
色々な得意分野の人が集まったら楽しそうですね
でわでわ 寝ます また〜

10円の歌

10円 10円落ちてないかな〜
10円 10円どこかにないかな〜
10円ひとつじゃ寂しいけれど〜
10円あつまりゃ楽しみふえる〜
例えば奥さん アレダヨ アレ
手元に110円しかないときに 10円あったら販売機でジュースが買えるのさ〜
スーパーで安く買え? 10円より110円?
ちゃう ちゃう ちゃうのさ ちゃうよ
10円がいたから ジュースを飲みたくなって 目の前の販売機で買えたのさ〜
10円 10円どこにいる〜
10円 10円 お前はたいしたやつだぞ〜

97 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 07:57:30 ID:f4PLyVF9
[メタリック・マーケット]

流線型メタリック突き抜けていきそうな音
マーケット走り抜ける銀色のカートに放り込む
ピーナッツバター ランプフィッシュキャビア 
ブルーチーズ 香ばしいバゲット 
ダイエットコーク ストリチナヤ ラブ&ピース &etc
くしゃくしゃのクーポン
ジーンズのポケットに20ドル紙幣とレシート
もうずっと迷子で泣き続ける女はレジに並んで
商品の精算をして
過去の男関係と罪とはみ出したモラルもついでに清算する
流線型メタリックつきぬけていきそうな音
エントランス滑り込む銀色のロケットに乗り込む
今日からまた新しく愚かさを重ねてく
ピーナッツバター ランプフィッシュキャビア 
ブルーチーズ 香ばしいバゲット 
ダイエットコーク ストリチナヤ ラブ&ピース &more


98 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 11:31:55 ID:f4PLyVF9
    _
   /〜ヽ    
  (。;-;)  あげまぁす。詩を書くメンヘラさんきてきて。
   ゚し-J゚   

99 :0(・-・*) ◆8L3VD00bEM :2005/06/23(木) 11:43:36 ID:f4PLyVF9
>>96いいですね!こういう詩って読み甲斐があります。
  そう、10えんがいたから、その運命感じる10円いいですぅ^^
  ちゃうちゃうちゅうのよって関西弁も良き哉良き哉ですー☆

100 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 12:42:03 ID:f4PLyVF9
    _
   /〜ヽ     ねぇ、毎日つらいよね。苦しいよね。
  (。・-・)  でも抱え込まなくて良いんだよ。吐き出したらいいんだよ。
   ゚し-J゚    吐き出した弱さと涙をパズルみたいにならべてってみて。
         そうしてできあがったものが詩っていうものなんだよ。
         さあ、歌って・・・

101 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 14:18:40 ID:f4PLyVF9
[木槿の虫]

今朝の早くに剪定した
木槿の濃緑の葉は
芋虫の大いに食んだあと
あなたは如何なる成長を遂げたかしら
もう此処にはもどらないかしら
蛹になってもはや羽ばたいたかしら
美しい蝶になったかしら
それともかわいらしい蛾になったのかしら
木槿 木槿 木槿の虫や
濁りた今日の空は如何か



102 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 14:28:03 ID:f4PLyVF9
「木槿の蕾」

一輪咲いては季節の過ぎゆ
残りの蕾は如何せん
木槿に付きたる多くの蕾の
報われぬこといと哀れ
一輪咲いては季節の過ぎゆ
閉ざした蕾はまことに堅く
咲くより早く世を棄てて
朽ちゆくをただ待つのみか
報われぬこといと哀れ
世を棄てたる蕾いと哀れ



103 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 15:17:42 ID:f4PLyVF9
[クラクションベイベ]

腐化の進行を留めるためにあらゆる術
遮光性に守られた深海魚の網膜
防湿効果に守られた悪い思考
dcadenceの思想保存の為に
厳密な管理のもとで製造された
無可塑硬質塩化ビニル単層シート
ぱきりぱきりと開け放つ
白昼に堕落した白い錠剤
ストリチナヤで飲み込んで
重低音としゃがれたボーカルに嬲られる背


104 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 16:54:31 ID:f4PLyVF9
[C17H19NO3]

痛いって噎び泣くあたしの
髪をそっと撫でておやすみというモルヒネ
256℃で溶けあって
無痛の快楽の中で眠りたいのよ
日が暮れた薄暗い部屋の中漂うのは
その長い指で燻らすシガレットの煙
スピリッツ375ml
端数は報われない祈りの数という話
C17H19NO3
そんな無機な名前に安堵する
髪をそっと撫でておやすみというモルヒネ
254℃に達しない日常から
浚ってあげるからもっと打込んで



105 :晴昭 ◆3Rm6rVG.eA :2005/06/23(木) 17:46:59 ID:/9UkaQqd
初カキコ(・ω・)
なんなとなくカキコ(・ω・)

--------------------

日曜日 朝の九時
僕はやっと目を覚ました
窓を開け 空を見た
…曇ってる
僕の心も この空も

いつになったら晴れるのカナ


106 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 18:08:28 ID:f4PLyVF9
>>105
素敵に素直な詩でありますね。
詩というものはこの一段目の階段からはじまるものなのです
書き込みありがとうございます。

晴れやかな空、せめて今夜のあなたの夢だけにでも広がりますように☆

107 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 18:09:20 ID:f4PLyVF9
[ヌガー]

ハニーハニー&シュガー
ミルクミルクミルク&バター
ビスケット砕いて
アーモンド散らすのよ
甘い言葉そこにもここにも
あなたの耳元にも跳ね返ったミルクホイップ
その耳ごと食べる
銀色のピアス
髑髏のレリーフ
死神ごと美味しく食べる
ハニーハニー&シュガー
ミルクミルクミルク&バター
午後のおやつを焼いてる途中
オーブンの熱に火照るみたい
小鍋の底で煮立つ愛
焦げるより早く満たされたい
ハニーハニー&シュガー
ミルクミルクミルク&バター

108 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 18:25:19 ID:f4PLyVF9
    _
   /〜ヽ    
  (。;-;)  なんとなく詩をかきこ、その有り難さ胸にしみます。
   ゚し-J゚   


109 : ◆WbV8JKjFUQ :2005/06/23(木) 18:43:55 ID:yI/zTquv
「いち」

この世に人が何人いるかは知らない
10億? いや30億? もしや兆?
まぁいい まぁいい 知ったこっちゃ無い

この世に人がどれだけ存在しようが
この世の人がどれだけ悲しもうが
この世の人が私にどれだ冷たかろうが
興味は無い 私は何も感じない
私が興味あるのは たった一人アナタの笑顔
私が興味あるのは たった一人アナタの感情
私が興味あるのは たった一人アナタの声

この世が暗闇に満ち溢れていたとしても
アナタという光があるかぎり私は生きている幸せを感じる
この世の全てが嘘と暴力に満ち溢れていたとしても
私はアナタを想うだけで 強くなれる
アナタを想える事 それが私の世界

110 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 19:34:54 ID:f4PLyVF9
    _
   /〜ヽ     ねぇ、毎日つらいよね。苦しいよね。
  (。・-・)  でも抱え込まなくて良いんだよ。吐き出したらいいんだよ。
   ゚し-J゚    吐き出した弱さと涙をパズルみたいにならべてってみて。
         そうしてできあがったものが詩っていうものなんだよ。
         さあ、歌って・・・



111 : ◆WbV8JKjFUQ :2005/06/24(金) 03:42:38 ID:HSveZzho
私、2階に何しにきたんだっけ  そうだ、「君に会いにきたんだ」

112 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/24(金) 08:28:27 ID:9HqvMGTl

>>111 sugokuiidesu!!!そう、それも詩ですよね!!素敵☆


113 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/24(金) 08:30:35 ID:9HqvMGTl
>>109 わたしたちは「一人という単位」にすぎないから
    対象も「1」で充分すぎるほどじゅうぶんなんですよね^^

114 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/24(金) 09:19:33 ID:9HqvMGTl
[気狂いの鱗拾える]

正午の中に静まりかへり
ぺたりと冷たき床にしゃがむ
散在する鮮やかなる鱗いく枚も
気狂いたる夜更けに
撥ね散つた飛び散つた
アルコールにじわり火照つたままの
をんなの躰のみじめであること無様であること
乱れた髪を手櫛で整へ黒き貞節で固く束ね
一枚また一枚と拾い集める
この哀れで悲しくある背に
青白く透けた手を掛ける愛しきの
見えぬ涙の零れるたびに
明滅する
儚く


115 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/24(金) 09:50:30 ID:9HqvMGTl
[熱き嘆き]

しめやかになぞと喪鳥の啼く
おぼろおぼろの悲しき夜の月
砕いてざらりと飲み下し
アルコホォルで飲み下し
痙攣する恋ごころ
そのふるへ
ぬらりと厚き悲哀の膜を
破り嘆きて啼き濡れる
喪鳥とともに啼き濡れる
その声の喉を灼ききるほどの
熱ききみには伝わらぬかな
如何にせよとも伝わらぬかな
黒き土に深くに埋められし
冷たききみには伝わらぬかな



116 :0(・-・*) ◆kTbUDdAxZI :2005/06/24(金) 12:22:53 ID:9HqvMGTl
詩はこころが癒されるよ?

117 : ◆WbV8JKjFUQ :2005/06/24(金) 15:04:44 ID:uF2KtZ0+
実際の距離がどんなに離れていたって 僕らはここで繋がっている

118 : ◆WbV8JKjFUQ :2005/06/24(金) 15:09:50 ID:uF2KtZ0+
「もしもの話」

もしも 声が出なかったら
もしも 目が見えなかったら
もしも 耳が聞こえなかったら

僕は どうやってキミを感じるればいいの?

そうだ ギュッと抱きしめればいいんだ

119 :優しい名無しさん:2005/07/03(日) 15:20:21 ID:F8oZtKw9
アゲ

120 :優しい名無しさん:2005/07/03(日) 16:05:19 ID:si/pV+cI
自分歌います(^。^)ゞ
聴いてぱぃ
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