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『村上春樹風』 今日の愚痴

1 :やみくろ:04/08/23 21:47 ID:lvulI4Cd
「やれやれ」と私は言った。

2 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 21:48 ID:evlPPl8U
「おれおれ」と男は言った。

3 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 21:52 ID:bIuWhgPt
「そうろう」と女は言った。

4 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 21:53 ID:2mLU3qKe
セックスセックス

5 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 21:58 ID:Idg127hW
2004年の夏、僕はまた、つまらない一日を過ごした。
カリフォニアガールズを聞きながら、
ビールを喉に流し込んで、また自己嫌悪に陥る。
そういえば、最近、鼠と会っていない。
マスターの店に行こうか。
やれやれ・・・

6 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 22:00 ID:evlPPl8U
やれやれだぜ

7 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 23:14 ID:xR5RP+w7
今日はなにもかもがいつもの調子を見失ったみたいだった。
隣の席の上司の髪はいつもよりずっと心細く見えたし、
間違い電話がじゃんじゃんかかってきた。
おまけにせっかく作ったファイルが深い深い井戸に落っこちた
子猫みたいに行方不明になってしまった。
やれやれ。僕はためいきを一つつくと、
かりっとしたドーナツを食べてコーヒーを飲んだ。
ドーナツだけはいつも通りの味だった。

8 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 00:44 ID:5giOFuWD
こんな夜中になんだってこんなスレなんか読んでるんだろう。
やれやれ。

9 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 00:59 ID:h4jpxYnG
また村上春樹のまねか。
僕は今の方が好きだよと世界を単純化した。

10 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 01:03 ID:fPmbNJXg

こやつめ、ハハハ!

11 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 08:52 ID:vORUS8Jn
朝になり朝刊が配られ、満員電車が行き交う。
繰り返す毎日、繰り返す日常。
僕は、この32年間で何を得たのだろうか?
失った多くの物は、今なお失い続けている。
やれやれ、と僕はつぶやいた。
しかし、それは僕の声ではないように思えた。
僕は、ダークグレイのスーツの内ポケットに
「辞表」と書かれた封筒をしまった。
僕は何処に向かおうとしているのか?
何処に向かうべきなのか?
しかし、僕が何処に向かおうが、
明日の朝になれば朝刊は配られ、満員電車は行き交う。
とにかく僕は、何処かに向かって歩き出さなくてはならないのだ。

12 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 09:10 ID:FQ08RRwS
俺の人生毎日雪かき

13 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 10:49 ID:zLMmUbjM
読み進めていくうちに、僕は前にもこのようなスレがあったことを思い出した。
当時の僕はひどく疲れていて、10まで読んでやめてしまったのだ。
そして今の僕は12まで読んでやめてしまうほどに疲れている。
どこかでかっこう、と鳥が鳴いた。

14 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 11:21 ID:JxRtyXb5
今時、村上春樹?はっ・・てゆうスタンス

15 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 14:49 ID:Cld/tc29
どう上手く生きたって生きている限りは必ずそこに歪みが起こる。
─好むにせよ好まざるにせよ─、それが現実なのだ。
「やれやれ。」と僕は思った。
こんな歪んだタフでハードな世界で生き続けるのも、結構疲れるのだ。
ビールを喉の奥へ流し込むと、僕はふと明日からの生活を思い浮かべた。

「やれやれ。」と、今度は口に出して言ってみた。
「かっこう。」と誰かが言った。

16 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 19:15 ID:HbXQ9gRh
「ぼ、ぼ、ぼくは2chに書き込みしてる奴は、さ、さ、最低だと思うんだな」
「でも、ああいう場でしか自分を表現できない人たちも世の中にはたくさん
いるんだよ。たとえば、君とはまったく正反対の性質の人間が、ね」
 僕の言葉に彼は深く傷ついたようだった。僕は少し言い過ぎたことを反省し、
彼に謝罪の言葉をかけたが、彼はそれをいっさい受け付けようとはしなかった。
「ぼ、ぼ、ぼくは君のようには割り切った考え方はできないんだな。な、な、
なぜなら世の中にはぜ、ぜ、善悪のふたつしかなくて、2chはど、ど、どう考え
ても悪に分類されてしまうんだな」
「でも、善悪とは相対的な価値観の問題じゃないかな。つまり、君が善だと思う
ことを悪と考える人間もいるし、その逆もある。つまり、世の中には絶対なんて
あり得ないってことさ」
 彼はまた不機嫌になってしまった。そして、今度はひとことも口をきかなくな
ってしまった。
「やれやれ」
 僕は説得をあきらめ、ベッドの枕もとに置いておいた『純粋理性批判』を読み
はじめた。

17 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 22:51 ID:XD1TKUqV
「私はもう二年2ちゃんをしているけれど、自治スレ住人くらいあつかましい人ってそんな
にはいないわよ」と彼女は言った。
「名無しを変えてまで自治スレに参加しろなんていう人はね。それもこんなスレにまでよ。
自分でもあつかましいと思わない?」
「実にそう思うよ。でも今はどうしようもないんだ。八方ふさがりでね。とにかく君の好意に
すがるしかないんだ」
「やれやれ」と彼女は言った。
「自治スレに行くURLを教えていただけるかしら?」
僕は喜んでURLを教えた。

生活板自治スレ Part 3
http://life5.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1093284719/

18 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 23:10 ID:4NKxsjZm
やれやれ。
ありきたりの一日を終え、やっと家に辿りついた。
僕は大きめのロックグラスに氷をたっぷり入れ、
メイカーズマークを注いだ。
それを空腹の胃に流し込み、ベッドに横になった。
そして僕は、深い眠りの世界へと引き込まれていった。

19 :おさかなくわえた名無しさん:04/08/24 23:55 ID:TConEHjs
「私にはわかっているのよ。あなたがその毒女サイトのヲチをやめられないのは、
やめられないという以上にやめたくないんだってことが。世界なんてロバのウンコよ。
私たちみんなロバのウンコみたいなサイトに毒されて死んでいくのよ。私も、あなたも」
「わかってる」と僕は同意する。「それで、僕はどこへ向かっているんだろう?」
「あなた馬鹿じゃないの? 削除されたファイルが復元できて、世界中のエロサイトのパスワードが即座に解けて、
どうしてそんなことがわからないのよ?」
「そうかもしれない」
 そうかもしれない。ピスタチオのいささか硬すぎる殻を剥きながら僕は頷いた。なんだか地球上のすべての生命体が
僕の鼓膜にありったけの罵声を浴びせる事に決めたみたいだ。アイジョウフソクニツキ、ドウサフカノウ。
まあいいさ、と僕は思う。だいたいにおいて僕の役割というものは山羊座的割り食いの星の下におかれているのだ。So what?

20 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 04:43 ID:H/0Rezgf
二日連続でマスターベーションしてしまった。
やれやれ・・・


21 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 04:49 ID:gG+3QHE/
「長文ってみんな読んでるのかしら」
直子さんは布団の中で笑った。

22 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 05:18 ID:pCxRJTvE
「まさか」 と209
「読むわけないわ」 と208

23 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 05:36 ID:GeEAi6O3
そして209と208は思った。
「自治スレってみんな参加しているのかしら。」

24 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 10:26 ID:wfFWYNAO
「おさかなくわえた名無しさん」とかえるくんは神妙な声で言った。
「あなたのような人にしか生活板は救えないのです。そしてあなたのような人のために
ぼくは生活板を救おうとしているのです」
 おさかなくわえた名無しさんはもう一度深いため息をついた。
「それで、いったい私は何をすればいいのですか?」

25 :????:04/08/26 05:38 ID:YIH0v4Di
「サザエで御座います」そしてサザエはいつものようにのどにまめをつまらせた。
「うんがふっふ」その音はいつまでも僕の頭のなかでリフレインした。
明日からまた月曜日か。アンニュイなで憂鬱(ぼくはそれが同義語だと知らなかった)にまたため息をついた。
そして今日はゴミの日だったことに気付いた。
「またか」僕は変わらなくとも世界は刻々と変わっていく。
僕は空腹になっていることに気付いた。
そして「村上春樹は結婚詐欺師」という言葉を忘れられずにいた。
僕はぷぅといささか間抜けな音の屁をこいた。
あいつにきかれたらまたバカにされるんだろうな。
僕はくすりと笑って穏やかな眠りにつくことにした。
そうだ、つまりこれが結婚詐欺師ということなのか。
僕は井戸の中に落ちた君の心を吊り上げた。

まさか!

そこに君がいた。それはまぎれもない自分の姿でしかなかった。
「だれか!」とぼくは大きな声で叫んだ。

誰も来ない。

しばらくすると警察が事情聴取にきた。

「ツウホウシマスタ」

君は言った。誰の為に、と僕はこっそりと思った。
そして世界の中心に自分がいた頃の事を懐かしく想った。

26 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/26 12:50 ID:zoxy8CVy
今日の朝ご飯はプレーンオムレツとサンドイッチを食べた

27 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/26 14:08 ID:IgmXjjj3
朝起きてよく冷えたおーいお茶を飲んだ。
「やれやれ」
よく考えたらおーいお茶はぶぎゃぶぎゃぶぎゃー!!

28 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/26 14:13 ID:Mts+KEfM


  _  ∩
( ゚∀゚)彡 やれやれ! やれやれ!
 ⊂彡

29 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/26 15:50 ID:JcKzbApV
1/2

「もう秋だ」

声に出してみると、半袖を着ている自分が
急にみじめに思えてきた。

そう。ついこの前まではすごく、非常に、全くの夏だったのだ。
日本中の虎がバターになってしまうほどの暑さだった。

突然秋になんかなってもらっても困る。
僕には何の準備もできていなかったし、
なにより、夏に残したものなんて ひとつもないのだ。

僕は、藤沢駅から江ノ電に乗り換え、鎌倉に向かった。
電車の中では ふたりの中年の女性が、
お互いの顔を見ようともせず、楽しそうに会話していた。
ノンスリーブの女性が恋人らしき相手になにやら耳うちし、
その恋人らしき男性は女性の腰にそっと手をまわしていた。


30 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/26 15:50 ID:JcKzbApV
2/2


そんな光景を見ていると、
僕だけがここに馴染んでいないような気がした。
ちょうど誰かにむりやり僕だけが
切り取られているような気がしてならないのだ。

小町通りを歩きながら、
古い 玩具屋に並べられた売れ残った花火を見ていると、
僕は急に寂しい気持ちになった。
何故だかは わからない。でも寂しいのだ。


「馬鹿みたい。」
半年前の彼女が言った。



31 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/26 18:36 ID:p/2gUFFi
>>28
何となくワロタ

32 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/27 03:54 ID:TRMlsJvZ
「やれやれ」僕はつぶやいた。

今日の僕がしたことと言えば、ベッドから抜け出しシャワーを浴びた後、
コンビニへ行き味すら覚えていないいつものコーヒーを買っただけだ。
い つ も の コ ー ヒ ー を 買 っ た だ け 。

きっとその間にこの世界の人々は、各々の役割を各々のやり方でこなしていたんだろう。
僕はふと自分に与えられた役割を考えてみた。
しかしそれらはまるで、首輪をしていないハツカネズミのように僕の手元から離れていこうとする。
いや、彼らが離れていこうとしているのではない。僕が彼らから離れていこうとしているのだろう。

しかし、僕はそれでもいいと思った。僕はそうするべきなのだ。
僕はコンビニのコーヒーの味を覚えない。
そう、覚 え て は い け な い の だ 。

33 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/27 21:42 ID:LFxrqb7j
あるいはそうかもしれない

34 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/28 08:01 ID:0K03I1Pm
よくわからないな

35 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/28 11:45 ID:obWyhCYL
ビートルズだ。

36 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/29 20:17 ID:UQs1bqf1
みんなくそだ くそくらえだ

37 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/29 22:28 ID:MSjx1/V5
「煽るんだよ」羊男は言った。
「スレが続いている間はとにかく煽り続けるんだ。
 おいらの言っている事は分かるかい?煽るんだ。
 煽り続けるんだ。何故煽るかなんて考えちゃいけない。
 意味なんてもともとないんだ。そんなこと考え出したらレスが停まる。
 一度レスが停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。
 一般社会との繋がりはもうなにもなくなってしまう。永遠になくなってしまうんだよ。
 そうするとあんたはこっちの世界の中でしか生きていけなくなってしまう。
 どんどん引き篭もりの世界に引き込まれてしまうんだ。
 だからレスを停めちゃいけない。
 きちんとステップを踏んで煽り続けるんだよ。
 そして固まってしまったものを少しずつでもいいからほぐしていくんだよ。
 まだ手遅れになっていないものもあるはずだ。
 使えるものは全部使うんだよ。ベストを尽くすんだよ。
 怖がることは何もない。あんたは確かに疲れている。
 疲れて、脅えている。誰にでもそういう時がある。
 何もかもが間違っているように感じられるんだ。
 だからレスが停まってしまう。」

僕は目を上げて、またレスの上の影をしばらく見つめた。

「でも煽るしかないんだよ。」と羊男は続けた。
「それもとびっきり上手く煽るんだ。みんなが釣られるくらいに。
 そうすればおいらもあんたのことを手伝ってあげられるかもしれない。
 だから煽るんだよ。2chの続く限り」


38 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/30 02:29 ID:OPmcIA2L
>>37
悪くない
僕は声に出して言ってみた。 「 悪くない 」

39 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/30 11:16 ID:tWkNTbwK
>>38
しかしそれは、今の僕にはいささか面倒な事に感じられた。


40 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/30 11:27 ID:O5DfT2tE
>>37
面白い!

41 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/30 11:32 ID:/U9qL/V/
と、ここで昨日の事を思い出す。
もはやいつものように音楽に慰めてもらうのも面倒だ。
何故、僕は叩きつけ、そしてそれを止めなかったのだろう。
物言わぬ物の言葉に対する怒りか、はたまたいつものように自分への――。
僕は考えるのを止め、罪の意識を消すよう努力したが、一向に成果が現れる気配はなかった。
いや、すでにそれ自体が成果なのかもしれない。

42 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/30 11:37 ID:/U9qL/V/
「もう、よそうよ。」「はいはい。」二人は続ける。
「でも知ってるんだろう、終わりまでやらなくちゃいけない、って」
そんなものがあるのだろうか。だか今度からは気をつけてみよう、と僕に思わせるには十分な言葉だった。

43 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 00:56 ID:4+9boShh
外では暴力的な風が吹いている。「やれやれ」と僕は思った。
今日は何もしていないのだ。おしまい


44 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 04:28 ID:P6wKJJuT
ひとこと 「嵐だよ」 と言ってくれればいいのに…

45 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 07:44 ID:54WBlwKT
そう思ったが、今、僕に必要なのは抽象的で曖昧なものだと改めて気づいた。
また今日も始まった

46 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 08:22 ID:gfdtwxQm
>>1
やれやれだぜ

47 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 13:26 ID:y6ozGijc
>>46
それはちがう。僕は思った。
そ れ は ち が う 。

48 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 18:56 ID:54WBlwKT
Гそろそろ飽きてきた。理由なんかないけど、飽きてきたんだ」レコードを棚に戻しながらケイシーは呟いた。
Г別に悪い事じゃあない。ただ、全てにおいて2ちゃんねるは2ちゃんねるに過ぎないんだ、
それは今日の朝のように、おばさんたちが集まって町長や新しく建つ家のこと、
町中をかけずり回る噂話をする事とは全く違うんだ」
僕はケイシーの背中を見ながら考える、ケイシーの言葉は何を意味しているのだろう。
ケイシーは背中を見せたまま座る。
Г理由なんかないのが、困るんだよ。悪意のない悪意の怖さを感じるんだ。煽りだって本気で私や、君たちの事を嫌いなんじゃあない。」
だから、怖い。僕はそう言おうとして止めた。

49 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/01 00:10 ID:aeuY4Oxr
クミコ とつぶやいてみる。
僕とクミコとを隔てる、例えようも無い距離が、言葉の響きから理解出来る。
あの時僕は確かにクミコを失ったし、クミコ自ら僕とのかかわりを断ち切ろうとしていたに違いないのだ。
なぜと問われても、僕には上手く説明する自信がない。
ただ分かったとしかいえない。冬の稲妻のように静かだが鮮明に。

何とか似せてみようとかんがったんですが、どうよ。

50 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/01 00:27 ID:HqFqfGKS
それでいったいどの辺りが愚痴なんだろう?
いくら考えても分かりそうもないのでぼくはあきらめてビールを飲むことにした。
まったく今日は、どんな働き者のありんこだってきっとうんざりしちゃったくらい
暑かったのだ。


51 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/01 15:27 ID:yUWpAtmf
答えのないクイズに悩んでるようなものだ。
僕が小さな溜め息をついたとき、彼女が言った。
「おねむりなさい」
僕は深い眠りについた。
まるで底のない井戸に落ちるように。Zzz...

52 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/01 18:56 ID:bnmzcx7o

「あるいは春樹らしくないのが続いているだけなのかもしれない。」

僕は声に出して呟いてみた。それは愚痴ですらなかった。
自分の声が自分の声でないみたいだった。

どこか遠くのテレビの音が、僕自信の存在を否定している気がした。




53 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 06:10 ID:q0xbLfcn
僕は決して熱心な読者ではなかった。

しかし「春樹らしくない」という表現には、
いささかの違和感(不信感と言っても差し支えないだろう)をおぼえた。

54 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 16:43 ID:IcxBEJpe
「今日、頼むよ」
課長は表情のない乾いた声で言った。
ちょっとした感情の変化で声のトーンががらりとかわるのだ。
少くともそれをある種の慰めとしてとることは到底不可能であった。
僕はすべてを理解する。残業だ。

その声により何もかもが一瞬のうちに白日のもとにさらけ出される。
その光の下ではものごとはあまりにも鮮明であり、簡潔だった。
僕は短く息をのみ、ゆっくりとそれを吐き出す。
吐き出す息はまるで焼けた石のように固く、熱い。間違いない、残業だ。

課長の口調には何か致命的な威圧感があるのよ、と隣の新卒OLは言った。
そう、課長には何か致命的に威圧的な感情がある。
その声を聞くたび僕の感情はずしんと音を立てて沈みこむのだ。

「なぜ僕なんだろう」
「リストラし過ぎちゃったのよ」
「どうすればいいと思う?」
彼女は僕の顔を見て首を横に振った。
「もう5時には帰れないのよ」

すごく唐突な会話の途切れ方だった。

55 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/04 08:58 ID:S4HcDbUH
「かっこう」

56 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/04 09:13 ID:0b1BaTGT
「馬鹿みたい」

57 :1/2:04/09/04 17:07 ID:/6n6muH7
居間のパソコンで2ちゃんを見ているときに、電話がかかってきた。
僕はFM放送にあわせて吉田照美の「やる気MANMAN」の冒頭で笑っていた。
くそスレを立てるにはまずうってつけの番組だった。
今日も小俣さんは全開で飛ばしている。いい感じだ。

僕は3つめのくそスレを立てたところで、いつのまにかおろされていた
ズボンを腰まで上げ(PCの前に座るといつもの癖で必ず降ろしてしまう)、
受話器をとった。

「わたしよ、わたし、お兄ちゃん。事故を起こしたから十万円振り込んで
欲しいの」、唐突に彼女が言った。
僕は女性経験にはかなりの自信を持っている(逆の意味でだ)。
それは知らない声だった。というか女性としゃべることすら3年ぶりだ。
女性という生き物の声すらも、僕は忘れかけていた。
忘 れ か け て い た。

58 :2/2:04/09/04 17:08 ID:/6n6muH7
「失礼ですが、どちらにおかけですか?」と僕は礼儀正しく尋ねてみた。
「お兄ちゃんにかけているのよ。十万円だけでいいからお金が欲しいの。
そうすればお互いよくわかりあうことができるわ」
と彼女は言った。高くやわらかく、声優でいうと堀江由衣だ。
「わかりあえる?」
「気持ちがよ」

私は彼女の姿を頭の中に思い浮かべてみた。
彼女はシーズン初めの野球帽の芝生を思わせるような色合いのグリーンの
メイド服を着て、白い下着に白のガーターベルトをはいていた。
たぶんそれが彼女の私服なのだ。

私は寝室にいって、ありったけのお札をソフマップの紙袋につっこんだ。
それから、ブルーのジーンズとオリーヴグリーンのネルシャツを選んで着た。

私はこれで私の失ったものを、とり戻すことができるのだ、と思った。
それは一度失われたにせよ、決して損なわれてはならないのだ。
取り戻すとか損なうとか以前に、僕に妹はいないはずだが、
そんな事はこの際、大きな問題ではなかった。
私は目を閉じて、妹との妄想に身をまかせた。
「やる気MANMAN」は小俣のエロドラマで架橋を迎えていた。

59 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/04 22:39 ID:Bx+nrZnt
>>58
僕の頭の中では、
「う〜ん、おまた、きょうもま〜たお〜りこうになっちゃたものなぁ〜」
という言葉がいつまでも回り続けていた。

60 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/04 22:48 ID:JomVQFvh
僕はまるで自動販売機のカップコーヒーのように薄い精子を
たっぷりと時間をかけて彼女の中にゆっくりと流し込んだ。
「気にしないでいいのよ。きっと素敵なことよ。」
やれやれ。



61 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 00:40 ID:swhWdjPr
馬鹿にされてるのよ、と隣の女子社員は呟いた。

僕はどちらかといえば社交的な類ではなく、内向的な人間だ。
単に俗物の世界をあまり好かないだけなのだ。
そんな僕にでさえ、職場における彼女のそのひとことに応えないわけにはいかなかった。
「よく分からないな」
「4つ目でもとに戻るのよ」彼女は少し混乱しているようだった。

「エキサイトの翻訳よ。私は機械工学出身で英語は苦手なの。
だから和訳するときはいつもここを利用するのよ」
僕は彼女のつんと尖った鼻筋を見つめていた。

「昨日の深夜観た西部劇の映画の中で"shit"という台詞があったの」彼女は続けた。
「よくある台詞よ。よくある台詞だったけれどその俳優の顔を何気なく思い出して
 "shit"と書き込んで和訳してみたの。そうしたら思った通りの名詞が出たわ」

「だろうね」

62 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 00:40 ID:swhWdjPr
「だけどね、ちがうの。その俳優はものすごい感情を込めて話していたの
 きっとその台詞のために何度も何度もリハーサルを繰り返したのよ。
 だからね、"shit!"とエクスクラメーションマークをつけてみたの。
 そうしたらとんでもないことが起こったのよ」
僕はどう答えていいのかわからなかったので、会話の続きを待った。
「でも、エクスクラメーションマークを4つ付けるともとに戻るのよ
 なんで4つだと戻ってしまうの?こんなのってないわよ」

「完璧な翻訳などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」
と僕は意見を述べた。でも彼女はいつものように、
僕の現実的凡庸な見解にはとくに心を動かされなかったようだった。

僕はコンピュータを立ち上げ、
試しにエクスクラメーションマークを5つ付けて和訳し そのままブラウザを閉じた。
5つ目に付けたときの和訳に ─ あるいはエキサイトに ─ 絶望してしまったし
なにより外の雨の音を台無しにしたくはなかったからだ。

63 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 01:58 ID:/OGDGGcy
>>62
「完璧な翻訳などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」
と僕は意見を述べた。でも彼女はいつものように、
僕の現実的凡庸な見解にはとくに心を動かされなかったようだった。

この元ネタがなんだったのか、僕にはそれを知る必要があった。
僕は今まで目にしてきたたくさんの文章の中からその風景を取り出し、眺め、
そして首を振った。
やれやれ。一体なんだってこんなにたくさんの情報が僕を取り囲んでいるんだ?

あるいは君は>>62の元ネタなんてどうでもいいじゃないかというかもしれない。
草木は眠り、真っ黒な闇がこの空を覆っている時間に、なぜそんなことを
気にしなくてはならないのか?どうしてそんなことのために平和な熟睡を手放すのか?

しかしこれは僕の問題であり、君の問題ではない。
僕はあくまでこの元ネタを必要としているのだ。

布団を抜け出し、本棚を眺めながら背表紙を目で追っていった。
フィッツジェラルド、カートボネガット、村上春樹ー
「スプートニクの恋人?」
僕は>>62にそう訊ねたかった。
答えを知るには、今すぐに電話をかけ(りんりん)>>62をたたき起こせばいいのだ。

受話器を握り締めたまま窓に視線をうつすと、夜は音もなく世界を黒く染めていた。
朝が来てからでも遅くない。
僕は諦めると受話器を置き、布団にもぐりこんだ。

確信はいつも、僕が伸ばした指先の少し先にあった。

64 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 06:33 ID:3iW7lvt0
みんなずげえなあ

65 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 11:26 ID:HpUwjG8p
>>21
>>22


66 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 18:28 ID:kcZiGbiT
9/7に春樹の新作が出るぞ。

67 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 18:35 ID:NQzekNp9
情報遅すぎ。

68 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 20:15 ID:swhWdjPr
僕は>>63が受話器をもとに戻して布団にもぐりこんだ所を思い浮かべた。
書き込み時間は午前二時に近い時間を指していた。
広々としたフライパンに新しい油を敷いたときのような
沈黙がしばらくそこにあったのかもしれない。

あのとき>>63が『風の歌を聴け』の冒頭を読んでさえいれば、
僕に対してレスをつけることなど無かったのだろう。

あるいは僕がもっと早く書き込んでいれば、
>>63がもっと充実した一日を過ごせたのかもしれなかったな、と考えると
いささか妙な気分だった。

仕方ない、いずれにせよ僕は日曜日にはねじを巻かないのだ。

69 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/05 21:59 ID:FuYkQ95o
「風の歌を聴け」
と、僕は思った。
もし>>68が答えてくれなかったら、僕はまたあの平和的な眠りを手放すことに
なったことだろう。混沌とした闇夜に迷い込んで混乱し、>>68のレスがあるまで
ぬるぽを叫び続けたかもしれない。

僕はこの板に来てから18回目くらいのため息をついて、安堵という柔らかな
布団に体を投げ出した。
「ありがとう」そう>>68につぶやこうと思ったが、思い返して口を閉じた。
つぶやいたところで何になる?僕の言葉を―特に2chで―誰が信用するだろう?

「あ り が と う、 感 謝 し て い る ん だ」
僕はこっそりとそう思った。もちろん口にはださなかったけれど。

70 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 04:46 ID:F6BAUTVe
>>65
「でも、ログはきちんと読んで覚えているのよ。>>65って几帳面よね」ユキは笑いながら
嬉しそうに言った。

「いや、>>65がログを読んでいるとは限らないよ。単に>>21=>>22=>>65という
だけかもしれない。そうして彼(或いは彼女)は、長文のレスがつくのを待ち、
チャンスがくれば>>65のレスをつけようと、以前から狙っていた可能性もないとは言えない。」

「あなたってずいぶんとシニカルで、つまらない考え方をするのね。
そんな風に考えていると女の子にモテないわよ」ユキは不平そうに
口をとがらせて僕を見た。

「そう、僕は少々パセティックすぎるのかもしれない。
だけど2chとはそういうことができる世界だし、人々が匿名掲示板を
歩く際には、不自然な流れのレスがついていないかどうか、常に
監視し、IDとタイムスタンプを確認する必要があるんだ。そうしなければ
我々はいつの間にか釣り上げられ、ループするレスの海に放り出されて
延々といとみみず的宇宙を彷徨うことになる。そこはきりがないんだ。
きりがないままに、我々は>>65を憎み始め、>>65は我々を憎み始める。
そんないとみみず的宇宙から抜け出すには、他のスレに移動して、
このスレのことを忘れるしかない。」

ユキはしばらくうんうんと考えてから、言った。

「私から見れば、いとみみず的宇宙を作り出しているのはあなたよ」

そう言ったきり、ユキは黙って外を見つめ、何も喋らなかった。

僕の運転するフォルクス・ワーゲン(ラジエーターが前にあるやつだ)
は国道209号線を抜けて、208号線に入った。変わり映えのしない
郊外の景色が続き、カー・ステレオではデヴィッド・シルヴィアンが
資本家と麻薬ビジネスの犠牲になる子供達について静かに歌っていた。

71 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 05:12 ID:+k72G0qw
>>69
ガッ

「だって2chではその言葉を言えばこう返されるのは、お約束なんだよ。
そして君は望んでこちら側へ来たんだろう?」

やれやれ。
僕は他の住人が、>>69にそれを叫び続けることにならなくて
本当に良かった、と横レススマソながら思った。

72 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 16:03 ID:as+Pl2Xi
>>61-62
いろんな意味でおもしろい

73 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 18:22 ID:Rj6aB40W
このスレが好きだ。僕はそう思った。
こ の ス レ が 好 き だ 。

74 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/07 08:11 ID:Oew3heCH
ぬるぽ。
今日が終わろうとしていた。
もう何も考えられない。たとえ世界が終わろうとも・・・。
窓外を眺めながら、タバコを吸っていた。
「そんなあなたが好き。」と彼女がつぶやいた。

75 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/07 08:36 ID:OyJC2ZqV
>>70
「秋葉原君って相変わらずね」
直子さんは伏目がちつぶやいた。
>>21>>21であって、>>22とは違うの。まして>>65とも違うわ。
蛙は蝶とは違うの。そういうものよ」
「そうかな」
「そうよ」


76 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/07 22:01 ID:c1zZr/6K
・・・おk分かった、やってみよう。これもある種の文化的雪かきだ。

>>74 ガッ!

やれやれ・・・。

77 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/07 22:06 ID:eIKY1FWO
夢の中では白いクマと黒いクマがあやとりをしていた。
平和な光景だ。
白いクマはクスクスと笑い、黒いクマは真剣な表情であやとりの行方を考えていた。
二頭のクマの毛は終わりを告げる夏風―あるいはそっとやってきた秋風―に
揺れてふわふわと踊った。まるで幸せがそのまま形になったような
暖かな風景だった。

しかし当然のことながら幸せは長くは続かない。世の中とはそういうものだ。
二頭のクマは突然姿を現した理容師に、その長く柔らかな毛をチョキチョキと切られはじめた。

驚いたのはクマではなく、僕のほうだった。僕は完全に夢から覚め、そして言った。
>>74 ガッ
危ないところだった。もしあの理容師が来なければ、僕はぬるぽを見逃す
ところだったのだ。

78 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/07 22:07 ID:eIKY1FWO
かぶってしまった…スマソ。
ついでに「グチのスレ」なのに横道にそれてスマソ。

79 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/07 22:57 ID:TwbUFtez
「誰もあなたを責めることはできないわ>>78
彼女はそう言った。
「誰もあなたを責められない。だってぬるぽに対して
 ガッしたくなるのは2ちゃんねらーとしては当然のことだわ。
 これはかぶるかぶらないの問題ではなくて、
 >>78の2ちゃんねらーとしての生真面目さの問題よ」

80 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 01:21 ID:brxtQdie
僕は眠っていたんだろうと思う。多分。
でも>>77>>79が、遠くからかすかな声でなにか言ったような気がして
僕は重い瞼を開け、ノートパソのキーを打った。
>>77 ガッ >>79 ガッ (AA略
・・・そう、仕方がないことなんだ。それを一度でも使ったのだから。

スマソ、僕はその三文字に ど う し て も 反応してしまう香具師だ。
でも>>79の言うように誰を責めている訳ではないのだ。

「お約束なんだよ」 誰かが言った。
「もう寝ようよぅ・・・」 溶けていく意識の中で、僕はそう返した。

81 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 15:38 ID:g6M1593s
「やれやれ」
僕はそう言って、このスレをageた。「やれやれ」
確かに生活板には村上春樹の読者は少ないかもしれないし、
その証拠にこのスレには人もまばらだ。
だがスレストを食らわずに無事に生き残ってることを思えば、
ひょっとしたらこのスレは価値のあるスレなのかもしれない。
だから僕はこのスレをageて、スレの存続と繁栄を願うのだ。

82 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 22:05 ID:lnOHhJkF
「ここは今とても危険な状態なんだ。いつなくなってもおかしくないんだ。
ここを消してしまうのは、奴らにとってとても簡単なことなのさ。
1,2の3で、消してしまう。
ケーキにのったろうそくの火を吹き消すようにね。
しかも奴らは理不尽かつ些細な理由でそれをやってのけるんだ。
君はこの場所を失ってもいいのかい?」

と、目の前にいるカエルが言った。
ツルツルとした緑色の肌を持つその生き物は、確かにカエルだった。

「君が誰だかわからないけど、もしこの場所を失ったとしても
板を移ればいいんじゃないかな。」
「僕は見てのとおりカエルだよ。カエル君って呼んでくれ。
君は板を移ればいいというけれど、どこに移るつもりなんだ?
それにもし移ったとして、君は新しい場所をすぐに見つけることができるのかい?」

確かにこの世界で新しい場所を探すのは、とても骨の折れる仕事だった。
始末の悪いことに、僕がやっとの思いで居心地のいい場所を見つけたとしても、
そこが突然無くなってしまうことなど日常だった。

「カエル君、君は僕にどうしろというんだい。
このとおり、僕は何の力もない平凡な人間なんだ。」
「考えるんだ。万一の場合どこの板に行けばよいかを」

その瞬間僕は目が覚めた。時計の針は2時50分をさしていた。
いろいろな板を想像してみたが、とても適切かつ快適な板が見つかるとは思えない。

「やれやれ」

僕は溜息をついて再びベットの中にもぐりこんだ。

83 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/12 21:59:21 ID:JMp9P7+v
ageだ。

84 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/13 02:34:57 ID:h6Uq7L12
>>83新着があったと思ったらageか。・・・やれやれ。


85 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/13 06:46:07 ID:6tPyJLxL
かっこう。

86 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/13 18:27:01 ID:wvWJTmM6
そんなことより、『こんな(村上)春樹は見たくない』の次スレだれか立ててよ。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1073362169/951-

87 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/13 19:57:30 ID:HVyJqf0C
放置放置

88 :胃拡張:04/09/14 14:21:54 ID:AUdxAS7k
本当にばかみたい

89 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/14 14:25:20 ID:SccBfBci
あなたの顔が馬鹿みたい

90 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/14 17:30:56 ID:Te7173JB
そうね。

91 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/14 22:28:27 ID:SSO8vw5g
「やれやれ」
と、僕は言った。
自慰の後はいつも仏門に入ってしまった気分になるのだ。

「やれやれ」

92 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/15 00:49:02 ID:KUQq4DCr
完璧な自慰というものは存在しない。完璧なセックスが存在しないように。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。

「やれやれ」

93 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/15 02:18:01 ID:JCk4onkF
「ぼ、ぼ、ぼくは生活板に書き込みしてる奴は、さ、さ、最低だと思うんだな」

「でも、ああいう場でしか自分を表現できない人たちも世の中にはたくさん
いるんだよ。たとえば、君とはまったく正反対の性質の人間が、ね」

 僕の言葉に彼は深く傷ついたようだった。僕は少し言い過ぎたことを反省し、
彼に謝罪の言葉をかけたが、彼はそれをいっさい受け付けようとはしなかった。

「ぼ、ぼ、ぼくは君のようには割り切った考え方はできないんだな。な、な、
なぜなら世の中にはぜ、ぜ、善悪のふたつしかなくて、生活板はど、ど、どう考え
ても悪に分類されてしまうんだな」

「でも、善悪とは相対的な価値観の問題じゃないかな。つまり、君が善だと思う
ことを悪と考える人間もいるし、その逆もある。つまり、世の中には絶対なんて
あり得ないってことさ」

 彼はまた不機嫌になってしまった。そして、今度はひとことも口をきかなくな
ってしまった。

「やれやれ」

 僕は説得をあきらめ、ベッドの枕もとに置いておいた『純粋理性批判』を読み
はじめた。

94 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/17 20:56:07 ID:sK6XvXQF
僕に言わせてもらえば、2chで読む価値があるのは生活全般板くらいだよ。

95 :名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/20 04:48:39 ID:xo8DwAER
あるいはそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
真実はいつも闇のなかだ。

96 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/22 05:50:25 ID:0tMzKqkM
僕は・このスレが・好きだ。

97 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/22 16:58:13 ID:o0GzufZ4

テレビでは元タレントの四回目の逮捕を各局一斉に放送していた。
逮捕されたばかりの彼の新しい映像はまだ殆ど無いらしく
一回目、二回目、三回目の逮捕時の映像を垂れ流していた。
僕は彼の髪の毛がだんだん薄くなっていく様子を見てため息をついた。

初めて釈放された時の会見を何気なく見ていると、
挙動不審になりながらも、─ 前の晩から考えて女の子に告白するかのように ─
喉の奥から冗談を一所懸命絞り出していた。 何度も見た映像だ。
くだらない冗談を燃料にして走る自動車があったのなら
彼は随分と遠くに行けるのだろうな、と同情には程遠い感情が僕には沸いていた。


パチン・・・・

OFFだ。


98 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/24 07:47:22 ID:alVU/xIp
↑村上春樹全然知らないけど切ない…

99 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/24 21:14:45 ID:q+NJfPlP
やみくろがいけないと思うの、と彼女が続けた。
「やみくろ」 僕は彼女の言葉を繰り返した。
声に出すとそれはしんとした部屋で、僕の声だけがやけに大きく響いた。
それまでの彼女の話をけっして聞いていなかったわけではない。
ただ、彼女の話は午前十一時にはいささか退屈だったし、
やみくろと言う聞きなれない単語は僕を話に惹きこむには充分だったからだ。

彼女は僕がやみくろを当然知っているかのように続けた。
「私がよく行く掲示板で村上春樹の文体で愚痴を書き込むスレッドがあるの」
僕はペペロンチーノと格闘していたフォークを止めて彼女の話に耳を傾けた。


100 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/24 21:15:11 ID:q+NJfPlP

「村上春樹の文章というと、やたらにやれやれと書き込む人が多いの。
だってそうでしょ?春樹イコールやれやれみたいな風潮にどうしても違和感があると
あなたは思わない?その単語を使うと誰でも春樹になれるような感じに使われるの。
そこには彼が小説で書くやれやれとは意味合いが違うように感じるのよ、よく分からないけれど」
僕は付け合せのレタスにフォークを刺した。しゃんという気持ちのよい音がした。
「だから私の今までの書き込みにはやれやれなんてひとつも使わなかったわ
それにその言葉を使わないほうが、かえって彼の文章らしく感じられると思うの」

「それと、そのやみくろにどういう関係があるのだろう?」僕は尋ねた。
「関係? おおありよ」彼女は開いたノートパソコンをそのまま僕の方へ向けた。
「どんなに沢山レスがついても、"最新50"をクリックするとやみくろの書いた文章が
いやでもすぐ上に見えるのよ。スレッドを立てる人というのは、そこまで気にしなくてはいけないと思うの。
私はこのスレッドが大好きで、上がっているととっても嬉しいの。とっても嬉しい
んだけれど、このやれやれを見てしまうと書きこむ気力が半減してしまうのよ、
餌を食べ終わったばかりの仔犬みたいに」
彼女はこめかみを触っているのだろう。彼女はいらだつと無意識にこめかみを触るのだ。


101 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/24 21:15:38 ID:q+NJfPlP

「やれやれだけが問題じゃないと思う」僕の言葉は話を遮る形となった。
「結局、村上春樹は絶妙のタイミングでその台詞をもってくるんだよ。
心象風景をどう表現するか、そしてそれをどう受け止めるかによって
評価は変わってくるだろうし、君の書いた文章と他人の文章との出来を比べても
不毛なだけのような気がすると僕は思う。 もし君の書いた文章に誰かが嫌味を感じたなら、
それは君の力不足なんじゃないかな」
彼女からの返事はなかった。そこには午前一時の小雨のような沈黙があるだけだ。

「バランスの問題だよ。掲示板の向こう側の人間もやれやれだけが村上春樹じゃないことはよく知っている。
書き込む人、ロムの人の危ういバランスが崩れると、煽りや中傷が始まるんだ。
それは一般的に依存しあっているだけなのかもしれないけれど。やみくろもそれをよく知っていると思う」

「ねじれの位置」彼女は言った。
「中学の幾何で習ったわ。あなたと私は、つまりねじれの位置にあるのよ」

その後いくら待っても彼女からの応えはなかった。
僕は諦めてぺペロンチーノの残りを食べていると、ノートパソコンが鳴った。
「仕方ないさ。君はよくやった方だよ」
メッセンジャーに浮かび上がった文字を書き込んだのはそれまでの彼女のはずはなかった。



102 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/25 03:37:46 ID:YVU8VGFm
OKわかった認めよう

僕は 長文が 嫌いだ

103 :渡部:04/09/26 21:05:22 ID:P5yl1/IU
>>102
き、きみがそういうことをいうからなんだな。
ほら、99はもうか、帰ってこないんだ。
き、きみには な、なんにもわかっちゃいないんだ。

104 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/28 15:30:15 ID:1nKZ1ewW
頑張った。よく頑張ったと思う。
ただみんな口に出したらそれが消えてしまいそうで怖いんだ。

105 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/28 19:06:29 ID:SS/2mSSV
僕はただただ、泥のように眠っていた
明日のレポートのことなんて、すっかり忘れてしまっていた

106 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/28 20:11:57 ID:PfDPK/Vk
やれやれ。

107 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/30 22:44:18 ID:5boKIoFU
「日本列島から南米大陸に貫くぐらい好きだ」と僕は言った。
「本当にそう思ってるの?」
「たぶん」

108 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/30 22:52:06 ID:pu4Ehdil
この世に棚卸なんて馬鹿げたシステムが無かったら


109 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/30 23:07:41 ID:rDOT6Z/I
発注管理の人物に訊くことができればいいんだけどなと僕は思った。
お前は3年近くもこの仕事をやっていて、そこで何をしていたのだ。
お前の失われた時間の痕跡はどこに残されているのだ、と。

110 :名無しさん@生活サロン板できました:04/09/30 23:11:08 ID:v3dZWAu0
下の娘が寝ようとしない。
ママ、桃食べる、と騒いでいた。

冷蔵庫に桃はなく、梨だけが5個入っていた。

111 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/01 00:26:34 ID:4pElfXHh
「ぼ、ぼ、ぼくは夜中に桃を食いたがるガキは、さ、さ、最低だと思うんだな」

「でも、ああいう行動でしか自分を表現できない人たちも世の中にはたくさん
いるんだよ。たとえば、君とはまったく正反対の性質の人間が、ね」

 僕の言葉に彼は深く傷ついたようだった。僕は少し言い過ぎたことを反省し、
彼に謝罪の言葉をかけたが、彼はそれをいっさい受け付けようとはしなかった。

「ぼ、ぼ、ぼくは君のようには割り切った考え方はできないんだな。な、な、
なぜなら世の中にはぜ、ぜ、善悪のふたつしかなくて、
そういうク、クソ、クソガキはど、ど、どう考えても悪に分類されてしまうんだな」

「でも、善悪とは相対的な価値観の問題じゃないかな。つまり、君が善だと思う
ことを悪と考える人間もいるし、その逆もある。つまり、世の中には絶対なんて
あり得ないってことさ」

 彼はまた不機嫌になってしまった。そして、今度はひとことも口をきかなくな
ってしまった。

「やれやれ」

僕は説得をあきらめ、ベッドの枕もとに置いておいたを梨食べ始めた

112 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/05 15:32:00 ID:tANO+Vj+
「雨の音がうるさくてよく眠れないの。
 部屋の窓を閉めれば、それほどうるさくないってことは私もわかってるわ。
 でもそういうわけにはいかないのよ。
 私には新鮮な空気が必要なの」

「こんなことあなたに言ってもしかたないのよね。
 あなたが雨を降らせているわけじゃないし、窓を開けたわけでもない。
 でも私はどうすればいいの?眠らないままでいることなんてできないわ。」

外の世界では雨が降り続いている。冷たくて寒い、完全な秋雨だ。
僕が何も言わないのがわかると
彼女は小さなため息をついて、諦めた様子でキーボードを打ち続けた。

113 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/07 21:33:32 ID:x4qr9+D2
age


114 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/09 05:34:30 ID:3n98vK6B
ネタを思いつくまでの先延ばしにしか過ぎないことは分かっている。
時間の問題だってある。僕はそうそう暇な人間ではないんだ。
でも僕は書き込まずにはいられない。

「やれやれ。」


115 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/09 22:05:49 ID:1ELeNqpy
今日はほんとうにひどい日だった。
朝から苦情の電話が鳴り続け、僕はそのひとつひとつに注意深く対応していった。
ある人は最初から最後まで怒鳴り続け、またある人は言葉の中に意地悪くトラップを張る。
そうした罠をくぐり抜け、和解や謝罪の結末へ導く。それが僕の仕事だ。
僕は複雑にからまりあった毛糸玉から、一本ずつ毛糸をほどいてゆくのだ。

一日分の、毛糸ほどき、でさえ、僕はひどく疲労してしまう。
今日はもうくたくたで、何もする気が起きない。
僕は冷蔵庫から缶ビールを取り出し、のどに流し込む。
そのままベッドに潜り込むと、泥のような眠りがやってきた。
もう誰も僕の眠りをじゃますることなんてできない。
誰も。


116 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/10 02:48:48 ID:zFZ4H+yn
「おやすみなさい。」

117 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/10 04:54:13 ID:6S6V3sU7
かっこう

118 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/12 23:44:41 ID:UKUbxxtn
やれやれ


119 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/13 00:13:24 ID:pyGZ5Uo9
こうも何もない一日というのは、そうあるものではない。
夜寝る前に、今朝使ったシェービング・クリームの銘柄までも
はっきりと思い出すことができる。
でも、それも悪くないと思えるほど僕はすべてのことに対して嫌気をさしていた。
ねえ、だって、朝起きてひげを剃る必要性を感じる人間のいったい何割が
シェービング・クリームを使っていて、そのうちの何割が
シェービング・クリームの缶を複数用意しているというのだろう?
僕はこれと同じ質問を、ゼミで隣の席に座っていた女の子にしてみたことがあった。
彼女はこう答えた。
「ふぅん」
あるいは女の子のわりにひげの濃い彼女は、
複数の銘柄のシェービング・クリームを所持していたのかも知れない。
それでも彼女の、僕と僕のシェービング・クリームに関する答えは、
処女マリアに天使ガブリエルがもたらした啓示と同じくらいの衝撃をもたらした。
「ふぅん」
結局のところ、僕が毎朝なんでもってひげを剃ろうが、彼女にとっては
たいした問題ではないということなのだ。
あまりに何もない一日というのは、こういうことも思い出させてくれる。

120 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/13 01:33:13 ID:C/NFG/t7
↑ある意味村上春樹っぽくない気がしたが、これはこれで面白く読める。

121 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/13 02:08:38 ID:NhRVBymu
そうかもしれない

122 :名無しさん@生活サロン板できました:04/10/13 05:22:19 ID:up6yOihH
「そうかもしれない」
そう答えると、
「変わらないわね」
と彼女は言った。

変わらない?、いったい僕のどこが変わらないというのだろうか。


123 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/13 12:45:34 ID:w8cU0ook
「だんだんつまらなくなってきたわ」

124 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/13 21:06:28 ID:1AUJnkGb
やれやれ

125 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/13 21:16:33 ID:G+E7hWvi
むしろ、>>57-58 >>61-62 の出来が良すぎたんだ。

126 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/14 21:03:16 ID:BygFO/Un
「ニートって楽しい?」と彼女が訊ねた。
「わからないよ。まだそれほど長く働いていないわけじゃないからね」
彼女はテーブルの上のグラスに手を伸ばして、ほんの一口だけオン・ザ・ロックを飲み、
ナプキンを一枚とって口を拭った。それからたこわさびを注文した。
「私ってそういうのに向いてるかしら?」
「ニートのこと?」
「そう」と彼女は言った。
「どうかな。考えているよりは結構煩わしいことが多いもんだよ。フジテレビとか2chとかね」
「そうね」と言って彼女はしばらく何かを考えていた。それから僕の目をじっとのぞきこんだ。
彼女の目は不自然なくらいすきとおっていた。彼女がこんなにすきとおった目をしていたなんて
僕はそれまで気づかなかった。ちょっと不思議な気のする独特な透明感だった。まるで空を眺め
ているみたいだ。
「でも、そうするべきじゃないかって時々思うの。つまり・・・」彼女はそう言うと、僕の目を
のぞきこんだまま唇を噛みしめた。それから目を伏せた。「わからないわ。いいのよ」
それが会話の終わりだった。彼女は再びグラスに手を伸ばし、僕にはやるべき仕事があった。


127 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/14 21:06:34 ID:hz6/fByQ
「ニートって楽しい?」と彼女が訊ねた。
「そりゃあ、働いたら負けかなって思うよ」
彼女はテーブルの上のグラスに手を伸ばして、ほんの一口だけリタリンを飲み、
ナプキンを一枚とって口を拭った。それからバンドエイドを注文した。

128 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/15 00:02:22 ID:KtqIdZeU
つまんね

129 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/16 22:31:14 ID:MjYmIztO
少し遅めの朝食を食べ終えると、僕はアイロンを買いにでかけた。

「最近のあなたって、なんだかよれよれしているわ。」

それもそうだろう。二ヶ月前、家を出ようと決めた時、
そこから持ち出した物は、通帳とそれに関わる備品、
ボストンバッグに入るだけの服とカップラーメンだけだったのだから。

「もう会わないでおきましょう。」

僕は最後のシャツ(彼女が気に入ってた服だ)にアイロンをかけながら電話越しの彼女の顔を思い浮かべた。
しかし不思議と彼女の顔を思い浮かべることは出来なかった。

「あなたは変わってしまったのよ。意味の無い付き合いはしたくないの。じゃあね」

シャツにアイロンをかけ終えた後、タバコに火を点けてもう一度彼女の顔を思い浮かべようとした。
だが、あの家の思い出と同様に、それは漠然とした暗闇の中で消えてしまったように思えた。
そしてアイロンを片付けて布団に寝転ぶと、今日の出来事も記憶の暗闇に包まれた気がした。


130 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/16 23:29:28 ID:6qGpfVUF
>>127
ちょとオモロイけどな

131 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/16 23:47:26 ID:mCG4RLk7
確かに。くどくなく、さりげにリタリンで働いたら負けだし
くすっときた でもそれだけだ。

132 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/20 22:34:38 ID:tgyUfwXZ
age

133 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/20 23:10:54 ID:GInxD9zp
うんこっこ

134 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/22 00:12:53 ID:eZdMwUQS
hage


135 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/24 21:36:24 ID:pjS2VTh7
僕の頭は禿げ散らかっている。でもただそれだけだ。

136 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/24 22:05:09 ID:hXOCHJEF
やれやれ、カエル君はどこに行ってしまったのだろう。

137 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/25 01:00:32 ID:cgQIDiZ+
>>136
ここにいるよ→( ノ゚Д゚)ヨッ!

138 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 14:41:38 ID:9GHu8RX9
ねえねえ、なんで村上春樹の文章は「私は〜」とかの一人称が多いか知ってるー?
教えてほしい?どうしても?教えてあげない事もないよーん。
見たいキミはメール欄を参っ照!!だっーよん☆

139 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 16:22:37 ID:TKIGodwR
「だっーよん」

僕は声に出してそれを発音してみた。
それはいささか困難ではあるが、不可能と言う事はなかった。
あたりは しん としていて、自分の声はやけに大きく感じられた。


140 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 17:38:36 ID:L3ogkXQX
つまり、自分を主張しなければ維持できない程度のものと言う訳だ。
 奇行に頼っても内面が充実する訳ではない。
しかし、ほかに方法を知らない。

「だっーよん」

 背後には何時の間にか彼女が立って冷ややかな視線を投げかけていた。

「だっーよん」

もはや止めることもかなわず、モニタに写り込んだ彼女の視線にたえる。

「だっーよん」

 表示されているスレッドは勿論 "『村上春樹風』今日の愚痴"である
何故なら(略)



141 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 19:36:31 ID:UtcvHoQq
>>139に習って、僕も声に出してみるべきかと思った。
しかしそうする事によって、僕がわりと真剣に大切にしてきた
ある種のものが、傷つき、壊れてしまうような気がした。
しかし、誰もが---多かれ少なかれ---そういった経験を経ているものだ。
声に出してみよう。僕はそう心に決め、手元のビールを飲み干した。
そう、僕は声に出して言わなければいけないのだ。

行動を起こそうとしたときふと、>>140の文章が目に留まった。
・・やれやれ、>>140の2行目と3行目はまるで司馬遼太郎のようじゃないか。

「まるで司馬遼太郎のようじゃないか」

声に出してみた。


142 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 19:43:35 ID:j+bwH6+u
僕はこのスレが好きだ。
職人さんがんばれ。
僕は地球の裏側で降り始めた雨のようにひっそりと思った。
職 人 さ ん が ん ば れ 。

143 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/28 16:34:11 ID:x/3NSEt9

隣に座っている彼女は、熱心に被災地のテレビを見ていた。
地震によって命を失ってしまった人の親族には、多くのマイクが向けられていた。
レポーターたちはイベント会場に無料で入って来た中学生のように見えた。
まるで猿だ、と僕は呟いてみた。

「ああいう人たちって、そのうち誰にも相手にされなくなっちゃうと思うの」

僕は彼女の耳にそっと触れた。それは小さく、とてもすてきな形をしていた。
さっき出来たばかりの耳のようだった。

「十月の終わりの桜の樹みたいに?」彼女は肩をすぼめた。
「そうね、十月の終わりの桜の樹のように」



144 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/28 18:30:36 ID:QM2L1zZV
>>143
(・∀・)イイ!

145 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/29 12:03:23 ID:NqGAxlmm
>143
スゴイヨ!!

146 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/29 19:48:12 ID:/RX+pHYS
村上春樹なら「樹」は「木」と書くんじゃなかろうか。

147 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/29 22:00:18 ID:9X6EHDFP
>>146
「そうかもしれない」僕はそう口にするのがやっとだった。
あるいはもっとましな反論ができたのかもしれない。
しかし反論をするには今日の僕はいささか疲れすぎていた。


148 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/30 09:23:41 ID:aUrhoFU+
「村上春樹なら縦書きで文章を書くんじゃなかろうか。」

それと同じことかもしれない



149 :おさかなくわえた名無しさん:04/10/30 19:51:52 ID:UlJ6KPAE
「僕は」彼はグラスを見つめながら言った。
「よりシンプルな言葉で深く語れるようになりたいんだ」
「どこかで聞いたような言葉だな」僕は笑いながら彼の目をのぞき込んだ。

「そう。これは彼の言葉だ」
「でもそれは今日のぐちじゃない」僕は続けた「まるでスレ違いだよ」
「あるいはね」

そうしてグラスを空けると彼は立ち上がり、ドアを開けてスレから立ち去った。




150 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/01 21:39:57 ID:OyyXOYbj
「ねぇ、君は何故このスレの書き込みが少ないか分かるかい?」
彼はそう言うと、灰皿へ煙草の灰を落とした。トントントン。

「あるいは」
「誰も愚痴なんて無いのかもしれない」
僕は宇宙に放り出されたライカ犬のような表情でそう言った。
「だってそうだろう?目的も意思も、敵がいなければ見つけようが無い」
「そうかもしれない」トントントン。

「でも、僕達はそれでいいのかな」
炎がフィルターを焦がし始めると、彼はそうつぶやいた。
「そうするしかないんだよ」
僕は懸命に燃え続ける炎を見て、当ての無い白昼夢に浸っていた日々の事を思い出した。
そして煙草はまるであの頃の僕のように、灰皿の上で時代遅れのチークダンスを踊り始めていた。

煙草が踊るのを諦めた頃、彼はまたつぶやいた、今度は吐き出すように。
「煙草の灰だ」
僕はその通りだと思った。

彼はまた煙草に火をつけた。
そして僕も彼も、もう一言も話す事なんて無かった。
トントントン。トントントン。トントントン。トントントン。

151 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/02 13:00:55 ID:WOTqp/fe
「あなたの事は、今でも好きよ。」
彼女は最後にそう言って、部屋を出ていった。
いつのまにか僕たちは、恋愛関係ではなくなっていたのだ。
たぶん長く付き合い過ぎたのだろう。
僕たちはもっと早くに結婚するべきだったのかもしれない。
あるいは、これで良かったのかもしれない。
僕は、ダイニングテーブルに腰を下ろし、
ゆっくりと煙草を吸った。
彼女の居なくなった部屋は、ひどく殺風景に感じた。
それはまるで、象の居ない動物園のようだった。。。

152 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/04 18:21:17 ID:5l54Xb6M
電車までの時間を持て余した僕は安いチョコレートを買った。陳腐な味だ。
一瞬、文化会館の匂いがした。演劇部の仲間で一緒によく劇を見に行ってい
たあの場所だ。今は皆受験勉強に追われ会って話す事もほとんどない。もう、と僕は思った。
もうあの時は戻ってこない。また一口チョコレートを齧った。陳腐だ。
何 故 あ ん な 懐 か し い 匂 い が し た の だ ?
「わからない」僕は呟いていた。何故だかとても疲れていた。
そうだ、僕はチョコレートを食べただけなのだ。安い、陳腐なチョコレートを。
チョコレートが文化会館の匂いがするはずがない。
僕はそんな簡単なことまで自分に言い聞かせなければいけなかったのだ。
実際それほど僕は疲れきっていたのだ。早く帰ってセンター試験の過去問を解こう。
僕は駅に向かった。

153 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/05 12:44:17 ID:3MsiETns
「今まで僕は考えることでしか生きていけない気がしていたんだ」
夜中の3時に携帯の着信メロディーで叩き起こされた僕は、暗闇の中で淡く光る時計を睨みながら彼の言葉を聞いていた。
「もしかしたら、それで正しかったのかもしれない」
「でも、間違っていたかもしれない。そうだろう?」
携帯の向こうでは、彼はきっといつも通り自嘲気味の笑みを浮かべているはずに違いない。

僕は彼の表情を3通りしか知らない。
能面に極めて近い無表情(能面といっても差し支えは無いと思う)と、今彼がしているに違いない笑み。
そして、子犬が誰かを呪い殺そうとする時の表情だ。3つ目に関してはこれ以外の表現は当てはまらないと思う。

彼とは高校に入学した日に親友になった。彼にとって、そして恐らく僕にとっても唯一の親友だった。
彼はその日に4人の女生徒に携帯電話の番号を聞かれ、その全てを断った。
3人目を断った後に僕に携帯の番号を教えた時の表情を残念ながら僕は覚えていない。
その後も彼が僕以外の誰かに番号を教えたという話は聞いたことがなかった。

彼が入学して2ヶ月が過ぎると非公式のファンクラブが出来ていたが、
もうその頃には誰も彼に近づこうとする人間はいなかった。僕を除いて。
「きっと異星人が日本の教育システムを調査しに来たのよ」
僕は図書室の貸し出し係が彼の事をそう揶揄した時、それを否定できなかった。
その話を彼にすると、彼はあの笑みでこう言った。
「よく分かったな」と。

154 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/05 12:44:42 ID:3MsiETns
携帯の向こうで煙草の煙を吐き出す音が聞こえる。
「だってそうだろう?誰も教えてくれないんだ。僕がどうやって生きていけばいいのかなんて。
 それでいて奴らはまるで中国から海を越えて来たパンダを見るみたいに近づいてくる。
 僕は自分を守る必要があったんだ」
「君はパンダなんかじゃない。異星人だ」
「そうかもしれない」
彼は僕の言葉を鼻で笑ってそう言った。

「僕はこの星で生きていくことにするよ」
深い沈黙の後で彼はそういった。
「結局の所、僕達は現実的な世界に生きるしか無いんだ。そうだろ?」
絞り粕を捨てるようにそう言うと彼はしばらく黙り込み、僕も同じように黙り込んだ。

僕は彼と同じ銘柄の煙草を吸いながら、彼の高校時代を思い出そうとした。
しかし煙草の煙を吐き出す度に、煙は僕の記憶の彼の領域をどこか遠くにある彼の母星に運んでいるように思えた。

155 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/05 20:46:53 ID:rntspkep
>>153-154
( -д-) 、ペッ

156 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/05 21:54:00 ID:xcYXedI3
「よれよれ」とTシャツは言った。

157 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/05 21:57:34 ID:mA2OD/X2
>>156
やばい、かなりツボに入った

158 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/05 22:00:26 ID:/jPvlaGK
村上春樹の男読者は割合好きなんだが
女読者は変な感じの人が多い。
あやまった解釈をしているというかなんていうか
下地が女であの世界に触れると
単に「なんでもかんでも社会やシステムのせいにして
具体的に反論されても、「やれやれ」とか言って
まともに聞こうともせずに一人の世界に逃避してしまうという
やっかいな性格になったりする。
だから在日半島人の女性読者が異様に多く、彼女たちは
自分たちの都合のよい解釈で村上文学を利用している。

159 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/05 22:05:38 ID:/jPvlaGK
村上春樹はスプートニクの恋人で
在日朝鮮人の女性を描き
本人曰わく「在日の人たちに感じる深い二面性を描いた」
とのこと。スプートニクは村上作品の中で1,2を争う
不人気作品だが、異様に持ち上げる人も多く、その多くは
在日である。よく読みもしないで、在日の女性が
金持ちで美人に描かれてるからと言って舞い上がってるのが
なんだかなーって感じですね。かなり逆説的なアイロニーが
含まれているのに、、、、

160 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 06:40:10 ID:DvdjL5CK
>>158,159
(-д-)、ペッ

161 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 14:59:41 ID:uZN0ctne
>>158-159
( ゚д゚)、ペッ

162 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 17:49:49 ID:qlXkmLQL
>>158-159
("゚д゚)ノ ロンチーノ!

163 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 21:52:27 ID:Rv++dhTf
>>162 
GJ

164 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 22:35:08 ID:TKX9Pjwn
在日云々言いなさんな。何でそんなに毛嫌いするんすか。
イイ奴一杯いますわ。

165 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/07 18:43:14 ID:feLZbvu/
「age」僕はつぶやいてみた

166 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/08 09:20:13 ID:LPdJWWcm
「パルス」僕はつぶやいてみた

167 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/08 12:11:26 ID:5TTReaHV
僕は毎日のように2ちゃんねるを見た。
それは異常な行為でもあり、もっともシンプルな日常でもあった。
2ちゃんねるは殺伐としていて、同時にどこか牧歌的なふいんきがあった。

168 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/08 12:30:05 ID:BLk0b0oD
>>163
(゚∀゚)ロンチー!!

169 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/08 12:46:35 ID:KsEB/agg
>>167
「なぜか変換できないみたいなの」

170 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/08 16:17:15 ID:wN0eCILs
こうして次の職人を待つ我々であった

171 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/08 19:37:54 ID:JqushMo9
よく吉野家にいく。僕はとりたててケチな性格でもなければ、とりたてて牛丼が好きというわけではない。
ただ、僕の部屋から歩いて5分のところにある吉野家は、吉野家の牛丼の中ではいちばん美味い牛丼を出してくれる。
その日も僕は、澄んだ秋の空に誘われて部屋を飛び出し、まるでそうすることでしか生きていけないかのように、吉野家へ入った。
しかし、その日の吉野家はまるで、違った。
あまりに客が多く居た。あまりにも多くの人が居るので、そこが本当に吉野家なのか、当初疑った。
そこには、およそ街じゅうの低所得者層が集結していた。あるいは、低所得者ではないかもしれない。しかし、いずれにせよ彼らの牛丼を食べる姿を見れば、
ぼくはなんともやるせない気持ちになった。
僕は、ここが本当にいつもの吉野家なのかと疑ったので、上を見上げた。オレンジのパネルに「吉野家」と書かれているのか、確かめたかった。
確かに吉野家だった。そして、こう書き足されていた。「牛丼150円引き」。

僕のすぐ後に女の子が入ってきて、言った。
「馬鹿みたい。」
やれやれ。
なんだって、150円引きごときでこれほどまでに低所得者層が終結するのか。
「150円」と、僕は口に出して言ってみた。150円。
そして、自由競争下での値段の推移と需要の関係について考えてみた。しかし、一向に答えは見つからなかった。
気がつくと目の前の椅子では少なくとも中流階級とは思えない家族連れが牛丼を食べていた。
『一家揃って牛丼』と思った。


172 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/08 19:39:53 ID:JqushMo9
僕は生まれてこのかた一家揃って牛丼を食べたことは無かった。しかし、そのことがどれほど切ないふいんき(僕のワープロでは変換できないようだ)を持っているかを知っていたし、それは目の前で牛丼を食べている家族の一員である男の子も分かっていたのだろう。
僕は、彼らに「取引きをしないか?僕は君達に150円わたす。その変わりに君達はその席を空ける。どうだ?」と言った。
当然、そのことに耳を傾けるモノはいなかった。けれども僕は、それを言うことによっていくらか落ち着きを取り戻すことができた。
少なくとも僕の知っている吉野家は、もっと殺伐としているところだった。
まるでポルシェのコクピットに座るかのように、そこはストイックで、いつ死んでもしかたがない、そんな空間だった。
僕が店にはいって15分23秒経過して、ようやくU字テーブルの一番隅の席に案内された。となりには、この店の開店以降訪れた客の中でもっとも体重のある人間が座っており、彼は「つゆだく」を注文した。
僕は、「つゆだく」と、彼に聞こえないように声にだしてみた。そしてまるで、環境破壊についてのドキュメントを見たときのような、苦しい気分にさせられた。
なにしろ、「つゆだく」は、既に流行から一歩退いていたし、割り箸に米粒がくっ付かないという以外にメリットは無い代物だった。
だから、僕は「つゆだく」を頼んでおきながら、得意げな顔をしている彼を見て、とてもやるせない気持ちになった。
この世の中には、彼のように救いようのない悲しみを周囲に振りまくだけの人間がいる。僕はそのことを知っている。
そして彼はほんとうは「つゆだく」なんて食べたいわけじゃないのだ。ただ、「つゆだく」と言いたいだけなのだ。だけど、彼はそう言わずにはいられないし、店員もそのことを知っている。
そして僕はまた、自由競争下での需要と供給の相関関係について、ひとしきり考えた。
それからようやく、僕が注文を聞かれる番がやってきて、僕は「大盛りねぎだくギョク」を頼んだ。
ねぎが多めに入っていて、そのかわり肉は少量となる。それに玉子をつける。
こうすることで、かろうじて僕は吉野家の牛丼を「牛丼」としてたべることが出来た。いずれにしても決して「美味」とは言いがたいことには変わりはないのだけれど。


173 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/09 01:59:49 ID:+hSy/Dfl
>171-172
GJ!!

174 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/09 10:13:58 ID:IpHNSKZG
いったい、ここは何人でかきこんでるの?

175 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/09 15:26:10 ID:8p4+cJIE
ベーグルとベーコンエッグの朝食をコーヒーで流し込み
僕はいつものようにPCを開けて「2ちゃんねる」にアクセスした。
おや。いつも行くスレが荒れている。やれやれ。

176 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/10 13:05:39 ID:+bt255Gi
歌っているキモヲタのことを想像してごらんよ
サウンドトラックとか買って、口から白いつばを飛ばしながら
「ネコミミモード!ネコミミモード!」って歌っているキモヲタのことを考えてみなよ

177 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/12 17:44:22 ID:Y4RnUein
hosu

178 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/13 22:44:11 ID:v4hv3Mgl
ここ数年のことだ。時間が無くなってきたのは。
学生の頃は有り余る時間をもてあましていたというのに。
今では本を読む時間さえない。
僕の時間はどんどん減っている
まるでシマリスにかじられてしまったドングリのように。
「かりかり」
シマリスはかじりつづける。
「かりかり」。
僕にはもうどうすることもできない。
「アフターダーク」だってまだ読めずにいるのだ。
僕はあきらめて寝ることにした。
「おやすみ。」
しかしもちろん誰も答えてはくれない。
僕は深い眠りに落ちてゆく。それは僕がずっと求めていたものだ。
誰にも届かないことをしりながらもう一度つぶやいてみる。
「おやすみ。」

179 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/15 00:48:34 ID:ktf3RSeR
>>156
不覚にも大爆笑した

180 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/17 15:49:03 ID:GY/kRT9C
「大豆イソフラボン」僕は声に出してみた。
彼女はくすくす笑った。
「大豆イソフラボン」彼女は僕に続いて発音した。
彼女の方が大豆イソフラボンに相応しいトーンだった。
福井県あたりで日光をたっぷりと浴びた大豆からとれたイソフラボンが
その瓶には詰っているような発音だった。

「今なら、三本 五千円で買えますよ」
彼女は口元を左右に広げたまま、ほとんどその形状を変えず 機械的に言った。 
「五千円で」以降の言葉が少しだけ棒読みな気がしなくもなかった。
今までこの口調でどれだけの人間を呼びとめ、この台詞を言ったのだろうと考えると
彼女に太陽の光を少しだけでも浴びさせてあげたい気分になった。
向かいの棚の横からは、ミネラル・ウォーターのペットボトルを抱えた
三十代後半と思われる主婦が僕の方をちらりと見ていた。

いらない、と僕は答えた。


181 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/17 16:14:44 ID:g7VXPr0a
(・∀・)イイ!

182 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/20 11:39:57 ID:vzdnvumh
保守しておこう。

183 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/22 22:02:42 ID:sSseTuiB
保守だ。

184 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/22 22:16:48 ID:N8/4sqo0
僕はもうじゅうぶん年をとった。
両手にシェービングクリームの缶を握りしめて泣くことなんかない。
新聞も購読するようになったし、車だって運転するようになった。
ビデオを見るために、テレビだって買ったさ。

おかげで、小説を書く意欲がなくなった。
ヨーコがチェックしてくれなくなってから、面白い小説が書けない。
真似するアメリカ小説もネタがつきた。


185 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/24 16:46:50 ID:KxUZs1AS
 僕はなぜ書けなくなったのか。
象に生まれて大きくなるのを嫌がり、鳥と生まれて飛ぶのを嫌がる様だ。
しかし、強いられない環境では象はとても小さくなるし、鳥は飛ばずに走るようになる。

 生活できるようになった作家という存在は誰の役にも立たない。
それぞれの苦悩はおのおのの物なのに。それを切り売りした挙げ句に他人の物までほじくり返す始末だ。

「要するにあなたは行きずまっているだけよ」と、脳裏の別れた彼女はいう。
いや、君の巨体が何処かへ行けば楽になるんだ、と涙した。
「感じやすいのね」と、僕より無骨な手で涙を拭ってくれる。
僕は感じないことに決めたが、彼女はより激しく動いた。
君が騎乗位で跨がっている僕自身の肉体を解放してくれないかと切に願った。
体重比1対1.41は格闘技として絶望に相応しい数字だと言える。
2時間と23分そして17秒と28フレーム程が彼女のトラスト運動のすべてだった。
「重いんだよ」
「え!?思い」
「帰ってくれ」


186 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/26 02:27:53 ID:TJRb8nda
やれやれ。読んだことの無さそうな奴の書き込みはこれだから困るよ。


187 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/26 12:27:25 ID:HJqQLyba
それから僕は、とても真剣に>>1-186までを読みとおした。

188 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/29 09:06:27 ID:Ea6Y98PL
新聞のテレビ欄みたいな正確さでやってきた夜の闇の中で
彼女の体はもう知識の泉のようだった。
僕はできるかぎり優しくその小さく硬いボタンを押す。

へぇ へぇ へぇ 

189 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/30 01:00:23 ID:bLBVlxbg
保守だ

190 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/30 07:42:50 ID:7014OsJk
へぃ へぃ ほぅ

191 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/30 10:57:37 ID:OQ9ktmEu
こんにちは 今日で十一月も終わりですね。

私は相変わらず お化粧と整髪料のに匂いがたちこめる満員電車にゆられながら会社に通っています。 
私の周りにいる同年代の女の子は満員電車がなければ、普段感じるストレスなんて
体育館のあの大きな重たいドアを開けるくらいのものなのにって言っています。
でも私は満員電車って結構落ち着くのです。あんなに狭い場所に何百人もの人がいるのに
時々聞こえてくるのは誰かの こほん という咳払いくらいです。
みんな目的の駅がくるまで、卵を生む前のウミガメみたいに目を閉じてじっと待っているのです。
私だけが周りの人をきょろきょろ見ていて、おかしいのは自分なのかもしれないって感じるほどです。

職場でお化粧のメーカーはどこが良いだとか、昨日の深夜放送のことだとか
気になっているセンパイのことを話しながら、マルコリーニのチョコレートを食べていると
いつの間にか些細なストレスなんて忘れてしまいます。
仕事自体はマニュアル通りにこなしてさえいれば何のモンダイもありません。
白いレゴ・ブロックを壁にして、最後に赤いスロープのブロックを
ちょこんと積み上げれば可愛らしい家が出来るのと同じです。

逆に自分で新しい方法を考えて作業をこなすと他の誰かに迷惑を掛けることさえあるのです。
そういうのって信じられますか?だから私は仕事にほとんど新しい知識なんてつかいません。
家を出るときにドクカイリョクとかソウゾウリョクとかは部屋に置いてきてしまうです。
職場に持ってくるのはお化粧についての知識だけです。 
もしかしたら電車の中のウミガメの人たちも同じなのかもしれませんね。

ちょっと愚痴っぽくなってしまいました。
今日はこのへんにしておきます。 さようなら

192 :ミシマくん:04/11/30 14:59:27 ID:FWaMBbJQ
村上春樹と角川春樹と村上龍の区別がつきません

193 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/30 15:34:26 ID:vnzAzJef
すごいなこのスレ、ある意味。。

194 :おさかなくわえた名無しさん:04/11/30 22:59:45 ID:BYPF/UQz
191さんがとてもいいのを書いた。優しい文体と比喩がとても良い。

195 :ミシマくん:04/12/02 14:02:35 ID:m10EPmew
春樹君も自衛隊に入ったら、あんな脆弱な文体を書かなくなるだろうよ

196 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/02 18:33:06 ID:us6dcNiJ
>>195

「悪いけど出て行ってくれ。」



197 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/03 15:30:22 ID:sIGUVI3L
>>192
同意

ところで話変わるけど、携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)

 このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。
画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。

この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。

突然こんな事いいだしてスマソ…
GBAと比べてみてどうなんですかね?(シェアのことは抜きで)


198 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/03 15:42:12 ID:DbEc54F0
泥水の味しかしないコーヒーを飲む

199 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/03 17:06:29 ID:fONkGz5N
僕は困惑していた。

僕の日常生活における全ての問題ははたして>197が
このスレの趣旨を理解しているかどうかにかかっているような
そんな気持ちにさえなっていた。
僕は少しでも感情をコントロールしようと(もっともそれは無理な
話ではあった)強く目を瞑った。暗転。

200 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/03 17:24:20 ID:daid/ku+
これは、コピペなのよ

201 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/03 21:46:52 ID:EH6PMYvE
コピーアンドペースト。君の細く、しなやかな指に力が入る。あの頃の君は言った。
「どうしてこんなすごい絵を文字でかけるのかしら。しかもあちこちのスレッドに全く同じ絵をかけるなんてどうかしてるんだわ。」

君に会うなんてほんとに久しぶりだ。誰が、君に右クリックの意味を教えたんだろうか。

202 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/04 02:29:03 ID:9V+lK7WE
>201
誰かが教えるだろう、と、放置されるままになってる。
そんな些細なことがたくさん降り積もって、彼女を形ずくっているのだ。


203 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/04 05:27:38 ID:Sziltysa
オイこそが 203高地べとー

204 :ハッスルタイム!:04/12/04 06:03:06 ID:AEAARO+r
「朝起きたら、ガラスの置物が買いたいと思ったの。そんな朝って素敵じゃない?」

205 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/04 23:23:58 ID:qPLZE9nT
ttp://book.asahi.com/review/index.php?info=d&no=6780

綾辻行人ってラノベ?
ミステリー作家かと思ってた
ラノベって美少女がどうのこうのと思ってたけど違うのか?
ラノベの定義みたいなのって何かな

206 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/06 04:10:05 ID:Yjltb9lF
「だったらアナタが私のミスに気がついて、正しいプログラムを作ればいいじゃないのよ、フン。」
僕だって、仕様と違うプログラムを作れば何を言われるかわからないんだよ、フン。
結局、若い女の子というのはこういうものだ。

207 :やみくろ:04/12/08 09:36:24 ID:Vr8caVEG
「そろそろ行くよ。」僕の向かいに座っている青年は、力無い声で呟いた。
少し驚いた僕は、彼に目線を移した。
青年は、皺一つ無いシャツに薄緑色のコットンパンツを履いていた。
それはいつも僕に、春の川原を思い出させた。
「そうか…。長いようで、とても早かったね。
 君が居なくなると、寂しくなるよ。」
「うん。でも、ルールだからね。すぐに慣れるさ。」
「今までありがとう。」
青年は黙って頷き、静かに部屋を出て行った。

僕は深々とソファーに座り、ただぼんやりと天井を眺めていた。
しばらくして、ドアをノックする音が聞こえた。
僕は青年が戻ってきたのかと思い、急いでドアへと向かった。
しかし、ドアの向こうには見慣れない男が立っていた。
頭髪は少し薄くなり、少しくたびれたシャツを着ていた。
「やぁ、よろしくな。」男はそう言うと、ズカズカと部屋の中に入ってきた。
何とも言えない嫌悪感を抱いたが、僕は黙って眺めていた。

やれやれ、どうやら僕も三十路と言う奴になったらしい。
「三十路…」僕は小さく呟いてみた。
しかしそれは、冬の空に浮かぶ雲の様に不鮮明で不確かな物だった。
僕は酷く疲れていた。

208 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/08 10:45:01 ID:T/vfsI8v
>>201
奥が深い。

209 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/10 01:31:00 ID:f7qBhRVu
>>197-202

羊男は、なにか感心したようにうなづいた。


210 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/11 08:10:13 ID:rhdgTcIB
このスレの作家で、春樹をよく読んでいるなって感心する人いるよ
ほかのスレに居がちな、勘違いコテハンもいなくて良い感じ。
みなさんこれからも頑張ってください。

211 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/12 01:19:28 ID:Yzgt//gC

「ぼくは村上春樹を読んだことは無いんだ。そう、一度もね。」
でも彼の影響を受けていない作家は、出現以降には殆んど居ないとさえ言われている。
そうすると、貴重なものにならないかい。

「違うわ。『野も山も一面に真っ白なら、アホウになって黄色を買うべし』よ」と
彼女は鋭く斬って捨てた。つまり、あなたは唯の普通の人。
「そうかい。ぼくはその影響を強く受けたアニメーション作品は好きなのだけどな」
「だめよ、部分を好きでも、全体を好きとは限らないわ」


212 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/14 10:48:52 ID:aX8KB2Jo
>>207
俺も来月ついに・・・orz

213 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/16 23:24:31 ID:o56fzbqz
なぜ「すみれ」は唐突に帰ってきたのか?
なぜ僕は「みどり」を突然に愛することになったのか?

不可解な事象をたくさん巻き起こして進んできた物語の最後で、
なぜにこうも都合よく事が進むのか?

それが僕にはうまく飲み込めなかった。
(フォアグラのがちょうのストライキみたいに)

久しぶりに村上春樹を読めたのは楽しかったのだけれど。

214 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/24 16:14:13 ID:t98Io9bP
「あげ」

そう言うと男は静かにため息をついた。

215 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/24 16:24:36 ID:VCkNSbYG
「あげてしまったのね…」
彼女は何かをあきらめたように、そうつぶやいた。

216 :おさかなくわえた名無しさん:04/12/24 17:09:20 ID:/wtqmN5M
「やれやれ」

217 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/01 14:43:09 ID:HcVCXv2S
年が明けて、僕はまたひとつ歳をとった。
やれやれ。

保守。

218 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/01 14:43:55 ID:HcVCXv2S
失敗(;´Д`)

219 : 【大吉】 【1862円】 :05/01/01 15:03:10 ID:QfILGsWQ
テスト

220 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/02 04:57:03 ID:wy5FJK1u
「おみくじもお年玉も、結局意味なんてないじゃない。そうすることによって平穏であるかないかを確かめてるんでしょ?」
まったくその通りだと思ったが「君も試したんだろ?」とは聞かなかった。
猫のような君の機嫌が悪くなるのは目にみえてたから。僕はただ今の時間を大切にしたかったんだ。

221 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/03 02:09:43 ID:02CvaY72
歯が壊れたレコードのように痛むんだ

222 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/03 15:04:34 ID:UWwke5p9
やめて、頭がひどく痛いの。

223 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/12 15:32:05 ID:Iq5LqUMv
 ああ、どうして僕の書き込むスレッドはDAT落ちになるのだろうか。
もごもごつぶやいていると、背後から彼女が冷たい手をのばしてくる。
「寒いからじゃないかしら」
キンキンに冷えたマグロを思わせる躰がまとわりついてきた。


224 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/19 10:45:19 ID:TjgQiSIg



225 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/19 16:36:09 ID:bhGXP0yN
彼女からのメールが途絶えて、そろそろ一ヶ月になる。

僕は彼女の顔を知らないし、彼女も僕の顔を知らない。
彼女について分かっていることは、ストレートな黒髪であることと
僕よりも年齢がふたつ下ということだけだった。

もともと、僕らはたいした話はしていなかった。
お互いの生活のことやピアノのこと、朝起きて見上げた空のこと、
小学校のときに嫌な先生に質問されたときのこと、
そんな他愛も無い会話を十一月から続けてきただけのことだ。

これから少しずつ互いの信頼を築いていくのだろうな、と考えていただけに
彼女の返信が途絶えてしまったことに僕は少なからず混乱していた。
僕はポインタを送受信のボタンに合わせて目を閉じ、十秒数えて送受信を
実行してから目を開けたが、もちろん彼女からのメールは来ていなかった。
僕は力無く首を横に振った。

会社を出た後に見上げる空も、テレビから聞こえてくる笑い声も
ひどく遠くに感じられた。どうしてかはわからない。
僕にかかってくる電話はここ数ヶ月 極端に減ってしまっていたし、
電話をかけようと思っても、これといった相手がみつからないのだ。
久しぶりに僕は心から孤独を感じていた。
結局のところ彼女もまた他人だったというだけのことだ。

「それではまたメールを出しますね。おやすみなさい。」

彼女の最後の文章は、夏休みのがらんとした教室を思い起こさせた。
僕たちに九月はもう来ないのだ。

226 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/21 10:19:32 ID:lSbuvMmX
電話回線迷路

227 :おさかなくわえた名無しさん:05/01/31 21:40:52 ID:Povyoe5v
「バカみたい
「なんでそんなこともわかんないのよ!
「このメッキしゃちほこボケ

やれやれ、どうしてそこまで言われなくちゃならないんだ。
なんだか面倒になってしまい、僕は回線を切って首を吊った。

228 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/02 22:15:25 ID:7eycnO0V
保守だ。

229 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/07 18:41:21 ID:BkHBGnIt
「見渡す限りの雪だ」

声に出すと、僕だけがここの場所に馴染んでいないような気がした。
僕は、東海地方出身だ。
そこでは、雪なんて、1年に1度降れば珍しかった。
でも、ここ東北地方では、毎日毎日雪が降る。
陳腐で下らない政治家の言い訳のように、終わりというものを知らない。
こう毎日、毎日雪が降って貰っても困る。
僕には雪の準備なんてできていなかったし、いささか寒すぎた。
最も困ったのが、道路を歩くことだ。
僕の家から大学までは、歩いて15分ぐらいの距離があった。
たいした距離じゃない。むしろ その距離を音楽を聴きながら歩くのは素敵なことだった。でも 雪が降るようになってからは
大学に通うことが困難で耐え難い事になった。
地元の人は、何にもないように雪の道を歩いていたが、
僕には、無理な話だった。すごく滑るんだ。
ここは、アイススケート場かと錯覚したほどだ。
周りの人が、すたすたと歩いてて僕だけが転んでいる状況は、
僕が水の嫌いな犬として水泳の授業を受けて、うまく泳げないで皆の前で溺れている光景を想像させた

230 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/07 20:30:55 ID:+ns1e30J
このスレ、落ちてなかったんだね。
好きなスレだったからうれしい!

231 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/21 10:54:10 ID:1EMfPiiR
保守だ

232 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/21 11:04:45 ID:ATkQ1pCO
TVピープル ストラップシャウス上げ

233 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/21 16:21:59 ID:ne3R1Hyq
「ふしぎな図書館」が、図書館奇譚をもとにしていると気付いたのは一ページ目をめくった瞬間だった。
僕はノルゥエイの森を読み始めた時を思い出していた。
しかしなにかがあのときとは違っていた。
「ふしぎな図書館」をめくりながら、僕は何が違っているのか考えつづけた。
「そうだ、図書館奇譚はなんだか後味の悪いイヤな終わり方をしてたんだ。」
そう気付いたときにはもう半分ばかり読み進んでいた。僕はもう泣きそうだった。

僕はこわいのが苦手なのだ。

234 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/23 18:08:02 ID:0tJ9fAbb
僕は、まるで在るべき主人を無くした、糸の切れた風船の様にオカ板へと向かった。
「ああ、こんな所にもあったのか」と僕は呟いてみた。
一人静かな部屋で呟いた僕の声は、ひどく優しげにこの世の終わりを告げる
救世主の声の様に響いた。

ふと、どこかで「志村、うしろー!」と、声が響いた。

「やれやれ」と僕は深くため息を吐いた。


村上春樹風にオカルトを語るスレ
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1108194116/l50

235 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/24 18:45:15 ID:VM0N8pEq
僕は今までの半年間をゆっくり思い起こした。

僕は部活を辞めざるを得なかった。
みんなが楽しそうに練習する横を足早に帰った。
塾では昔から通っているメンバーたちの馴れ合いが強く馴染める事はなかった。
帰りはイルミネーション祭りの終わった寒い町を一人で自転車で飛ばした。
僕に温もりを与えてくれたあの人は僕に飽きてしまったらしかった。
今日夕方送ったメールは届くことなく僕の元に戻ってきた。
あたたかい応援の言葉を求めても仕方ないことはわかっていたことだ。
こんなことはなんということはないのだ。

わ か っ て い た は ず だ 。



明日の日のために、僕はずっとがんばってきたのだ。
そうだ。余計なことは考えている余裕はないのだ。実に馬鹿げている。
僕は、余計なことを考えてはいけないのだ。


明日が、公立試験の本番だ。僕は今夜ちゃんとねむれるだろうか?

236 :235:05/02/24 18:48:41 ID:VM0N8pEq
あっ、すいません、あげちゃいました…。すいません。

237 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/24 20:30:54 ID:gqPSiTmB
ライブドアはなぜ今も株を買いつづけるのか
フジテレビはなぜ対抗つづけるのか
彼らは知らないのだろうか
マスメディアがもう終ってしまったことを

"The End of the Mass Media"

238 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/24 20:41:12 ID:HxYrxcgm
>>235-236
「間違ってなんかいないのよ」
彼女はドーナッツについている粉雪のようなグラニュー糖を指ではらいながら言った。
「235は間違ってなんかいない」
甘いその輪っかをひと齧りすると、彼女は続けた。
「このスレは一週間、いいえ、ひどい時は二週間も書き込みがないことだってあるわ。
そのことから考えても、彼がageたことは正しい判断と言えるのよ。あるいは―」
彼女の話に頷きながら、ぼくは彼女のつんと上を向いた完璧な形の鼻を眺めていた。
「こう言い換えることもできるわ。わたしは235を応援しているってこと。
受験を経験した人間なら誰だって、そう思わずにはいられないはずでしょう?」
ひとしきり喋り終えると、彼女は静かにパソコンのディスプレイを閉じた。

239 :235:05/02/24 21:49:47 ID:VM0N8pEq
「きっと叩かれているだろう」
そう思いながらスレをのぞいて見た。一体何をしているんだろう。
試験前日だというのに落ち着かずじっと勉強しているような気分ではない。
僕は>>238の書き込みを見つけた。

涙が出てきた。その書き込みを僕は何度も何度も読んだ。こんな僕を応援してくれている。
全てを出し尽くしてこよう。僕は強く思った。

「誰かに聞いてほしかったんだろう?応援してほしかったんだろう?」
頭の中で声がした。
「そうなんだろうか?」僕は声に出していた。

そうなんだろう、と僕は思った。


>>238。その存在は僕をこんなにも勇気付けてくれた。
ありがとう。
ありがとう、と僕は丁寧にドーナツの包み紙をたたみながら呟いた。
お気に入りのスレッドに、大好きな文体で僕宛に書かれたメッセージ。

240 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/24 23:41:19 ID:HmaHvTZ+
雨が降る前に吹く風っていやだねぇ。
隙間風のせいで半開きのドアが戸はばたんばたん開いたり閉じたりしていた。
すごく不規則なんだ。うん、うん、いや、うん、いや、いや、いや・・・っていった感じの音なんだよ。

241 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/24 23:53:07 ID:gOwLZ5FI
がんばれ>>235

242 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/25 00:08:40 ID:fknDubmq
やれやれ、なんだって携帯電話なんてものを僕は持っているんだ。
語らない本音、その場限りの適当な相槌。
やがて僕は電話に出なくなった。
用事があるならメールを送ればいいだろう?
ちょっと応答すればいいじゃない、君はそう言うかも知れない。
オーケー、確かにそのとおり。君が正しい。
けれど正しいことが、時に僕の奥を蝕んでいく。
そうして僕は失い続けて、いま僕の携帯電話は鳴らなくなった。

「ねえおじさん、だったらなんでケータイなんて持ってんのよ」

縁側で足をブラブラさせながらその若い女の子は言った。

「なんていうかな、これは僕にとって、味噌汁の上に乗ったネギみたいなものなんだ」
「ネギ?」
「そう、ネギだよ。星の形のニンジンでもなければ、ハート型の麩でもない」
「・・・ねえ、なんだかよくわかんないんだけど、それって、なければないで、物足りないってこと?」
「ま、そういうことだね」
「ふーん、でも、嫌いなんでしょう?」
「そう、僕は電話が嫌いだ。でも君のショートパンツからのぞいた健康的な足ほどには好きになれないし、正午に響き渡るサイレンほどにも嫌いになれない」
「ふむ、なんだかややこしいのね」

243 :おさかなくわえた名無しさん:05/02/25 15:28:49 ID:O41nNxKS
「毛穴スッキリパック」
確かに彼女はそう言った。毛穴スッキリパック。
「ある意味ではビオレの商品は画期的だったといえるわ。
だって白いシートにずらりと並ぶコメツキバッタの卵みたいな角栓を眺めるのは快感だった。けれど」
夏休み最後の日の子供のように真剣な表情をして、彼女は黙り込んだ。
「毛穴スッキリパックは実は毛穴を広げる行為なのよ。そして広がった毛穴は元に戻らない。
角栓を取れば取るほど、また新たな角栓が出てきてしまう。
その繰り返しなのよ。永遠に終らないサークルゲーム」
彼女の話に耳を傾けながら、ぼくはカミュの小説の一節を思い出していた。
”ゆっくり行くと日射病にかかる恐れがあります。
けれどもいそぎすぎると汗をかいて教会で寒気がします”
僕らには、小鼻の黒ずみから逃げる方法などないのだ。

244 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/03 22:52:09 ID:/E9DbMle
揚げ。

245 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/03 23:43:26 ID:kIobeKuc
>>243
うまいなあ

246 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/04 23:07:12 ID:0DCANmri
ここの住人は本当にうまい人が多いと思う。

おかげで、三日前からピンボールから読み直してます。

247 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/08 19:10:15 ID:RynSO2fu
3日前、彼女はこの場所で僕に別れを告げた。
今夜も僕はカウンターの窓際に座り、あての無い待ち合わせをしていた。
「今日の君は、片腕が無いみたいだ」
話好きのバーテンが言った。
うるさいな。いつものことじゃないか。猫の心配でもしてろ。
僕は、窓の外に目を移したが、見るべきものは何も無かった。

248 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/08 19:32:16 ID:2/uiZGHt
そうビデオボックス。僕もしがない欲望の犬ですからたまには
そういうところに行ったりもするわけです。
でも、ひょっとしたらあなたは「いくら安いからって昼間っから
そういうところで、女の子に手コキしてもらうなんて安直に
すぎるのではないか」と考えるかもしれない。
でも、僕はこんな風にしか自分を慰めることができないのだ。
たとえ、もう一度やり直せたとしても僕は同じようことを
すると思う。

249 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/08 20:56:04 ID:d1xCGTeT
「わたしは一度も村上春樹の本なんか読んだことがないのよ。ただの一度もね。
なぜって、あの何も始まってもいないというのに、まるで何もかもが終ってしまったかのような
あきらめのムードが苦手なの。すべてを俯瞰して喪失感に浸っている『ぼく』に
飛び蹴りを食らわせてやりたくなるわ」
彼女はそう一息で言い終えると、テーブルの紙ナプキンをくしゃくしゃに丸め始めた。
「オーケー、わかった。でも、それならなんで君はこのスレに書き込んでいるんだい?」
「それは――」
彼女はそれきり、貝のように口をつぐんだ。
「それは、わたしにもわからないわ。つまり村上春樹って、そういう作家なのよ」

250 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/08 21:04:40 ID:Ktvd7Wvf
「たとえば、僕が十九歳だったとする」

ふたたび彼が口を開いたのは、ふたつ目の駅を出発して間もなくだった。
車内には乗客がまばらにいるだけで、車輪のがたがたという音が響いていた。

「もちろん僕にも十九のときがあった。でもそれは一瞬のできごとにさえ感じる。
いや、実際に一瞬のできごとだったんだよ。
僕は大学にやっと慣れた頃だったし、アルバイトと女の子に夢中になっていた。
十九歳でいるってことは、そもそもそういうことなんだ。
だけど持っていた希望は測り知れなかったよ。信じられるかい?」

僕は吊り革を左手から右手に持ちかえた。
「もちろん信じるよ。君には希望に満ちた十九の頃があった」

彼はほんの少しだけ口元をゆるめた。
「こうやって昼間に仕事で電車に乗ると、ときどき考えるんだ。
そもそも十九の頃に乗った電車の中で、僕は何を空想していたのかって」

次の駅に近づき、電車はスピードを緩めた。
駅の手前の踏切で電車が通りすぎるのを待つ買い物途中の主婦が、
紙袋の中から何やらごそごそと取り出そうとしていた。
僕らは何も言わずにその動作をながめていた。

「とりとめのない話だな。三月にしてはいささか暖かすぎる
午後のせいかもしれない。結局今となっては思い出せないくらい、
ちっぽけな空想だったんだろう。ねえ、僕は少ししゃべり過ぎているかな?」

「よくわかるよ」
僕は穏やかに、淡々とした口調で言った。
中古車屋の看板が右から左へとゆっくり流れていった。
それから我々は、目的の駅が来るまでひとことも口を開こうとはしなかった。

251 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/08 22:05:17 ID:uncTINgR
>>250
見事だ。
モト冬樹さんですか?

252 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/08 23:04:23 ID:ZxkJnLOL
とにかく僕は酷く疲れていたし、今すぐにでもベッドに倒れこんで眠りたかった。
背中に猿が三匹乗りかかって、好き勝手に喚いているみたいに疲れていた。
出来ることなら、携帯電話なんか二つに叩き割って、ハードでタイトな眠りに落ちたかった。
でも、ある種の予感の通りそれは出来なかった。友達が死んだのだ。

オーケイ、認めよう。僕は疲れている。その上酷く混乱している。
氷と一緒にシェイカーの中に放り込まれたみたいに混乱している。
だって、そんなことは当たり前なのだ。僕は彼と、一昨昨日一緒に酒さえ飲んだのだから。
生と死の間には、深くて冷たい川が流れていて、それがレンズみたいに作用するように思える。
歪ませるのだ。リアルな形で、死は僕に提示されていない。だから僕は酷く混乱している。
悲しみの前の歪な感情が、まだ未分化なままで心の辺土から溢れ出している。
何だってネタスレでこんな話をしなきゃならないかもわからない。
とにかく、僕は酷く混乱しているし、とても疲れている。とても、とても疲れている。
もちろん眠ることなんか出来やしない。

253 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/09 06:49:39 ID:QzpR0Jst
>>251
違いますよ。 >>61-62を書いたものです。
この前エキサイトに行ったら、あの時書いた文のように
「shit」の翻訳が変化しなくてつまらなかったです。

254 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/09 08:49:43 ID:7ffsgJ2O
>>252
お気の毒です。お友達のご冥福をお祈りいたします。
元気出してください。
でも、お見事!

255 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/09 18:45:58 ID:6MH9ClWk
あげ

256 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/09 23:19:06 ID:kNYdkICe
「うんこちんちん」
彼女は寂しげに呟いた。
「ダメだわ、なぜか加藤茶があらわれないの」
「わかるよ」
僕は穏やかに、淡々とした口調で言った。





257 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/10 01:21:01 ID:Kyx6aB7j
>>256
「あなたは何もわかっていないんだわ。
今のご時世『ぺ』がどんな意味を持つか」

258 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/10 02:07:42 ID:mjpYymm7
『ぺ』だって? やれやれ。
そんなものは野良猫だって見向きもしないだろう。
いっそのこと焼いてしまって、トイレにでも流してしまえばいいのさ。
つまり、僕という人間はそういった偏狭な人間なのだ。

259 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/10 16:12:40 ID:N/2Gdv+w
「ドリフの時代は終わったのよ。残念だけど」
彼女はためいきをつくと、冬のソナタのDVDを取り出した。

260 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/10 21:41:03 ID:P+sLzzk3
sage

261 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/11 21:38:43 ID:fk1GIaDG
僕はやっと僕を縛り付けるものから解放された。
夜はぐっすり眠り、朝はゆっくり起きる。
何をするにも付きまとった心配は消え、僕は自由になった。

僕は、北九州市の大学に受かった。
春からはこの町を離れ慣れない一人暮らしを始め、憧れの学科で夢を探すつもりだ。
僕を取り巻くのは希望だ。
ここのところ心地よい風の中に、もう戻らないあの人を探すのにもそのうち飽きてしまうだろう。

僕は、大人に、なっていくのだ。
なっていくのだろうか?


愚痴じゃないのでsage

応援してくださった方々ありがとございますた。

262 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/12 12:39:57 ID:QRtG7Lnl
「スピードに溺れて泳ぎまくるトドのようなものね」
いつも彼女の喩えには皮肉が含まれているように思えるけれど、
手をぐるぐる回して泳ぎまくるトドを想像しているうちに、
それはどうにでも良く思えてきた。実際にトドなのだ。
海豚よろしくスマートでもなく、鯨のように繊細でもない。
ましてや鮫なんて喩えをされたならば、目の前が真っ暗になっただろう。

眼前に青い世界が拡がり、音は丸くポロポロと零れはじめた。
隣で微笑む彼女はすっかりジュゴンだ。僕にはお似合いじゃないか!
求愛を始めたジュゴンを振り切るように僕はスピードを上げる。
恋に落ちる速度よりも速く、身体を切り裂く波に挫けないうちに、
水の抵抗を最小限にまかなえるよう肩を閉じ、アクセルを捻る。
そうだ。この感覚だ。

263 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/12 15:43:43 ID:TauFf+8W
美しい文章だけど、何についての文章なのか、俺にはわからん。

264 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/12 22:27:23 ID:4Zy/3cTD
>>261=235?
お目でd。

265 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/12 22:48:09 ID:pG6cO9jx
>>263
君はいまずばり春樹の本質を突いた

266 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/12 22:56:47 ID:E5UfKele
sage

267 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/13 10:57:54 ID:ujZoN8XL
sage

268 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/14 02:21:47 ID:GudFr95+
「上げる時間だ」
首など、簡単に刈ってしまいそうな大きな刃物を研いでいる門番に言われた。
「お前は今日から1日6回、上げるのが仕事だ。それ以上でも、それ以下でも駄目だ。
後の時間は好きに使っていい。」
ただそれだけだ。


269 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/14 02:23:22 ID:GudFr95+
やれやれ、もうそんな時間なのか。僕は慎重に書き込むボタンを押す。
混沌としたスレの中から、あぶくのようにスレが浮き上がるのを感じた。
またすぐに沈むんだろう、意味がない。
そう思いながら門番の表情をうかがうと、彼は満足そうに見えた。

やれやれ。
今日はまだ始まったばかりで、僕はあと5回もあげなくちゃならない。

270 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/14 19:08:52 ID:RZQS9VWk
夜が明けて、目覚めた時がすでに11時前だった。朝から溜息を
つくという習慣的行為に理由付けする意味合いなど最早どこに
もないというのに、冷めた珈琲を目の当たりにすると若干なが
ら感傷的にならざるを得なかった。

3月半ばの月曜日。昨朝よりは暖かいけれど花粉なんて関係な
い。薄っすら汗ばみつつ家を出て会社に行き、淡々と仕事をこ
なしながら小さな愚痴を少しだけ零し、家に帰り眠るだけだ。

家に戻るとむせ返る様な料理の匂いがするのだろう。そして無
言で食事を摂り、ヴァラエティ番組は止め処なく垂れ流されて、
すっかり気を悪くしながらまた眠るのだ。

271 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/17 05:35:44 ID:dF/s8S+S
>269
ハルキ
>270
エロゲ

272 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/17 10:24:23 ID:7xlKo9QK
「つまり>>271は村上春樹とエロゲの両方に精通しているわけだよ」
僕は小倉智昭の髪の毛を凝視しながら言った。

彼女は興味がなさそうに鼻から煙を吐き出した。

273 :おさかなくわえた名無しさん:05/03/17 12:56:00 ID:I0ClF5VJ
ある雨の夜、僕はスーパーマーケットで豆腐を選んでいた。
「シュー・クリームはどこにあるのかしら」
いきなり、僕の真後ろでオバサンが大きめの声の独り言を言った。
入り口正面のとても目立つ場所に、特売のシュー・クリームが山積みにされていたのを僕は覚えていた。
でもオバサンは奇妙な感じがしたし、僕は親切な人間ではない。
僕は何も言わず、そっと豆腐売り場とオバサンのそばを離れた。

しかし数分後、米・乾物売り場で米を選んでいた僕のそばにオバサンは再びあらわれ、
「シュー・クリームはどこにあるのかしら!」と叫んだ。
彼女はまだシュー・クリームを探し出せていなかったらしい。
何故店員に尋ねず、菓子コーナーにも行かず、関係のなさそうな売り場をさ迷うのだろう?
僕は気味が悪くなり、米を諦めてレジに並んだ。
しかし僕が会計をしてもらっていると、オバサンが「あかふじ米」10kgの袋に向かって、
「こんなところにいたのね…」と嬉しそうに話しかけているのが聞こえてきた。
…お前はシュー・クリームを探していたのではなかったのか?
僕はそう問い掛けずにはいられなかった。

デンジャラスシティー・オオサカ、そこは米を選ぶのすらも命がけの街。

274 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/24(木) 13:56:16 ID:GbZtKLVa
やれやれ。このスレも見放されかけているのか?

275 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/24(木) 17:31:06 ID:Wcln4Hyb
「そうかもしれない。だがなんの問題もない」
と彼はクールな口調で言った。
「アラビア語講座の視聴率がどうだっていいのと同じさ」
それは違う、と僕は思った。

276 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/24(木) 17:32:40 ID:Wcln4Hyb
僕はこのスレが好きだ。寂れるのは悲しい。

277 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/24(木) 22:17:40 ID:3GX5oHYd
age


278 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/25(金) 11:04:07 ID:On9dNi5V
不覚にもシュークリームは笑った

279 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/25(金) 20:48:08 ID:jWj7Scc+
ステュワーデスはいつもやさしい。必要以上に・・・

280 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/26(土) 16:21:44 ID:HE3vDLsv
あなたが言ったことは間違っているわ
彼女は>>279に向かい、クールに言った。

だってあなたの言葉は、春樹じゃない
清志郎のものだもの
春樹と清志郎を間違えるほど
あなたは混乱しているのよ

281 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/26(土) 17:29:06 ID:UIJ7Xuu4
こうしてみると村上春樹の文章って、随分と気持ちの悪いもんだな。
内省的というか自慰的と言うか・・・じつに青臭い。

282 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/27(日) 01:58:01 ID:noPxIB+7
どうやら今日は何もかもがうまくいかないようだった。
アパートの皆は順々に、それぞれ隣の部屋に移住して行ったのかもしれない。
悲しいことに、それを止める力を僕は持たない。
何の気無しに放った言葉、若干は得意でさえあった言葉が、
あるいは僕のカンを貧弱にした。

283 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/27(日) 20:41:43 ID:+233XAW7
↑春樹っちゅうか春厨だな。

284 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/28(月) 00:54:26 ID:UPQ2zgkR
(´・ω・`)
「自分でも分かってはいたのよ」
「とにかく私は自分の番を果たした訳だわ。
>>283、何か書いてみてちょうだい」

285 :283:2005/03/28(月) 19:53:30 ID:EIV+A5UB
>>284
わかった、やってみよう。

「わかった、やってみよう」
僕は声に出して呟いてからお気に入りの万年筆5本に丁寧にインクを入れていった。
机の端に並んだ万年筆はまるで交尾の順番を待っているあしかの群れみたいに見えた。
それからキッチンに行ってきゅうりの酢の物を作り、大根と人参と豚バラで即席の豚汁を作った。
新潟に出張した編集者がくれた野沢菜があったのでちりめんじゃこと和えておむすびにした。
昨日の残りの筍土佐煮が傷んでいないことを確認してから皿に移す。
「さて」
冷蔵庫を開けた僕の目に飛び込んできたのはかつてビール6缶パックを纏めていた
ビニールの残骸だった。それはクールでタイトでリアルだった。

「さて」
僕は声に出して呟いてからこりこりと首を回し、服を脱いでベッドにもぐりこんだ。

286 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/28(月) 21:45:27 ID:hgwcSSod
このスレッド、春樹本人が密かに書き込んでたらおもしろいのにな。

287 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/28(月) 21:47:20 ID:UdDLaOb9
>>57-58みたいなのを書き込んでたら、春樹のことがもっと好きになる

288 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/28(月) 23:01:42 ID:PCRhJcAP
やれやれ。何だって僕は午前三時五十分に目が覚めたからと言って、部屋の
整理整頓を始めているのだろう。あと三時間もしたら朝食の準備を始めなけ
ればいけないのに。日々の仕事でボロ雑巾のようになっているのだと言うのに。
しかも整理整頓で済ませる筈が、掃除機までかけだす始末だ。完全に、完璧に
馬鹿げている。

289 :おさかなくわえた名無しさん:2005/03/30(水) 17:01:13 ID:TGWgwRjf
>>288
失恋かい?
きまって半年ごとに恋人を取り替える癖は、
やはり治っていなかったみたいじゃないか。

「日常」と呼ばれる世界を、
単独で乗り切ると息巻いていた君は、
どこへ行ってしまったんだい?

290 :288:2005/03/31(木) 23:53:02 ID:DwL9j+gh
わっ、返事が来てビックリ…。人によっては「失恋」と捉えること
が出来るんですね。そこから飛躍させちゃうんだから凄いです。本当に。

291 :おさかなくわえた名無しさん:2005/04/05(火) 09:09:31 ID:ftXm2vo/
>>290

それが失恋かどうか、が必要な考え方ではないんだ。
我々にとっての文字列は、言葉を解きほぐして行く為の、
種でしかないと君も言っていたじゃないか。

日々の中に小峰ケーションが存在し、
よく冷えたビールを一気に飲んで頭痛がするような、
だけれども嬉しい感覚に似たヤリトリを繰り返す。

言葉という非常に不確定で曖昧だけれど、
確実にそこにあるツールを使いながらね。

それにしてもなんて気温だ、一気に初夏じゃないか。
花見をしなきゃ一年が終わらないなんて言うつもりはないけれど。

292 :おさかなくわえた名無しさん:2005/04/10(日) 23:16:59 ID:xyl+L2Pi
村上春樹風調教師
ttp://keiba.radionikkei.jp/news/20050410K33.html

293 :おさかなくわえた名無しさん:2005/04/16(土) 12:18:06 ID:gMUcUT0j
いいですか。あなたは何かと一言余計です。あなたは僕が相手と繋がるなと
念じているから繋がらないのではと言う。つまり意思が影響を及ぼしている
のではと言う。確かに僕は打電数がいささか少ない。それは認める。
打電数は必ず増やす。でも今の発言は筋が違う。次元が違う。あなたが
他の従業員達から忌み嫌われているのが昨日やっと分かりましたよ。
さっき彼とやり合っていた口論だって相手へのイジメにしか見えない。
大人気なさ過ぎる。重箱の隅をつつくような詰問ばかりだ。

オーケー。認めよう。僕もあなたが嫌いだ。

やれやれ、またこのオチか。このオチしか僕には浮かばない。

294 :おさかなくわえた名無しさん:2005/04/28(木) 11:45:26 ID:yT35HDR7
何がこじれているのかすらも、
もうどうでも良い気分になっている。

何もこじれていないのかもしれないし、
明日にはもう解消しているのかもしれない。


年下の娘と付き合って半年。
出会った当初、僕は失業していた。
転がり込んだという負い目が遮光板になり、
痘痕も笑窪と言うように気づかなかった事が多かったかもしれない。
実際様々な意味で目を瞑って生活してきた。

しかし、最近どうにも様子がおかしい。
家事が火事になるような危険性を常に携帯している恋人に、
とてもうんざりしている自分が居る。
辟易と言うよりは戦慄、と言う方が正しいであろう。

眠っている間に鍋が黒焦げなんて、
そうしょっちゅう起こりうるものではない。
誰しも寝首など掻かれたくないだろうし、
寝首なんて言う間違った喩えすらも使ってしまう程、僕は気が動転している。

いつもの悪い癖だろう?
飽きて来たから別れたいのだろう?
金回りが良くなった途端にコレか?

いや、違う。自分の命を守る必要があるのだ。


295 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/12(木) 00:39:04 ID:ulUD1Cwc
お気に入りのスレを開き、今日も新しいレスが無いのを確かめると
小さなため息をひとつついて、僕はマッキントッシュのノートを閉じた。

横で寝ている彼女を起こさないようにそっとベッドを抜け出して
冷蔵庫から500mlの牛乳パックを取り出し一気に胃に流し込む。

ちょうど半分辺りまで来たところでベッドの中の彼女がつぶやいた。

「プウ」

やれやれ、彼女は寝てなんかいなかったのだ。

僕は鼻から出た牛乳をティッシュでふき取り
びしょぬれになったシャツを脱いで風呂場に向かった。

296 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/12(木) 09:26:54 ID:wHitFvoJ
僕は彼女の頭の上にペニスをのせた
「ちょんまげ」
やれやれ、今日も同じような一日になりそうだ。


297 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/12(木) 09:49:26 ID:sU55vdhx
バッハのリュート曲をかけた。


298 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/15(日) 00:04:45 ID:fHdNVvwO
すごいウケた、と書いておく。>296

299 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/20(金) 02:12:50 ID:q2yApN2b
うんこちんちん

300 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/20(金) 02:17:09 ID:i8rEM+TA
300は頂きだ。

301 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/21(土) 02:07:54 ID:MOFkItK5
119

302 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/21(土) 19:47:58 ID:LVDbV1Kw
私は今週、多分何百回目かになるため息をついた。
明日は夫の会社のバーベキュー大会に参加しなくてはいけないのだ。
やれやれ、なんで会ったこともない人達と
火を起したり、肉を焼いたりしなくちゃいけないんだろう?
それも、いかにも「楽しそう」に。

重い気分をかかえて、洗濯機を回し、朝食の後片付けをしていると
会社にいる主人から電話がかかってきた。
「今晩××のラーメン食わしてやっから」彼なりに気を遣っているのだ。
電話を切って、私はまた新しいため息をついた。
ラーメンは嬉しいが、私のいつもの怠惰で優雅な日曜日が、皿に載って戻ってくる訳ではないのだ。


303 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/21(土) 21:39:54 ID:xVkKTiWL
>>302
うまい。

304 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/23(月) 19:38:53 ID:sRpz62du
「どうして火を起こすことを楽しいと思う人が、この世の中にこうもたくさんいるのかしら」
彼女は器用にメンマを避けながらラーメンを食べつつ呟いた。
「さあね。原始的な欲求かなにかだろ。それか、ただ腹が減ってるか」
僕はたいして食べたくもないラーメンを見つめながら答えた。
やれやれ、今週に入って5回目のラーメンだ。
いい加減味のヴァリエーションも尽きてくる。
それを彼女に告げると、
「ねえ、あなたってなにを食べてもそういう風に考えるの?
今週に入って何回目のなんとかだ、って?それがあなたの強迫観念ね」
と不思議そうな顔をして言われた。
「じゃ君は何も感じないのかい?たとえば毎日バーベキューすることを考えてご覧よ」
「そうね、私なら『これは私の人生で最後のバーベキューだ』って自分に言い聞かせながら食べるわ」
「君って案外自己欺瞞が上手いんだね」
「そうね。でも自己欺瞞をし続けているとそれはいつか真実になるのよ。そう思わない」
僕はなんと答えていいのか分からなかったので、黙ってラーメンのスープを飲み干した。

305 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/23(月) 21:34:00 ID:99cf4Pcs
>>302
純粋な疑問なんですが、バーベキュー「大会」ってなんですか?
なんとなく大会ってつけただけ?
それともなにかを競うんですか?
まあ普通に考えれば前者なんでしょうが、、

306 :302:2005/05/23(月) 21:54:35 ID:uVAn5228
展開してるからワラタ
このまま続く…のか!?

>>305 
さあ、私にはよくわからないの。
ただ、参加者へのメールに「バーベキュー大会」って書いてあったものだから。
もしかしたら、主催者が「大会」の二文字になにかを込めたのかも知れない。
或いは、あなたが考えすぎるだけなのかも知れない。

>>303
私は、あなたが、好きだ。

307 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/23(月) 22:58:26 ID:/L7ZBYX2
>305
もし君の手元に辞書があるなら「大会」の項目を引いて見るといい。
なければWeb辞書でも構わない。gooなんてのもいいかもしれない。
そこで君は「大会」には「競技」という性質は含意されていないということを知ることになるだろう。

君にとってはあるいは不本意な結果かもしれない。でもそれが君の生きている社会の
―あるいは辞書の編纂者といっても本当はいいはずなんだけれど―認識なんだ。
ぼくらはそんな社会に生きているんだ。

なんてつまらない話かしら。
憤慨したように彼女が言った。しかしそれはぼくのせいじゃない。ぼくの辞書のせいだ。
やれやれ。

308 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/24(火) 07:48:42 ID:OT7qIMaH
パーソナル・コンピュータに向かい、僕はゆっくりと、しかし確実にキーを打った。
あるいは君達は、僕を笑うかもしれない。
でも、僕は未だに信じられなかったのだ。
大会?


たい‐かい【大会】

1 大規模な集まり。大きな会合。

2 ある組織や会の全体的な会合。


オーケー、認めよう。僕の負けだ。


309 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/24(火) 19:42:03 ID:jRFOKsWX
信じられない。
僕はしばし呆然とパーソナル・コンピュータの無機質な画面を見つめた。
暗い部屋のなかで、それは深海の発光虫かなにかのような青白い光を放っていた。
「大会」という言葉がただの大きな会合を意味するだなんて。

じゃあ、僕が中学時代―あの倦怠と惰性と疎外と少しばかりの期待の日々―に参加させられていた
「全校球技大会」は一体なんだったのだろう。
「クラスのため」「一致団結」「優勝」「全校三位」エトセトラエトセトラ。
あのとき僕が大会がただの大きな会合にすぎない、と知っていたらなにか変わっただろうか。
大会は必ずしも競技会を意味しないと知っていたら。

なにも変わらないわ、と彼女は言った。
それを知っていたとしても、あなたは球技大会におけるあなたのクラスの名誉のために
一生懸命ボールを追いかけた、少なくともボールを追いかけるふりをしたのよ、と。
つまり、言葉が世界をつくるのではなく世界が言葉をつくるんだわ。
私たちはそのつくられた言葉を必死で追いかけるのよ。

やれやれ。きっと彼女の言うとおりなんだろう。
それでも僕は、あのときの球技大会委員にこう言いたくてたまらなかった。
「おい君たち、知ってるかい?大会は必ずしも競技する場ではないってことを?」

310 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/25(水) 21:17:02 ID:tXMJpq1Z
帰り道には本屋に寄ることが多い。
夕方の本屋には、気の弱い十姉妹のような顔をした人たちが三々五々集まってきている。
社会という大きな鳥小屋から帰って来た十姉妹たちは、その止まり木でしばし休息し、
今度は家庭―もしくは、ただの家―という少しばかり小さい鳥かごに向かうのだ。
十姉妹たちは少しびくびくしたような、無関心な目でお互いを見る。
そして素早く目をあわさないようにして本棚に並んだ本の背表紙を眺めるという、
より安心できる作業に戻るのだ。

僕はそんな十姉妹の中の、とりわけびくびくした一羽のような気がしていた。
本当に読みたいのではなく、ただ少し興味をひかれたというだけの本を選んで
レジに持っていく。
「550円になりまーす」
店員はさえずった。彼女はきっと十姉妹ではなく、カナリヤだ。僕は思った。
歌を忘れたカナリヤは、無理矢理新しい歌を教え込まれたのだ。


家に帰った瞬間、僕は思い出した。僕は村上春樹の小説―なんでもいい、なぜなら僕は『1973年のピンボール』
以外の春樹の小説を読んだ事がないのだから―を買おうと思って本屋に入ったのだった。
オーケー、認めよう、どうやら僕はボケてきている。

311 :おさかなくわえた名無しさん:2005/05/26(木) 03:37:31 ID:QswPCGLg
そんな310のためにここに「ねじまき鳥クロニクル」の全文をry

312 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/06(月) 19:35:25 ID:HrmUL1kj
やれやれ。
もう一度言おう。
やれやれだ。

313 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/13(月) 22:21:35 ID:MhAAov7e
部のために私との連絡を断ち切ったあの人は今もきっと私を信じている。私もあの人を無条件に信じていた。連絡を断たれてしまうまでは。
もうメールも電話もできないという知らせの電話で彼にがっかりしなかったと言えば嘘だ。
「恋愛でそんなにも部に支障がでるなんていけないじゃないの」
遠距離で全く連絡がとれないという事実で、私の心は彼から少なからず離れていこうとしているのだろうか?そんなことはあるはずはない。しかしなんにせよ私はあの人の生活に全く触れられないのである。
私は彼の救いにはなれない、そういうことなのかもしれない。
ああ、地獄のようだ。
彼に私の言葉は響かないのだろうか?


あの人は、今日もがんばれただろうか?疲れがたまってはいないだろうか?

私がいなくても、…いつも通り楽しくやれているだろうか?

いいよ。私は大丈夫やし大会、頑張ってな。

314 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/14(火) 22:59:26 ID:zGhf09tK
彼は「愛している」と言った。
しかし私は愛されてなかった
彼は愛と同情の区別がつかない人だから

315 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/15(水) 12:48:00 ID:0gwc+avd
もう一度春樹を読み直して来い

316 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/17(金) 19:19:54 ID:ckPYenpM
>>315
「もう一度春樹を読み直して来い」
彼は寝言すらも春樹という亡霊に取り付かれているかのようにつぶやくらしい。
そう、我々はすっかり全員が、ちょっとおかしな病気に罹っているだけだ。
春樹の匂いがしない夢を見ただけで寝覚めの悪い朝が来るかのようなあの一言だけが、
我々の現実を、より現実に結びつけるから嫌なのだ。
だから敢えて言おう、315君。君も読み直してくる方が良い。

317 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/17(金) 23:15:48 ID:ISzBLw/V
あるいは、間違っているのは僕の方なのかもしれない。
でも、わかっていたところで、こう書き込まないわけにはいかなかった。
>>315
激しく同意

318 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/18(土) 05:40:00 ID:x3dvHuQ2
俺も315に同意。 
駄目なものは駄目だろ

319 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/21(火) 17:53:17 ID:L528A8OB
「そしてそれはあなたもなのね?」
「もちろん僕だって>>315に禿同さ」
「バカみたい」
「そうかもしれない。でもここは村上春樹のスレなんだ」

320 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/21(火) 21:54:40 ID:zXCfEjXp
313読んでてこっちが恥ずかしくなた

321 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/22(水) 14:25:35 ID:RU80D/op
>>316
>>315

322 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/24(金) 20:43:21 ID:MqfnDFOv
「あなたは娘と結婚する気はあるの?」
と、彼女は言った。彼女という表現はあるいは間違っているかもしれない。
なぜなら僕の目の前に座っているのは僕の彼女ではなく、彼女の母親だからだ。
僕はまだそういうことは考えていない、と答えた。
「それではなぜ娘と付き合っているのかしら?」
やれやれ。この人は何もわかっていない。僕はゆっくりと、慎重に語り出した。
「付き合うことに意味なんてないんです。今が楽しければ、それでいいんです。
なにしろ僕は就職なんて死んでもしたくない。そう、死んでも嫌なんです。
だから、彼女には悪いと思うけれど僕と結婚して幸せになれる保証なんてない。」


僕はそう言い終わって気付いた。これは夢なんかじゃない、現実に起こっていることなんだ。
慌てて前を見るともう彼女の母親は姿を消していた。




323 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/25(土) 21:20:40 ID:GaITz8qG
>>322

(・∀・)イイ!!

324 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/26(日) 02:27:14 ID:BdqajYnn
彼女を愛していないわけじゃあない。
ただある何かが僕と彼女の間に溝を作ってしまう。
その「何か」をひきおこしているのは僕なのだろうか?
いやほかに原因はあるはずだ。そうだ。たったひとつ、たったひとつだ。
君は僕を怒らせた。

やれやれ

325 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/26(日) 03:41:54 ID:mDSly+dI
僕とそのものに置かれた距離は永遠に縮まる事はない。僕は受話器をそっと置き、窓辺にたたずむワタヤノボルを見つめた。ワタヤノボルの静寂の中に浮ぶ月の様な瞳からはいっこうに何も感じる事は出来ない。
「OK、まぁいいさ大した事じゃない」僕はいつもの様にそう口にして2チャンのスレ板に向かった。
やれやれ、今夜も又厄介な事になりそうだ。

326 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/26(日) 04:47:58 ID:mDSly+dI
そして厄介な事は本当に起きた。ここには安西水丸も知らないような僕の?事が書かれていた。古本屋で見た十姉妹の様な女の子達、バーベキュー大会とラーメンの因縁の対決、僕の結婚に対する考え方でミドリの母親との間に決定的な深い溝が出来てしまった事。
いったいここは何処だ?

327 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/26(日) 04:49:33 ID:CZKgxHON
携帯うざい

328 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/26(日) 05:59:51 ID:Spxfem5W
>>327
禿同

329 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/26(日) 10:15:26 ID:+zfzC1+o
改行してほしいな

330 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/26(日) 11:05:13 ID:yAbc2cXV
こんな今にも溶け出しそうな暑さの日曜日にも仕事をしなきゃあならない。本当に、もううんざりだ。
誰もいない事務所の片隅で私は昼下がりの猫のようなあくびをひとつした。
仕事の片手間に2ちゃんねるをしているのか、2ちゃんねるの片手間に仕事をしているのかわからないこんな日は、
このスレッドを覗くことにしている。
それにしてもこの人たちは春樹の文庫を片手にこの文章を書き込みしているのだろうか?
そんなことを考えながら私もキーを打つのだ。すっかり忘れてくしゃくしゃになった春樹の文章を思い出しながら。
やっぱり一人称は僕がいい。

331 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/26(日) 11:14:59 ID:joXeHIy2
やれやれ

332 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/27(月) 06:58:39 ID:DG7IiArF
携帯電話から2ちゃんねるを利用する人間は決して少なくない。
僕もまたそのひとりだ。

僕らは差別されていることを知らなければならない。
そして差別されたくないと思うならば携帯電話からアクセスしていることを悟られてはならない。あらゆる手段を講じて。
(さもなくば「携帯厨」という少なからず不愉快な名前で呼ばれることになる)

「不当な差別」とあなたは言うかも知れない。
僕もそう思う。それは不当な差別である。
携帯から書き込んでいるというだけで、何故そんな風に滅茶苦茶にやっつけられなければならないんだろう?

だけど、とにかく僕らは差別されている。
僕らがどんなに「差別しないでくれ」と叫んでみても、差別はなくならない。
国会議事堂の前に新聞紙を敷いて何も食べずに座り込んでみても、
「携帯2chユーザー・決起OFF」を企画して秋葉原をデモ行進してみても、
差別はそう簡単になくなるものではない。
物事はそううまく流れてくれない。

たとえ僕らが正しくて、世界が間違えていても
僕らが世界に住まう限り、僕らは世界に従わなければならないのだ。

333 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/27(月) 13:27:15 ID:F7W538/w
あのね、携帯で書き込む人たちって尽く改行ってものをわかってないのよ。
楽しくスレッド読んでふんふん、なんて思ってる時に金魚のフンみたいに
だらだら横に繋がった文が目に入ると誰だって読む気がなくなるじゃない。
ねえそうでしょ?
そりゃその辺わきまえてる携帯ユーザーだっているわよ。でもそういう人達は
そんな主張すらしないの。あの人の言う世界だかなんだかに溶け込んでるのよ。
だってそうでしょ、自分が新しいもの持ち込んでおいて、
upされた画像が見れないだの書き込まれたURLに飛べないだの
主張するからみんな怒るんじゃない。冗談じゃないわよ。


334 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/27(月) 20:09:02 ID:4N9g5qSV
僕は携帯の画面を眺めたり見つめたりしてしばらく考え込んでいた。
やはりパケット定額制は彼女のひんやりしてツツルンとした肌ぐらい魅力的に思えてならない。
だからもう一度聞いてみる。30文字前後で改行した僕いびつな思いは、未だ君にとって直線に進むだけの
単調なものにしか見えないかい?

335 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/27(月) 20:25:52 ID:pFr0l43f
うまいなキミw

336 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/28(火) 12:16:38 ID:wPrMhTpJ
携帯うざい

337 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/28(火) 22:46:05 ID:7kCo5PwE
↑お前もかなりウザイよ

338 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/28(火) 23:09:43 ID:x6Jt6sUW
そう。>>336はウザいの。
うまく言葉で説明することができないんだけど、
それはとても空っぽで無価値で考えるまでもないことなの。

339 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/28(火) 23:22:28 ID:7kCo5PwE
↑うまいW 確かに。
          
何故ならもう彼は既に改行しているのだから。336は存在理由を失っている事
自体に苦しんでいるのよ。

340 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/05(火) 04:25:19 ID:hI7yr/7B
ニャー

341 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/11(月) 15:12:15 ID:EPeRzoVC
ナカタは猫さんと話ができなくなりました。

342 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/11(月) 15:19:41 ID:vc086Yl7
更年期か何だか知らないが、母が朝からヒステリーを起こしている。

やれやれ・・・

343 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/16(土) 09:24:14 ID:R2QmQvKr
商店街をぶらぶらしていると、時節柄ウナギの広告がやたらと目に入ってくる。
「蒲焼き!」「鰻丼!」「鰻重!」
甘いタレをたっぷり塗られたウナギたちは、幸福そうに湯気を立てている。

僕もたまには腹一杯ウナギを食べたいと思う(ウナギはナカタの好物であります)、
しかし何しろ僕には職が無く、ろくに金が無いのでその願いは叶わない。

ここ最近は僕の空腹は、コンビニエンス・ストアのおにぎりだとかカップラーメンだとかで埋められていく。
ジャンクフードで満たされる空腹。そこには無能な王に治められた国家みたいな悲哀がある。

「働かざるもの食うべからず」、君は言うかも知れない。
その通りだと思う。まともなものが食べたいならまともな仕事を探してまともな稼ぎを得ればいい。
そんなことは僕にだってわかる。だけど(ご存知の通り)物事はそううまくは運ばないものなのだ。…

344 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/16(土) 09:31:06 ID:hR2hnTue
梅雨の合間の晴れだというのに
恋人が「たっぷり寝るぞ」とベッドで寝息を立てている。
とりわけ行くところがあるわけではないが、今日は
まばゆい光の下、その真珠のような純白のシーツを洗い干したかったのだ。


345 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/18(月) 15:53:12 ID:bDt0S/cr
 僕の所にあいつが来るなんて思いもしなかった。 (もし昨日の僕がこの事を知れば、今日の集まりには参加しなかっただろう。)
 あいつはいつも遊んでいて、僕を困らせるばかりだ。
 やれやれ、明日から大変な事に

・・・ここまで僕がキーボードを打った所で家のチャイムが鳴る。どうやら宅配便が来たようだ。
僕は見た目よりずいぶん軽い箱を受け取ると部屋に戻り、彼の来る間の悪さに憤慨しながら箱を開ける。
同時に注文したはずの、お気に入りのバンドのスコアは在庫が切れているらしくあと一週間おあずけのようだ。

僕はさまざまな怒りを白い熊の縫ぐるみにぶつけ、不貞寝することにした。

346 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/21(木) 18:47:26 ID:iM3f8NP7
やれやれ、なんだってこんなに暑いんだろう。
いったい僕が何をしたって言うんだ?

汗は意志を持った生命体のように僕の毛穴から次々に這い出してくる。
僕の体をびっしりと覆い尽くし、皮膚呼吸の機会を奪おうとしているみたいだ。
ジーンズは忌々しく湿り、買ったばかりのヘインズのTシャツには絶望的なしみが出来ている。

347 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/22(金) 08:48:00 ID:2SQaTVgE
やれやれ、今日も暑い一日が僕を待構えていると思うとうんざりする。

僕は画面に目を向けたままそっとアイスコーヒーを口に流し込んだ。
すっかり融けてしまった氷のせいでそれはもうコーヒーと呼ぶにはほど遠いもののように感じる。
汗をかいたスターバックスのカップ。そこにうつる女神もいささか暑そうだ。

彼女が帰ったのはほんの20分ほど前のことだ。正確に言うと8時25分。
「あなたは何も分かってないのよ」
とだけ言い残し、彼女はトヨタ カローラスパシオに乗って去っていった。

やれやれ、今日もついてない一日が待構えていると思うとうんざりする。




348 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/22(金) 13:44:14 ID:JiBdx5AC
彼女は昼食を、電動芝刈り機のように規則正しくたいらげた。

349 :おさかなくわえた名無しさん:2005/07/28(木) 03:31:14 ID:KdWlciRJ
試験。
試験のことを考えると冷や汗が出た。
どうしてみんな大学なんか行くんだろう?
どうしてみんなニートにならないんだろう?
どうして僕の母親はあんなに低学歴を嫌うんだろう?
どうして僕はあんな上等な万年筆を持って試験会場に
来てしまったんだろう?

350 :おかさなくわえた名無しさん:2005/08/02(火) 00:15:04 ID:xHGra7eA
 家に帰り、まず冷蔵庫を開けた。
僕にとって、冷蔵庫に何が入っているかはそれほど重要なことではない。
むしろ、冷蔵庫を開けること自体が目的なんだ。
残り物のポークカツレツを取り出し、AMラジオをつけた。
保温してあったご飯は、幾分固くなりはじめていた。
もう一度冷蔵庫を開け、ローファットのミルクを取り出しグラスに注いだ。
僕は、一気にそれらをたいらげた。

 数時間後、急にお腹が痛みだした。
電気をつけていないトイレの中は真っ暗だった。
僕にとって、トイレが明るいか暗いのかなんてどうでもよい問題だったんだ。
次第に上下左右の感覚がわからなくなり、重心がグラグラとしてくるのを感じた。
トイレから出ると、デジタル時計は23時28分を示していた。





351 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/02(火) 07:58:14 ID:OA0lFUeh
>>350
保守age!


352 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/02(火) 09:37:46 ID:RJZ5Lldh
ダンキンドーナツ

353 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/02(火) 17:43:01 ID:OA0lFUeh
やれやれ

354 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/06(土) 03:02:05 ID:8PYmc/gc
今日も羽田行きの便は機材のメンテ繰りで1時間の遅延を招いた。カウンターの前はその便の利用者で溢れた。
50代半ばと思われるダークグレーのサマーツイードのスーツに身を包んだ男がこう
言ってきた。
 「だからJ○Lはダメなんだよ」
 
 
 オーケー、君の意見は正しい。正論だ。僕は何も言わず黙ったまま端末を動かし、
彼の航空券を全日空へエンドース・インした。

 


355 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/06(土) 06:54:37 ID:Me+UF+Wd
今日は合コンだった。合コン。バイト先の先輩に誘われたのだ。
「おいムラカミこのあとあいてるか」
「空いてますよ」
いつだって予定なんか無い。僕はしがないフリーターである。
「飲み会に行かないか?お前と話したいって子がいてさ」
正直にいって、僕はかなり嬉しかった。酒は強い方ではないが、たまには女の子と
喋り、若者らしく夜遊びに興じる。たまにはいいだろう。

その女の子というのは25歳という。しかし外見は30くらいにも見える。
初対面同士の気まずい空気。気まずい会話。僕は後悔した。自分の人生を消費している気がした。
やれやれ。どう転んでも僕の人生はこの程度でしかない。
もっと会話が面白くできれば。酒が強ければ。明るい性格であれば。
いや、この場でそんなことを考えてもしょうがない。
僕は目の前のジントニックを飲み干した。ひどくさみしかった。

356 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/09(火) 16:15:29 ID:7XrkENyH
こんにちは、名無し男さん。元気にしているかしら。
私は、今日は大学へ書類をもらいに行ってきました。
最寄り駅で降りると、高校生がなぜかいっぱいいたの。
大学の看板の前で記念写真を撮っている人なんかも。
でも、なんだかそういうのって困っちゃうよね。
どんな顔をしてその前を通り過ぎれば良いのかわかりません。
無関心な感じで良いのかしら。
どうやら、今日は受験生向けの説明会をやっていたみたい。
とにかく、若いっていいなぁって思いました。
さて、大学院へ送る書類を書き上げるとします。
名無し男さんも夏風邪なんて引かないようにね。
あと、裏庭のところにある道をウロウロするのは辞めた方が良いわ。
それでは。

357 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/10(水) 23:58:59 ID:qsfyv5Vp
メイかな…?
保守

358 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/14(日) 07:41:55 ID:cy+K1mbR
雨は朝になってもまだ降り続いていた。
雨の音を聞きながら、僕は静かな眠りについた。

359 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/26(金) 23:24:14 ID:xcbT14V8
保守だ。やれやれ。

360 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/27(土) 15:14:25 ID:ivFMfHAU
蝉の鳴き声で目が覚めた。
蝉達は鳴き声の大きさを競っているかのように、次々と鳴きだす。
やれやれ、と僕は思った。

冷蔵庫からアイスコーヒーを取り出し一口だけ流し込む。
冷たい黒い液体が食堂を通るのを確認し、顔を洗う。
僕は顔もろくに拭かずに窓からいつもと変わらない景色を眺めた。

蝉は単調に鳴き続けている。
でも僕は一匹たりとも蝉を確認することができない。
空には千切れ雲がゆっくりと流れていく。
まるで地上にある何かを探しているかのように、ゆっくりと。

361 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/27(土) 21:28:38 ID:/7Ga1xfG
>食堂を

362 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/28(日) 20:18:36 ID:bWkg3gWk
>冷たい黒い液体が食堂を通るのを確認し

なにその心霊現象

363 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/29(月) 01:22:41 ID:cpaq1YVS
まさかG・・?

364 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/29(月) 11:46:53 ID:R354Jmkg
>>360
イイ文章なのにww

この流れキタコレ

365 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/29(月) 16:41:38 ID:8bCrIQWN
「いずれにせよ」
PCの電源を切ると彼女はつぶやいた。
「いずれにせよ、スレが盛り上がるのはいいことだわ。
たとえそれが些細なタイプミスによる盛り上がりだとしてもね。
だってこのスレときたら、いつだってDAT落ちすれすれ」

366 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/29(月) 19:30:05 ID:ce7ULcDI
すいません2ch検索で検索したらここにたどりつきました

で、質問をしたいのですが
今、現代文の問題集を解いているのですけど
出題の文に(題材ノルウェイの森)とあるのですけど
僕はノルウェイの森を読んだことがありません

そして文章の内容なのですが
N360、ビリヤード、N360に排気ガスを巻き込んで自殺
死というものが生の中に包含されているとかそんな内容の文なんですけど

僕はノルウェイの森をいう本を読んだことは無いんですが
この文知ってるんですよ、何年か前に(納屋を焼く)という短編を読んだ
ときそのような内容の短編があったのを記憶しているのですが

ノルウェイの森という小説にも上記のような内容の文章があるのでしょうか?
知ってる方がいらしたらヨロシクお願いします

367 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/29(月) 20:11:30 ID:kaDP1Ro/
あるよ、君が読んだのは蛍っていう短編
なんか書き足りなかったみたいで、膨らませていたらノルウェイの森になったんだよ

368 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/29(月) 20:27:15 ID:ce7ULcDI
>>367さん
ありがとうございました
感謝します。

369 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/30(火) 09:39:37 ID:IRrfot5l
やれ、そして、やれ

370 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/31(水) 17:58:45 ID:xEptL6CJ
>>365
nice!

371 :おさかなくわえた名無しさん:2005/08/31(水) 21:58:16 ID:dA1f8pG1
やれやれ。
何もかも春樹風に書き込んでほしいものだ。

372 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/01(木) 17:45:06 ID:U9CcO/8d
いつものように家路についた。
「やれやれ。今日もカレーか」
僕はカレーが好きなんだ、と言ってから度々食卓に上るようになった。
正直言って、週に3度も出るとうんざりするのだが作る度に上達していく彼女の料理を食べるのも悪くない。
「悪くないな」
そう僕はつぶやいた。

373 :愚痴ではない。:2005/09/01(木) 23:41:04 ID:OcHhaWVz
自分を蔑んで見てしまう時、心を閉じてしまう時、開くことを恐れる時、
逃げる時。明日それらは様々な形を経て僕の元へやってくると思う。
それらを打開することは簡単には出来ないと思う。
少しずつやっていこう。少しずつ。少しずつ幸せへ近づいていこう。


374 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/02(金) 02:05:50 ID:2Cf6FGU0
またこの時間がやってきた。
僕にとってこの時間は一日のなかで最も憂鬱な時間だ。
この時間になるときまって電話のベルが鳴るのだ。
最初は電話線をきったりもしたものだが最近はめんどくさくなってきのと
とくに寝ているわけでもないということからやめてしまた。

もちろん出たことも5、6回ある。
無言なのだ。
しかもただの無言ではなくそこには黒いドロドロとした暗闇を感じ得る。
それは涸れてしまって蓋をされた井戸を思わせる。

電話線をつたって受話器をぬけ、そっと僕の部屋に忍び込んでくる。

また今日もベルがなった。
僕が12回まで数えたところで電話は鳴くのをやめた。

でも僕の部屋にはずっしりと重い何かが漂っている。
逃れることはできないのだ。

375 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/03(土) 05:59:27 ID:vYdTm32V
やれやれ、こんな良スレがあったなんて気づきもしなかった。
僕はそう呟いて、それはきっと意図的にageてみたりもした。

376 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/04(日) 00:44:29 ID:N8MmQnSJ
真夜中にスレを訪れる度、ぼくはあのレスを読み返しては
ひとりほくそえみ、そして打ちのめされていた。
あのレスを見つけてからもう一年が経とうとしているだなんて
いささかぼくには信じられない。
>>57-58の彼−もしくは彼女−は、一年経った今でも
このスレをageることがあるのだろうか。
一年経っても相変わらず2ちゃんねらーな自分の問題点はさておき
ぼくはひどく感傷的な気分になっていた。

377 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/04(日) 06:19:24 ID:p/o0v+JI
乾いたヴャギナを触ってみても何も変わりはしなかった。
外は明るい休日を演出し、君はパンツを膝まで下げて幸せそうに寝ている。
やれやれ、僕はとんだ変態だ。
「ついでにageてみればいいんじゃないかな」羊男が言った。
「そんなものかい?」
「そんなものさ」羊男は寂しそうに呟いた。
「個人的なことを言っていいかな」
「なに?」

僕はゆっくりと息を吸って、彼女を起こさないように言った。

「ぬるぽ」

378 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/04(日) 10:06:19 ID:Jhdlvwod
僕のチンコはまるで包茎

379 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/04(日) 14:42:58 ID:JMcLKyYW
>>378
それは絶望的に、先端が皮とともに暗闇に包まれている。
あるいは仮性、どちらかだ。

380 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/04(日) 20:11:24 ID:ViEIclcl
「あなたはそれを言えば良いのよ。簡単なことだわ」
「でもそうすることに何の意味があるんだろう」
彼女はトマトソースのスパゲティをきれいに平らげると
ソースのついた指先を舐めた。
「世の中に意味のあることなんてほとんどないわ。
煽りも荒らしも信念なんてない。そうでしょう?
ねえ、あなたは何を恐れているの。
難しいことじゃないわ。AAも立て読みも必要ない。
これはネタが必要なことじゃないのよ」
彼女が首を傾げると完璧な耳の形が目に飛び込んできた。
ぼくは全てを諦めることにした。

>377 「がっ」

381 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/05(月) 17:21:57 ID:ZaOKkO5i
これは愚痴では無い。ただ単に今日起こった事に対する不満を表明しているだけに過ぎない。

それはまるで早朝の新宿東口のような悪臭を放ち、圧倒的な存在感を持って周囲の人間達に危険を表明していた。
そしてその悪夢の様な粘着質の物体を睨みつけ、足早に立ち去る。おかしいと思い僕は自分の靴を見た。
なんて事は無い、靴の踵に犬の排泄物がくっついてるだけだ。
「やれやれ。夏風邪か」と僕はつぶやいた。そう、鼻が利かなかっただけなのだ。

382 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/06(火) 23:04:49 ID:v0tGXDus
>>380
「あなたって本当に律儀な人なんだわ。
まるで笑点でかならず歌丸にハゲネタをふる楽太郎みたいに」

383 :電車女:2005/09/07(水) 18:27:32 ID:bnj5EKxR

   初めまして。
         私、電車男を見て、私やってみたいなって思って書きました。
     これからも夜露死苦。



     

384 :電車女:2005/09/07(水) 18:40:05 ID:bnj5EKxR
    私、小学生です。


385 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/07(水) 18:51:10 ID:56a2RPfP
やれやれ

386 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 02:53:09 ID:imp8jAth
はっきり言ってね、荒らしなんてみんな糞食らえさ

387 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 11:27:22 ID:EyRGGUa1
>386
荒しって言うのは構って欲しいものなんだ。そういうシステムなんだよ。
だから普段の生活は全く目立たない、平凡な、どうでも良いような奴なんだけどね。
2chに来るとそうなっちまう。システムだからしょうがないのさ。

388 :電車女:2005/09/09(金) 17:11:03 ID:+fk8Gbvw

    よくわかりません。
   

389 :電車女:2005/09/09(金) 17:31:45 ID:+fk8Gbvw
 
     今日、学校休みなのさ!!へへっ    
    

390 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 17:42:44 ID:57vLOb3i
荒らしまがいの自己紹介を掲示板に書き込んだ。
住人達は競うようにネタレスで返してくる
「やれやれ、僕は初心者だ」

学校に行けというレスを確認し、キーボードに打ち込む
小学生のフリをして書き込むのもうんざりするが、たまには悪くない
「やれやれ、今日は学校は休みです」

391 :電車女:2005/09/09(金) 17:47:21 ID:+fk8Gbvw

   みんなあんまり書くきないね・・・・・。やっぱりぬけようかな。     


392 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 17:52:00 ID:UJGkHY6P
おれは天才だ〜!

393 :電車女:2005/09/09(金) 17:53:18 ID:+fk8Gbvw

  嘘じゃないもん(`-′)

394 :電車女:2005/09/09(金) 17:56:35 ID:+fk8Gbvw

お前、いくつ?




395 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 17:58:12 ID:UJGkHY6P
アミバは30歳

396 :電車女:2005/09/09(金) 18:01:33 ID:+fk8Gbvw

  じゃあ学校名言ったあげようか?       


397 :電車女:2005/09/09(金) 18:03:36 ID:+fk8Gbvw
本当に言ってるよ一!

398 :電車女:2005/09/09(金) 18:05:17 ID:+fk8Gbvw
あなた女・男どっち?

399 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 18:09:58 ID:sR3mR278
>395
レイ様は?

400 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 18:11:26 ID:UJGkHY6P
レイは28歳

401 :電車女:2005/09/09(金) 18:15:36 ID:+fk8Gbvw
ヤッパリかくきないネ!! 


402 :電車女:2005/09/09(金) 18:16:52 ID:+fk8Gbvw
あんたバカだね!

403 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 18:28:00 ID:UJGkHY6P
>>402
何を一人で興奮してるんだ?


やれやれ

404 :電車女:2005/09/09(金) 18:32:15 ID:+fk8Gbvw
そういうのってムカツク

405 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 18:34:17 ID:EyRGGUa1
「あんたバカだね!」
僕はもう一度口に出して言ってみた。あんたバカだね。
正直言って、これは到底僕にはなじまない言葉だ。
どうして一面識も無い相手の事をそうやって批評できるのか?断定できるのか。そんな責任が僕に有るというのか。
病気かもしれないな。
やれやれ。時間を無駄にした。仕事に戻ろう。

406 :電車女:2005/09/09(金) 18:40:12 ID:+fk8Gbvw
ばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばか

407 :電車女:2005/09/09(金) 18:45:41 ID:+fk8Gbvw
はぁ

408 :電車女:2005/09/09(金) 18:53:25 ID:+fk8Gbvw
fでゅgfdkdddc何かむかついて、手が・・・・。

409 :電車女:2005/09/09(金) 19:32:55 ID:+fk8Gbvw
電車男みたいに優しいネット仲間がいたらいいのにね。まぁいたらだけど。

410 :電車女:2005/09/09(金) 19:42:05 ID:+fk8Gbvw
 書くきないね。

411 :電車女:2005/09/09(金) 19:56:28 ID:+fk8Gbvw

   スマイル            ★★  ★★
               ★★  ★★ 
            
              ★★★★★★★★

               
         

412 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 20:10:54 ID:UJGkHY6P
電車女は何がしたいんだ?キティ?

413 :電車女:2005/09/09(金) 20:15:43 ID:+fk8Gbvw
失敗しちゃタ。みんな書く気、ないね・・・。
    せっかくはいれたと、おもったのに・・・。
    ざんねんだよ・・・。
   
    明日、からもう書かないね・・・・・   バイ×2

414 :電車女:2005/09/09(金) 20:17:56 ID:+fk8Gbvw
何がしたいって
   みんなと楽しみたい・・・

415 :電車女:2005/09/09(金) 20:24:27 ID:+fk8Gbvw
っていうか  楽しいネット仲間でいたい・・・・・・。

416 :電車女:2005/09/09(金) 20:26:00 ID:+fk8Gbvw
けど、みんなからかうんだもん。

417 :電車女:2005/09/09(金) 20:30:38 ID:+fk8Gbvw
えへっえへっ

418 :電車女:2005/09/09(金) 20:36:51 ID:+fk8Gbvw
ほらそうやって書かない
   だからやなの(`-′)

419 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 20:56:07 ID:57vLOb3i
彼女は「楽しみたい」と言った。
しかし私は楽しくなかった
彼女はふさわしい場所とそうでない場所の区別がつかない人だから

420 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 21:09:57 ID:UJGkHY6P
電車女…それより僕は…緑とエチーしたいと思った。
うん、悪くない。


421 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/09(金) 23:02:00 ID:TiG580nA
電車女。僕は実際声に出してみる。「電車女」。
嫌いな言葉ではない。ただ響きが気に入らないだけだ。
そして彼女の指が紡ぎ出していく意味のない言葉の羅列も
今の僕の神経を逆撫でしていく。彼女が僕のことを嫌い
憎んでいるのではないかと思うと、少々気が楽になった。

422 :実際は使ってるけど:2005/09/09(金) 23:57:43 ID:Y2MpYdYZ
「IDあぼーんにでも設定すればいいのよ」と彼女は言った。
「そうすれば不快な思いをすることもないし、つい反応してしまって相手を
刺激することもない。簡単なことよ」

確かにその通りだ。でも僕は専用ブラウザを使っていなかった。
なんとなく移行が面倒でそのままにしていたのだ。なので僕は彼女にそう言った。
「でも僕は専用ブラウザを使ってないんだ、悪いけど」

彼女はひどく呆れたようだった。
「信じられない。2chを見るなら専用ブラウザを使うべきよ。標準ブラウザじゃ
不便で仕方ないでしょう?アンカーのポップアップができないなんて信じられない。
ブラウザを替えるのなんて簡単でしょう?どうして使ってないのよ?」と彼女は一気にまくしたてた。

「君の言うとおりだ」と僕は言った。ほんとうに彼女の言うとおりだった。
やれやれ、なんだって僕はほんの少しの手間を惜しんだりしたのだろう?
おかげで僕は訳の分からない人間(人間だろう、たぶん)の書き込みに腹を立てたうえ、
こうやって彼女に叱られる は め になっている。
____
初めて春樹風の文を書いてみたが似ない…。OTL
何が悪いんだろうなあ。

423 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 00:10:33 ID:2aAFlyDd
>>422
はっきり言ってね。十分似ているよ

424 :電車女:2005/09/10(土) 09:37:16 ID:8CiBSGj0
じゃあ、電車女じゃなくて、小学生のほうが、いいですか?
   そのほうが、いいんだったら、今すぐかえます。

425 :電車女:2005/09/10(土) 09:41:04 ID:8CiBSGj0
それか、みんなが決めてください。

426 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 09:46:03 ID:d3fRUyk9
何この糞コテ

427 :電車女:2005/09/10(土) 09:50:10 ID:8CiBSGj0
私は、この場所に、来てよかったのだろうか?

428 :電車女:2005/09/10(土) 09:56:39 ID:8CiBSGj0
糞コテッて何ですか?

429 :電車女:2005/09/10(土) 10:00:39 ID:8CiBSGj0
私、小学生だしヲタじゃないから分らない・・・・。

430 :電車女:2005/09/10(土) 10:01:48 ID:8CiBSGj0
????????????????????????????????????????????????????ってかんじ

431 :電車女:2005/09/10(土) 10:25:38 ID:8CiBSGj0
やっぱり大人と話すとちょっと難しい

432 :電車女:2005/09/10(土) 10:28:21 ID:8CiBSGj0
何って聞いてんの!!

433 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 10:29:48 ID:y94TIcKW
スパゲティーをゆでようと思った。

434 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 10:31:11 ID:D3/HBHXO
>>422
すてきです。

435 :電車女:2005/09/10(土) 10:36:37 ID:8CiBSGj0
素敵って何が?

436 :電車女:2005/09/10(土) 10:41:50 ID:8CiBSGj0
みんな、何してる?私は、テレビ見てる

437 :電車女:2005/09/10(土) 10:43:10 ID:8CiBSGj0
klmjdhgokk;vo/,ldmjnlshouxkzfdl;l.svfk,om-;pぉじn

438 :電車女:2005/09/10(土) 10:51:16 ID:8CiBSGj0
うーんつまんない

439 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 10:54:30 ID:+NIr/Tr5
「せっかくいいスレなのに残念だわ」と208
「時間をかけてゆっくり進めてきたのに残念だわ」と209

440 :電車女:2005/09/10(土) 11:02:05 ID:8CiBSGj0
つまんない 

 モォ仕事とか、部活で、家族がいないから、寂しい

441 :電車女:2005/09/10(土) 11:09:45 ID:8CiBSGj0
何で誰も書かないの?
  寂しいよ

442 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 11:10:34 ID:bSIPDjqF
>>440
場違いだってことが判らない奴はいるものさ。
たとえば、君。僕の目の前にいる君。
君にふさわしい場は他にあるってこと、どうしたら理解して
くれるのだろう?

そう、たとえば、http://life7.2ch.net/intro/
とかね

443 :電車女:2005/09/10(土) 11:14:34 ID:8CiBSGj0
むりです。

444 :電車女:2005/09/10(土) 11:18:19 ID:8CiBSGj0
あなたは、ここに来て、よかったですか?

445 :電車女:2005/09/10(土) 11:38:27 ID:8CiBSGj0
じゃあ、私は、ここにいなくていいってことですか?

446 :電車女:2005/09/10(土) 11:44:11 ID:8CiBSGj0
もぉダメぽ


447 :電車女:2005/09/10(土) 11:46:36 ID:8CiBSGj0
答えだしてください。おねがいします。

448 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 11:47:29 ID:H/kU9A9y
高嶋アナは悪くないんだからあやまらなくていいんだよ〜
悪いのは調査隊だろー

449 :電車女:2005/09/10(土) 11:48:31 ID:8CiBSGj0
私は、ここに来てよかったです。

450 :電車女:2005/09/10(土) 11:51:21 ID:8CiBSGj0
どういう意味ですか?分かりません・・・・。

451 :電車女:2005/09/10(土) 11:53:59 ID:8CiBSGj0
今、ちょっとお昼食べています。

452 :電車女:2005/09/10(土) 12:05:47 ID:8CiBSGj0
もう一度言うけどこのネットに来てよかったですか?  

453 :電車女:2005/09/10(土) 12:08:20 ID:8CiBSGj0
ネェ聞いてますか?

454 :電車女:2005/09/10(土) 12:16:11 ID:8CiBSGj0
おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい
    聞いてますかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

455 :電車女:2005/09/10(土) 12:19:00 ID:8CiBSGj0
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいいいいいいいいいいい

456 :電車女:2005/09/10(土) 12:24:24 ID:8CiBSGj0
今メレンゲと、言うテレビみてますた。

457 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 12:29:57 ID:sNb4ZPlP
ネタじゃなくてリアルでこういうこと書いてんなら
これ以上うざい香具師いないなwwww

458 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 12:30:15 ID:TSBI9TAa
普段は海底で息を潜めている、深海魚のようなスレなのに
今日はまるで大平洋のトビウオのように
無目的に跳ねあがっている。

「私たちの“普段”“普通”なんて、実はいつでも
あっさりとひっくり返されてしまうものなのね」

彼女はため息をついて、ゆうべから台所に放置されたままの皿を片付け始めた。

459 :電車女:2005/09/10(土) 12:33:24 ID:8CiBSGj0
おい;l、k;l、gdsklmj;:


460 :電車女:2005/09/10(土) 12:43:56 ID:8CiBSGj0
何じゃそれ

461 :電車女:2005/09/10(土) 12:49:32 ID:8CiBSGj0
ばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばかばか

462 :電車女:2005/09/10(土) 12:50:45 ID:8CiBSGj0
今食べ終わりました。

463 :電車女:2005/09/10(土) 12:57:06 ID:8CiBSGj0
今、氷食べています。

464 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 13:01:35 ID:TSBI9TAa
>電車女
あなたにぴったりな場所が、すぐ近くにあるわ。
青い行を押してみて。

【ハジメ】電車男を見て2ちゃんに来た人集合!【マシテ】
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1122360896/l50

465 :電車女:2005/09/10(土) 13:01:45 ID:8CiBSGj0
はっはっはっはっはっはっ


466 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 13:17:49 ID:F9VgbwZj
『本当に取り返しがつかないほど何かが欠落してしまった人っているのよ。ねぇ、信じられる?』

やれやれ、そもそも彼女は村上春樹も知らないんじゃないのか?

467 :電車女:2005/09/10(土) 13:22:09 ID:8CiBSGj0
やっぱり私は、もうここにいなくていいってことですか?

468 :電車女:2005/09/10(土) 13:29:13 ID:8CiBSGj0
知らないよ。さっきから言ってるけど、私小学生だよ。
   本当だから。

469 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 13:50:03 ID:5O7YN1lr
>>467
そうだよ。
僕の言ってること、判る?
そうなんだよ、君の言う通り。

470 :電車女:2005/09/10(土) 14:39:20 ID:8CiBSGj0
嘘って思っても、いいよ。だって私の姿見たことないのにそういうこと言えない
   じゃん!!

471 :電車女:2005/09/10(土) 14:42:36 ID:8CiBSGj0
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおおおおおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい

472 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 14:44:00 ID:NcRENbtQ
電車女
二度と(・∀・)クルナ!!

473 :電車女:2005/09/10(土) 14:49:38 ID:8CiBSGj0
みんなどうしたの?

474 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 14:51:00 ID:tJdt8lr4
「彼女にはっきり教えてあげればいいのよ。簡単な事だわ」
「でもそうする事に何の意味があるんだろう」
彼女はグラスに残ったコーヒーを飲み干すと
とけ残った氷をみつめた

「ここは今日の愚痴を『村上春樹風』に書き込むためのスレッドよ。
 雑談なんて意味の無い事よ。そうでしょう?」
彼女がすっかり溶けてしまった氷を飲んでしまうと
僕は全てを諦めてしまった

「荒らしキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(・  )━(∀・ )━(・∀・)━カエレ!!!!!」

*ここは今日の愚痴を『村上春樹風』に書き込むスレッドであり
 あなたが雑談するためのスレッドではありません
 公共の場ではマナーを守って、楽しく過ごしましょう

475 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 14:57:31 ID:+NIr/Tr5
荒らしに反応するのが荒らしが一番喜ばす手段です。
みなさん、気持ちはわかりますがここは我慢してください。
レスの削除依頼は出してありますので、もう少し待っていてください。

476 :sage:2005/09/10(土) 15:00:21 ID:DCzXqbj2
やれやれ、と言って彼女は溜息をついた
「ここをチャットか何かと勘違いしてるんじゃないかしら」

477 :電車女:2005/09/10(土) 15:08:23 ID:8CiBSGj0
ひどいね。小学生にひどい言いかたでいわなくてもいいじゃない(`‐′)

478 :電車女:2005/09/10(土) 15:09:48 ID:8CiBSGj0
バイ×2

479 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 15:32:04 ID:R1SaArIC
「ワタナベくんがかまうから彼女は期待を持つの。どうしてスルー出来ないのよ」
「スレッドが上がっていると期待してしまうんだ」
僕は直子の口をふさぐためにおにぎりを踊った。

480 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 15:32:59 ID:5nNSlT0b
>電車女
あのね、ここはチャットルームじゃない。自由にお話するところでもない。
2ちゃんにはいろんなスレッド(トピック)があって、みんなそのスレッドに合わせて話してるんだ。

今なら画面のどこかに「『村上春樹風』 今日の愚痴」と出てるよね?それがスレッドの名前。
「板名」と書いてある場所がおおまかなテーマ(たとえば「アニメ」とかだね)で、板をクリックすると
その板に関するたくさんのスレッドの名前(たとえば「ドラえもん」とか)が表示される。

たとえば、「電車男」に出てくるスレッドは、「モテない男が集まってお話する」という名前、テーマの
スレッド。ほかに、「猫のお話をする」スレッドもあるし、「スパゲティのお話をする」スレッドもある。
多分「スパゲティが好きな猫のお話をする」スレッドもある。みんな好きなスレッドでお話してるんだ。

そしてここは、「『村上春樹風』 今日の愚痴」という名前のスレッドになっているよね?
つまりここは、かんたんに言えば、「村上春樹」という作家の文体(文章のくせ)を真似て書きこんで
遊ぼう、というテーマのスレッドなんだ。

みんなが返事をしないのは、君をきらっているからとか、君が小学生だから、とかではなくって、
君がこのスレッドのテーマに合わせて書きこんでくれないから、こまっているんだよ。

だから、君はここじゃなくて、もっと君が面白いと思えるテーマのスレッドに書きこむといい。
マンガの話とか、キティちゃんの話とか、そういうスレッドに。
おもしろそうだな、と思ったスレッドがあったらクリックして読んでみて、自分も参加できそうだな、
と思ったら今みたいに書きこんで発言すればいい。もちろん最初のうちは読むだけでもいい。
そうしたら返事もきっともらえるし、楽しくやっていけると思うよ。

481 :電車女:2005/09/10(土) 15:37:36 ID:8CiBSGj0
ごめんなさい。

482 :電車女:2005/09/10(土) 15:41:31 ID:8CiBSGj0
私が、悪かった。

483 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 16:03:43 ID:NcRENbtQ
そんなことを言うくらいなら、するべきではなかったんだ。(以下失念)

・・・誰かの本棚に「ダンス・ダンス・ダンス」があるはずだと思った。
そのページは確かにあった。だけど僕の手元にはない。大切なものはいつも「ここ」には無いのだ。
すくなくとも、僕の人生においては。


484 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/10(土) 16:13:27 ID:R1SaArIC
「よくわからないわ、いいのよ」

485 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:53:01 ID:eZirPbyH
井戸の底から這い上がってきたような電車女

486 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:09:30 ID:iu2T0pZv
「そりゃもう天国へ行っちゃうくらい気持ちいいオナニーだったわよ」

487 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:41:51 ID:PsjIwDbl
我々はPCの前で連続して表示されている「あぼーん」と言う文字を眺めていた。
内容(無内容というべきかもしれない)を全て剥奪され陳列されたそれは、
どことなくぼんやりとしていて、どこか牧歌的な印象さえ与えるようになっていた。
彼女にその考えを伝えてみると、彼女もだいたい同じような感想をもっているようだった。

「こういうのも平和っていうのかもしれないわね」と彼女は言った。
「そうかもしれない」と僕は応えた。そうかもしれない、あるいは。

488 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/12(月) 16:53:02 ID:AWT1rWom
電車女、彼女の本質と言うものは我々が昔捨て去ってしまった物へ対する憧れそのものだったのだ
それに気が付いた時彼女はすでに死んでいた。そして僕は深い後悔に陥った。
彼女は何としてでも守るべきだったのだ。しかしそれは誰にもなしえなかった。永沢さんにさえも。

489 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/15(木) 23:38:36 ID:LeDlo9SZ
やれやれ、だれもいなくなってしまった。
ageてみようと思う。それで人が来るかどうかはわからないけれど。

490 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/15(木) 23:41:59 ID:ptX2sru0
あ〜暇ぁ

491 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/16(金) 00:05:17 ID:Fyy0BO/f
僕は簡単な食事を済ませ、精神薬とワインを一緒に飲んだ。
スピーカーからはエイフェックスツインの緻密に構築されたリズムが部屋中に響いている。
まるで天井がそのミクロな振動により、割れて落ちてくるんじゃないかという気がしたくらいだった。
でもそのうちに僕は怖いというよりもその不安定さを楽しいと思い始めた。
それは圧倒的な異物として僕を取り囲み、包み込み、自分が自分じゃなくなっていくのを感じた。
でも僕が僕でなくなったことに気がつく人間は多分一人も居ないだろう。
確かに状況はひどく入り組んでいる。
でもはっきりしている事がひとつだけある。
それは「本当の自分なんて最初から存在しない」ということだ。

492 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/16(金) 10:57:19 ID:Y0LSNMXc
>491
オーケー、認めよう。君の文章はなかなかよくできている。
しかし春樹風ではなく、そっくりそのままコピーして並び替えたにすぎない。
あるいは文章そのものにも自分が存在しないということなのだろうか。

やれやれ、と僕は思った。

493 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/16(金) 16:19:23 ID:xrlT6cQ7
 知ってるかい。
イギリスのドラマは実際の職業についている人から選ぶんだ。
だから、その「職業的風貌から動作に至るまで本物」なんだよ。
「ふーん」
智子は口と鼻から同量の空気を吐き出しながら、否定とも是定とも取れない言葉をつむいだ。
「でもさあ、やっぱりお芝居でしょ。変わらないじゃない」

 やれやれ。この人には通じない。二人で居るほうが孤独を感じるというのは本当らしい・・・。


494 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/17(土) 11:55:37 ID:JXM5dduP
いつもの駅の、いつものコンコース。
普段は当たり前の風景すぎて、殆ど気にとめる事もなかった。

優美な組天井に配置された、荘厳なステンドグラス。
オレンジ色のシャンデリアの光に灯された、円い天井。
麒麟、鳳凰、うさぎ、三本足のカラス、獅子、天馬。
やれやれ、僕ときたら
彼等の存在すら、こんな事になるまで気付かなかった。

僕はただ、今日中に仕上げないといけない仕事のことや
なかなか来ないメールの返事のこと、今晩の夕食のことやなんかを
とりとめもなく考えながら、漫然とそこを「通過」していただけだったのだ。

かけがえのないものはいつも
「二度と絶対に」取り戻せなくなって、初めて気付く。
それが「あたり前の風景」であったことが、どんなに贅沢なことだったのか
無機質で無愛想なフェンスに囲まれてから、ようやくそのことを思い知らされるのだ。

495 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/18(日) 00:15:14 ID:VQ7+xhaL
≪今日の本当の出来事 上≫

その時僕は高島屋の前のスターバックスで本日のコーヒーとチョコスコーンを齧っていた。
一番角の席に座った。ヘッドホンから流れるグルーバーワシントンJrのサックスはコーヒー
にはうってつけだ。
スコーンを食べ終え、買ったばかりの小説を開いてそれを読み始めた。20ページほど
読み終えたところでテーブルの前に人が立っているのに気づいた。感じのイイ女性だ。
年はおそらく40代前半といったところだろう。口元にはわずかな微笑みを浮かべている。
僕は本を閉じヘッドホンをはずして、こんにちはと言った。
「テーブルをご一緒してもイイかしら」
どうぞと僕は答えた。彼女はフラペチーノをテーブルに置いて雲の上にでも座るかのように
注意深くそっと椅子に腰をかけた。
「あついわね」彼女はそういうと何かを思い出したかのように一点を見つめ、考え事をしているようだった。
そしてまた思い出したかのように僕に目を覗き込んだ。
「10万であなたを買いたいんだけど、もちろん1日とは言わないわ、3時間でイイの。」
やれやれ、いつから僕は娼婦になってしまったんだ。どうしてよりによって僕なんだろうと僕は思った。
彼女は川の中のメダカを探すように僕の眼の中を覗き込んだ。
考えてみれば僕には今お金が必要だった。失うものもそれほどない。悪くない話かもしれない。
ちょっとだけ考えさせてくれ、と僕は言った。


>>>>>下へ


496 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/18(日) 12:34:20 ID:5AWr7JUl
冷めかけたコーヒーを静かに置いて、
安っぽく光るディスプレイを出来るだけ目を細めて見つめながら、
ああ、この494と言う人はきっとあそこのことを言ってるに違いない、と思った。
阪急梅田駅。伝統を壊すことは、おいしいカレーを作ることより簡単だ。

497 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/24(土) 03:24:01 ID:AZcaz3Np
なんてことだ。僕は新宿の事だと思い込んでいた。
やれやれ、また大阪か。と僕はつ言った

498 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/29(木) 21:08:54 ID:8WaZdTRy
やれやれ
このままじゃ一週間書き込みがない可能性だって出てくる

499 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/29(木) 22:24:30 ID:u4jKrcoa
やれやれ・・・まったくだ。

500 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/29(木) 22:28:10 ID:OyMF/Xg2
やれやれ
簡単ケーキを試しに作ってみた。
やれやれ
簡単だが、ただ簡単なだけじゃないか。
やれやれ
あんなものは猫も豚も食べないだろう。
やれやれ
不味くて僕は吐いてしまったよ。

501 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/29(木) 22:31:52 ID:u4jKrcoa
501だっていうのに僕はまだ何も解決できずに
ただただ液晶画面の中に潜むそれを探し続けている。

502 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/29(木) 22:41:37 ID:u4jKrcoa
>500
無闇に使いすぎる“やれやれ”はクリームをいれすぎたコーヒーのように
それ本来の味を台無しにしてしまう。

やれやれ、と僕は口に出して言った。

503 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/30(金) 22:59:04 ID:tViUtDJZ
でもぼくはこのスレが好きだ。いささか「やれやれ」に固執
してしまうけれども。

504 :おさかなくわえた名無しさん:2005/09/30(金) 23:17:39 ID:YI1QANnh
やれやれ

505 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/01(土) 00:25:36 ID:nvn8/oiz
蚊取り線香の様ないつ終わるともしれなく続いた夏期休暇が終わり、
その日僕は、就職活動ガイダンスというこの世で最も面白くない行事を
冷えたコーヒーを無理やり飲み込むようにしてやり過ごす事になった。

さっきから就活指導教員は、就活における注意事項をドミノでも並べるかのように順序立てて説明している。
「就活で重要な事になるのは、自分を分析・理解し、自分のセールスポイントを相手に解りやすく伝える事です」
やれやれ、と僕は思った。
口だけで言うのは簡単な事なんだ。
口に出しただけで事が進むのなら、スパゲティを上手く茹で上げる事も、猫とワルツを踊る事もできる。
問題はそれをどう実行するかという事なんだ。

僕は、隣であくびを噛み殺している彼女にその事をたずねてみた。
「私はね、全ての事象において『可能』な人と『不可能』な人がいると思うの」
と彼女は答えた。
「『可能』と『不可能』?」
「そう。『可能』な人は『可能』の道を進み、『不可能』の人は『不可能』の人は道を進んでいくの。
そして、その進んだ先で更に『可能』と『不可能』の分かれ道が用意されている。
一人一人の人間は、その道を交わる事無く扇子の骨組みたいに放射状に進んでいくの。
ねえ、私の言ってる事、わかる?」
と彼女は聞いた。
「わかる気がする」
と僕は答えた。

オーケー、認めよう。
僕はきっと『不可能』の道を進む人間なんだ。

506 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/01(土) 14:58:28 ID:OyhqZgpa
そういう人間がいても悪くない。

そして、そういうキミがジャズの聴ける喫茶店をやりながら
夜中にキッチンのテーブルで小説を書き始めるかもしれない。

そう、誰かさんのように。

507 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/01(土) 15:35:27 ID:8pwedEwE
>>506
あなたのレスポンスは素敵だと思う。
メタファーも思いつかない。

508 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/01(土) 23:17:34 ID:Hdn7x27F
 「もし誰かがその事に関して責められるべきであるとしたら、まず最初に私が責められなければならなかったでしょう。私の注意が足りなかったのです。」そういって彼女は靴についた犬のウンコを風呂場で洗い始めた。      やれやれ。

509 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/02(日) 22:10:12 ID:XEI8Ki1u
↑ ちょっとなあ、、、抜けてない。

510 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/02(日) 23:44:44 ID:wPal4AeA
僕は熱いシャワーを浴び、丁寧に髭をそった。
部屋中に散らかっているゴミを拾い、掃除機をかけた。
洗濯をし、シャツにアイロンをかけ、布団を干し、滞納している電気ガス料金を支払いに行った。
今日は現実的になる日なのだ。
簡単に買い物を済ませ、簡単なおかずを作った。
しかしなにかかが僕の頭の中で警笛を鳴らしている。
なにかが決定的に欠けているのだ。

僕は大きく深呼吸をした。
いったいなにが欠けているのだろう?

テレビではアンジェリーナ・ジョリーが2丁拳銃で正確に無駄なく敵をしとめていた。
僕は彼女の華麗な動きを眺めながら、ゆっくりとテーブルの前に座った。
そこで僕は決定的な欠陥に気づいた。


ご飯を炊いていない。

僕は酷く混乱した。
ご飯を炊いていない。

「なれない事をしたからきっと疲れてるのよ」と脳内で彼女が言った。
僕は曖昧にうなずきご飯が炊き上がるまでおとなしくトゥームレイダースを観る事にした。

511 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/02(日) 23:50:50 ID:j5z+WQZD
だけれども、本当はご飯のことが気になって、炊飯ジャーの前で体育座りをして待っていただけだった。

512 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/03(月) 00:23:04 ID:AmU+xWss
>>510
おかずがカレーじゃなかったことを祈るばかりだ

513 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/03(月) 18:27:31 ID:hEhm42NN
耳を済ませていると、降り始めた雨のような音を立ててお米が釜にぶつかり始めた。
あごをひざの上に乗せてお預けをされた犬のように待ちつづける。
気が付くと音はよりいっそう激しくなっている。
炊飯器からは水蒸気が勢いよくあがっていた。
外を見るまでも無く、ものすごい雨が降っている。
やれやれ・・・

さっき干した洗濯物の運命を考えて長いため息をついた。


514 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/03(月) 22:23:44 ID:aEp3gTdw
>>510
イイ!

515 :510:2005/10/03(月) 23:00:04 ID:Z9vprxNk
駄文だが反応があったことにいささか驚いている。
だが事実なのだ。
おかずを作りテーブルに座るまではある意味完璧な1日だった。
テーブルに座り、




. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄


となった事は言うまでも無い。
実際に>>511が言うように体育座りでテレビを観ながら
ちらっちらっと炊飯ジャーのランプを何十回も確認した事は告白しておこう。


516 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/04(火) 00:53:42 ID:GaW7z8Z8
僕はバスに乗り込み、とりあえず手近な席に座った。
後は膝の上にデイパックを載せれば、
ただ一時間近く揺られているだけでバスはじきに学校につき、
僕は世界中の退屈の詰め合わせのような講義をうけることができるだろう。
それで全てはうまくいき、僕の世界は滞りなく回る。
世の中の大抵の事は、そういうシンプルな仕組みでできているのだ。

バスに乗っている誰もがそうであるように
たわいもない考えごとを始めようとした僕は、
すぐに、今日に限ってそういった種類の余裕はないという結論に至った。
理由は簡単だ。財布を家に忘れたことに気づいた。ただそれだけだ。
定期はもちろん、始末の悪いことに一枚のコインも持ち合わせていない。
バスの中を見回しても知り合いの一人もいない。
やれやれ。
僕は心の中でつぶやいた。

その後、僕は学校になんとか着き、そして何も無かったかのように例の講義を受け、
友達に少しばかり金を借りて帰宅して、簡単な夕飯を作って食べた。もちろん財布はテーブルの上にあった。
あの話がどうなったかはあまり言いたくない。
だけど、この経験を通した僕があなたにできる忠告らしい忠告があるとしたら、
それはつまるところ次のようなものになると思う。

もしもあなたがバス、ないしは公共交通機関の類の中で
財布を忘れたことに気づいたなら、
乗り物の中での時間の大半をなるべく申し訳なさそうな顔を作る
そういう練習をして過ごすといい。
後は目的の停留所についたとき、運転手にこう言うのだ。
「すみません。財布を忘れてきてしまったようなのです」
運転手は露骨に迷惑そうな顔で、こういうだろう。
「次乗ったとき、払ってよ」
つまりは、僕らにできることはそれくらいしかないし、
結局のところ、僕らはそれをするしかないのだ。

517 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/04(火) 00:57:27 ID:GaW7z8Z8
>>510、516
ワロタ

518 :516:2005/10/04(火) 01:03:01 ID:GaW7z8Z8
>>517
自分番号を名前欄に書こうとしてそれに失敗し、
結果、自演のような形になってしまったことに
僕はひどく困惑した。

519 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/04(火) 01:05:10 ID:SktGNN7S
>>518
やれやれ。「の」が抜けてるじゃないか。
君は「自分の番号を」と言いたかったんだろう?

520 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/04(火) 01:12:17 ID:4xMU6itK
 >>516 春樹っぽくない。

521 :516:2005/10/04(火) 01:14:42 ID:GaW7z8Z8
>>519
まったく、君の言う通りだ。
これじゃあまるで出来の悪い漫画に出てくる、中国人のキャラクターかなにかの言葉みたいだ。
どうも僕は自分が思っている以上に混乱しているらしい。

522 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/04(火) 01:16:40 ID:1NhMSqCG
ぽいと思うよ。

523 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/04(火) 08:28:59 ID:ph1gZv+G
きっと疲れてるのよ。

524 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/04(火) 10:19:19 ID:OmAPRRdU
悪くない。ぜんぜん悪くない。>>516

525 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/04(火) 20:42:54 ID:WJKt3gJW
「本当に?」

526 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/05(水) 23:07:55 ID:VNgevMUG
「どうしてこんなもの買ってきたのよ?」彼女は疲れた声で僕に言った。
 僕はクミコの顔を見た。彼女が何を言おうとしているのか、僕には見当がつかなかった。
「よくわかんないな。」
 僕は言った。
「どうして蓬莱の豚マンなんか買ってくるのよ。」
「まだよくわからないな。蓬莱の豚マンじゃ駄目なのかい?」
「悪いわよ。私は蓬莱の豚マンが嫌いなの。あの‘蓬莱の豚マンがある時、無いとき‘
 っていうCMを見ると虫唾が走るの。知らなかった?」
「知らなかった。今度からセンタンの豚マンにするよ。」
「あなたは私と一緒に暮らしていても、本当は私の事なんかほとんど気にも
 とめていなかったんじゃないの?あなたは自分の事だけ考えて生きていたのよ。」

527 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/06(木) 09:40:01 ID:2mkHG7x+
リアルですね

528 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/06(木) 11:59:16 ID:jRmw8vOR
>>526
「蓬莱の豚マン」。声に出してつぶやいてみた。蓬莱の豚マン。
ぼくはそんな名前を聞いたこともなければ
‘蓬莱の豚マンがある時、無いとき‘ というCMも見たことがない。
当然、センタンの豚マンだって知らない。
ぼくは生まれも育ちもずっとさいたまの人間だ。
ぼくは瞼をとじると、蓬莱の豚マンの魅惑的な姿を想像してみた。

529 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/06(木) 14:57:01 ID:dmuPdXcI
やれやれ、また渡辺三郎か。と僕は思いほくそ笑んだ。

530 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/06(木) 19:37:03 ID:gY+YEiXF
「君は疲れているんだよ。」と僕は言った。
「少し休んでから、久しぶりに近所の店にピザでも食べに行こう。アンチョビ
 と玉葱のピザを半分ずつ食べよう。たまに外食したってバチは当たらないよ。」
 クミコはうなだれながらも、小さくうなずいた。
 われわれは大通りに出てピザを食べようとしたが、あいにく店は定休日だった。
 しばらくあちこち探してみたが、どの店も開いていなかった。
 「やれやれ」僕は嘆息した。
 家を出てから2時間が過ぎ、われわれは空腹に耐えかねた。
 ふと見ると、駅前に蓬莱の豚マンショップが開いていた。しかたなく4個
 入りの赤い箱1つ買い、われわれは2個ずつ分け合って食べた。

 次の日の朝、クミコは家を出て行ったきり帰ってこなかった。
 

531 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/06(木) 23:22:57 ID:F6R7xP/+
またご飯を炊いていなかった。
今から炊くと0時を過ぎてしまう。
本当にいささか疲れているようだ。
僕はまたニュース23でも観て気を紛らわす事にした。


532 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/07(金) 09:16:34 ID:z3lJ027A
そのネタにはいささかうんざりだ。

533 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/07(金) 10:32:52 ID:fRfHGMnm
「あなたは私の事なんて何も理解してないのね」チヒロは言った
「そんな事無いよ。僕はいつも君の事を考えている」
そう答えた。事実色んな場面で僕は彼女の事を考えていた。
僕らが上手く行くためにどうしたら良いか、彼女を楽しませるにはどうしたら良いか。
「伝わらなきゃ意味が無いじゃない。そうでしょ?」
やれやれ。彼女は思ったよりわがままなようだ。
ただ単に暇な自分の相手をして欲しいだけで物を要求したり金をせしめようなどとは思っていない。
楽しませてくれなくても良い。素敵な風景を見せてくれなくても別になんてことは無い。
そう。彼女は孤独が嫌いなのだ。
電話の向こうで喚き散らすチヒロに口を挟むこともせずまた僕は一人考え込んだ。
「何か言ってよ。私がバカみたいじゃない」
そう吐き捨てると彼女は電話を切った。
受話器の向こうから聞こえる無機質な電子音を聞きながら、僕は何をしたら良いか考えた。
「いや、そうじゃない」
僕は上着をはおり、靴を履いた。
「今、そっちへ行っても良いかい?」と、僕はメールをした

534 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/09(日) 00:19:09 ID:fv0Oek8H
「さくらさんが僕にしてくれた事忘れません。」

535 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/12(水) 22:30:44 ID:4cych+hM
やれやれ、またレスが途切れている。
突然出てきてはまた扉の向こうに引っ込んでしまう。
枯れた井戸のように深く湿った暗闇の中に。


536 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/14(金) 20:47:38 ID:Q5gKkgsL
僕だってこのスレに書きこみたい。
そう、本当のところ僕だって参加したいのだ。
だけど、春樹風に愚痴を言うなんてことは、今の僕には無理なんだ。

537 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/14(金) 21:56:29 ID:S3FB+7SL
やってみないとわからないじゃない。
とだけ言い残すとクミコはフォルクスワーゲンゴルフに乗って去ってしまった。

538 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 08:55:17 ID:F8FFJgiM
やれやれ、確かに春樹風のスレを継続する事には、いささかの修練と忍耐を伴う。
それは、事によると、スパゲティーをアルンテに保つ事より困難な事なのかもしれない。
僕は春樹の小説を読み返し、いささかのパクリでお茶を濁そうかとも考えた。
しかし、今の僕にはそのような気力さえ湧いてこないのだ。



539 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 08:57:26 ID:F8FFJgiM
やれやれ、アルデンテを、アルンテと誤字してしまった。そう、今の僕は疲れているんだ。

540 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 11:10:28 ID:DOXfJluW
「ねぇ、実際に本物の村上春樹が愚痴ったレスがこの中にあったとしたら‥
それは春樹風と言うより(村上春樹の愚痴)と言う事になるのよね。」
緑は裸でスレッドをROMりながら僕にそう話し掛けてきた
「そんな事ってあるのか  な?」
僕は部屋の片隅に落ちていた彼女の衣服を拾い集め、背中越しにディスプレイを覗いた。

「無いとは言えないわ、だって彼、ネットサーフィンが好きじゃない。こんなスレッド見つけたら書き込んじゃうわよ、きっと。」  
「でも下手クソだとか言って叩かれたら、みもふたもないな。」と僕は答えた。

「そんなの知らないわよ。」
そう言うと緑は慌てて思い出した様に風呂場に向かった。

いや、実際に風呂に入る事を思い出したという訳だ。

やれやれ。


541 :村上世彰:2005/10/15(土) 12:35:28 ID:npBUyeHW
どうして私の気持ちを分かってくれないのか?
金稼ぎの何処が悪いのだろうか?
誰も「阪神タイガース」を「村上タイガース」に変えるなんて言っていないではないか。ただ、私は私の資産を肥やしたいだけなのである。ただ、それだけなのである。
しかし、彼等(阪神電鉄)はいささか不服があるようだ。
そんなもの、私の知ったことか。So what?
どうやらこの話はかなり長引きそうだ。
「やれやれ」と私は言った。

542 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 12:41:23 ID:rI3JLQTz
「そっちの村上かよ!」
ぼくはディスプレイを前にして思わず声を大にしてつっこんだ。

543 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 12:53:53 ID:jZ05O+fs
やれやれ、こんなスノッブな高等無職者の小説のスレを、プロレタリア作家
小林多喜二が見たら怒るだろうな。と僕はふと考えた。

544 :村上世彰:2005/10/15(土) 13:55:39 ID:npBUyeHW
今、私は六本木ヒルズにあるオフィスにいる。
隣の部屋で掃除夫が掃除をしている以外、人はほとんどいない。
まあ、そんなことはどうでもいいのだ。
私が気になるのは他でもなく、阪神タイガースの事なのだ。
そう、阪神タイガースの件がなかなか進まない。
この事実は私をいささか苛立たせた。
しかし、容易く引き下がる訳にもいかない。
まさしく八方塞がり。どうしようもない。
やり場のない苛立ちが山積し続けた。
「全く、あのジジイどももなかなかしぶといなぁ!とっととくたばれ。ワッハッハ!」私は大声で罵ってみた。
しかし日頃、大声をあげる事に慣れていないせいか、妙な金切り声のような声になってしまったが、どうでもいい。
しかも、相手がいないので、ただの独り言になってしまった。
今、この瞬間、全く無関係な第三者が私のこの奇異な言動を見たらどう思うのだろうか。
考えるだけでぞっとする。
ふと、視線を感じた。私は振り向いた。
隣の部屋で掃除をしていたはずの掃除夫が此方を凝視しているではないか。

―何だその目は?おかしいか?笑いたければ笑うがよい。ただし顔の事で笑うのはやめてくれ。―

そんな感じの意味を込め、私は掃除夫を睨み返した。
次の瞬間、
「あ、このゴミ箱のゴミ処分しときますね」彼はそう言った。
「ああ、よろしく頼むよ!」私はすかさず言葉を返した。
全く、とんだ赤っ恥を掻いてしまった。一体何の因果関係あって、私は掃除夫とこんな気まずい雰囲気を共有しなければならないのであろうか。
「やれやれ」と私は言った。

545 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 14:21:21 ID:J526bWVk
春樹っぽくないけどワラタよ

546 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 17:51:40 ID:8lOq6o7W
「ねえ、誰かに似ていると思わない?」
クリームを入れたホット・ココアをかき混ぜながら、彼女は唐突にそう言った。
「似ているって、何が?」
「この人よ」
彼女は面倒臭そうにテレビを指した。画面では垂れ目の男が記者団に取り囲まれていた。
いくつものマイクが挑戦的に彼に向けられていたが、彼はそのひとつひとつの切っ先に臆することなく声を張り上げた。
(そうしていると彼は、テロリストに立ち向かう勇敢な人質みたいに見えた)
「誰かに似ている気がするの。でもそれが誰か思い出せない」
彼女はイライラと前髪を引っ張った。僕は穏やかに聞いてみた。
「それは君の身近な誰かなのかな?それとも有名人かな?」
「わからない。でも確かにこんな顔の人を、私は知っているの」

547 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 18:25:49 ID:8lOq6o7W
僕は頭を振り、台所に戻った。村上世彰が誰に似ていようが僕には関係のないことだ。
彼が聖徳太子に似ていようがライオネル・リッチーに似ていようが大したことではない。
僕にとっては今作っているスパゲティの味付けのが方がずっと重要だった。
「それは後で考えることにしよう。とりあえず夕食にしないか?」
スープにパセリを散らしながら明るく呼び掛けてみたが、返事は無かった。
首を伸ばして居間の様子を見てみると、彼女はまだ村上氏の顔を睨みつけていた。
ソファーにもたれて腕を組み、水の底で泡を吐くなまずみたいに低くぶつぶつと呟いていた。

しかし明くる日の朝、問題は呆気なく解決した。

彼女は僕を揺り起こし、「わかったの」と言った。
僕の瞼は眠気の王に支配していたが、それでも彼女の満面の笑顔だけは確認できた。
「これよ。これに似ているんだわ」
彼女の指差す先には、朝焼けに染まるテレビがあった。
チャンネルはフジテレビに合わせてあり、そこにはきのこ狩りをするガチャピンが映し出されていた。
「やれやれ」僕は呟き、再び枕に顔を埋めて夢の続きを見始めた。

548 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 20:05:35 ID:7F7PULiv
「あなたには何もわかっていないのね」
 ベッドの中で、クミコは僕の耳元でつぶやいた。
「何がだい。」
 僕は白い靄のかかったような、はっきりしない意識の中で彼女に尋ねた。
「阪神タイガースをあんなやり方で買収しようとしたってうまくいくはずがないじゃない。」
 僕にはクミコの言っている事が理解できなかった。
「そうかなあ。僕は一応東京大学の法学部を卒業して通産省に入り、M&Aの法律を整備したエリートだよ。
 下賎の民は僕の言う事を聞かなきゃならないんじゃないのかなあ。」
 クミコは嘆息して僕に言った。
「だからコンセプトが甘いっていうのよ。阪神タイガースは今は強いけど元々は「負けの美学」を売り物にしている球団よ。
 あなたみたいにいかにも秀才のトッチャン坊やみたいな風貌でテレビの前に出たって反発買うばかりじゃないの。同じ
 テレビの前に出るならどうしてガチャピンの着ぐるみ着て出るくらいの事が出来ないの。」
「・・・・・・・・。」
「あなたのプレゼンテーションなんてホリエモン以下よ。」

 オーケー、正直に認めよう、おそらく僕はホリエモン以下だ。

549 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 22:09:06 ID:j5IG6m2T
「遠い世界の物語よ。言ってみればね」
僕が首を傾げると彼女がため息をついた。
「どうして分からないのかしら。春樹スレは、春樹を真似することばかりが優先されて、肝心の内容がうまく伝わらないということがあるのよ」
「気付かなかった」と僕は感心して言った。
「気付かなかった?」と彼女が繰り返した。「本当に?それでも春樹スレの人間だと言えるの?」
「言えないかもしれない」いささか物悲しい気持ちになって僕は答えた。「僕たちはどうしたらいいんだろう?」
「簡単よ」彼女が笑った。「内容をよく吟味し、そして一つずつ丁寧に、そこに並べるの。びっくりするくらい繊細で、少しエロチックな手つきで。一流のレストランで、ながーい帽子をかぶった偉いシェフがやるみたいにね」
「君はそれが出来るの?」
「出来てないと思うわ。残念ながらね」彼女は子供のように笑った。
やれやれ、またいつもの言葉遊びか、と僕は思った。

550 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 22:44:36 ID:J526bWVk
>>547
君にはほんとにどうでもいいことかも知れないけどね、
とにかく君は今日中に貯金スレに行った方がいいと思うよ。
君が神様になりたいかどうかはともかくとして。


551 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 22:47:11 ID:9i+ck8Ib
押尾学はひどく損なわれてしまった。
「誰かが救うべきだったんだ。」
しかしそれは飲みかけのギネスビールのボトルに捨てられた煙草の吸殻と同じくらいに
意味のないアイディアにも思えた。
「研音は押尾を救うべきだったんだ。」
僕は激しく痛む頭を抱えながら、かつて神と呼ばれた先生のダイブを思い出していた。

552 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 23:09:12 ID:9i+ck8Ib
「おじさんもしかしてダンカイセダイってやつでしょ?」

 矢田亜希子はそういうと僕の目を覗き込んで小さく笑いながら
人差し指でまぶたをそっとこすった。きれいな大きなアーモンド形をした
目がゆっくり瞬きをするのを見て、整形手術をしたのかもしれない、と思った。
以前にそういう癖をもった女を知っていたからだ。彼女もたえず目を触っていた。
まるで彼女の目がそこにあることを確かめているみたいに。

「べつになんの世代でもない。僕は僕という個人としてこの問題を考えたいんだ。」
「ほらね。そういうところダンカイじゃない。そんなに熱くなることもないのよ。
 押尾学はもう干されたのよ。そして永遠に損なわれたままにね。」
 
 彼女はそういうとまた人差指でまぶたを触り大きく瞬きをした。
「でもそれは誰にも止められないの。私にも、研音にも。」


553 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 23:28:32 ID:9i+ck8Ib
僕は矢田亜紀子の髪にぬれた顔をうずめ、声を押し殺して泣いた。
どうして研音はあのろくでもないもこみちを
押尾の代わりに売り出すのだろうか?
もこみちがもこもこしているのはあんまり不公平じゃないか。

僕にわかっていることは何はともあれ自分が押尾学がいない世界を
受け入れなければならないということだけだった。
あの日ゲンダイの記者が押尾学をヤリチンと示唆したように
僕は彼のヤリチンをあるがままに受け入れる準備をしなければならなかった。
クールに。そして迅速に。

554 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/15(土) 23:59:36 ID:8lOq6o7W
>>550
誘導をありがとう。僕はあちらのスレで歓迎を受けたようだ。

555 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/16(日) 10:29:35 ID:i3h4aNnu
「どうして分からないのかしら。春樹スレは、春樹を真似する事ばかりが優先されて、肝心の内様がうまく伝わらない事があるのよ。」
>>549にそう言われて僕はいささか動揺した。
 僕は関西の人間だ。関西の人間は言葉の並べ替えによるギャグを優先し、言葉の裏に潜む隠された意図を斟酌しようとはしない。
 僕はベランダに出て、バージニアスリムに火を付け、遠く六甲山を眺めながら、大きく煙を吸い込んだ。
 しかし僕にはこういう生き方しかできないんだ。
 遠く、山の向こうになびく飛行機雲を眺めながら僕はつぶやいた。
「僕にはこういう生き方しかできないんだ。」

556 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/16(日) 17:47:13 ID:Jo7J+5vS
みんな困ったもんだ。ぶつぶつ。

557 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/16(日) 19:58:19 ID:AhCaH58k
考えなさい 考えなさい 考えなさい

558 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/16(日) 20:36:30 ID:dqs+SKGI
僕はほとんど呆然となりながら机の引き出しを見つめていた。
そこには本来あり得ないはずの広大な空間が広がっていて、
その闇の深さは12月の冷たい夜空を連想させた。

あるいはこれは夢かもしれない。僕はそう思った。
「現実から目を逸らしてはいけない。これはとても重要なことなんだ」
僕はいささかうんざりしながら振り返った。
それは大小の球体を組み合わせたとしか言いようのない姿をしていて、
ユーモラスでありながら同時に不気味なその姿態は僕の心をざわざわと苛立たせた。

彼(と便宜的に呼称しておく)は突然僕の部屋に現れて、
頼みもしないのに僕と僕の子ども達の苦々しい未来について語り出した。

そして信じがたいことに――単に僕が信じたくないだけかもしれないが――
その恐ろしい運命を変えるためには、このコバルトブルーと純白にカラーリングされた
口うるさい機械の力を借りるより他に仕方ないと言うのだ。

現実的じゃない。「全然現実的じゃない」僕は呟いた。
「僕に言わせれば」と彼は断罪するような口調で言った。
「君のその非現実的な性格がそもそもの原因なんだよ」

559 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/16(日) 21:46:39 ID:frTOTOQi
拝啓ケイコちゃん。

駅までのお見送り有難うございました。北海道までの道の途中こんなスレに立ち寄りました。
ここの人達は、暇な時間を持て余し、よくわからない言葉を投げかけているわけで、

それは、結局貴重な時間を浪費しているものと思われ、

僕が大人になってもここの人達みたいになりたくはないと思われ、

父さん!

僕に泥のついた一万円札をもういちど下さい!

560 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/17(月) 10:38:45 ID:8yarJkvx
>>559のIDを見ながら僕はクスクスと笑った。
「見てごらんよ。トイレに行きたくならないかい」
クミコはまるでスニーカーの底にこびり付いたガムを見るような目つきで僕を見た。
「くだらないわ。所詮は言葉遊びじゃない。あなたは意味のない記号の羅列に
勝手に意味を見出して独りでおもしろがっているに過ぎないのよ」
僕はニヤニヤと笑いながらおもむろにキーボードに手を伸ばした。
そして「とーとー」と打ち込み自慢げに変換キーを押した。
画面にはTOTOと表示されていた。
「一発で変換できるんだ。すごいだろう」
くだらないわ。そう言ってクミコは去っていった。


561 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/17(月) 21:27:27 ID:Q+xyMnXj
僕の通う学校には幾つもトイレがあるが、ひとつ残らず和式である。
そしてその全ての金隠しには、控えめな灰色で「TOTO」という文字が刻印されている。
用を足す時、ちょっと俯くと、必ず目線の先にはその字が存在する。
だから僕はいつも排便の最中、ずっとその「TOTO」を見つめている。

その四文字は東洋陶器という会社を表している。そんなことはわかっている。
しかし70年代ロックが好きな僕は、あのグループを思い出さずにいられない。
「アイブレスザレーインズダウンニネーフリカー、アイブレスザレーインズダウンニネーフリカー…」
歌いながら、僕は灼熱の大地を旅する少年になっている。
馬鹿げているけれど、それはとてもエキサイティングな夢想だ。

562 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/17(月) 21:36:15 ID:Q+xyMnXj
ちなみに、INAXという文字を見ると僕はGAINAXという会社を連想する。
用を足すときに歌うのは「残酷な天使のテーゼ」です。

どうでもいいんだけどね。
ぶりぶり。

563 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/17(月) 23:23:36 ID:Db9Jl54f
>>558
「これはおもしろいな」と僕はつぶやいた。これはおもしろい。

564 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/19(水) 16:16:08 ID:puvnLgTf
「にいさん」僕は声に出して言ってみた。
その言葉はまるでタクラマカン砂漠の乾燥した砂のようにさらさらと舌の上を滑り落ちていった。
妻の弟や妹にそう呼ばれる度に僕はある種の苛立ちと、
自分のアイデンティティを揺さぶられるような不安定な感覚を覚えた。

もちろん彼らが好意的な意味合いで僕をそう呼んでいることは分かっている。
しかしそこにどういう意図が存在するのかが問題ではないのだ。

僕は君たちの兄さんじゃない。

一体どこで間違ったんだろう。そう問いかけてみても、
鏡の中の自分は血走った目で僕を見つめるだけで、何も答えてはくれなかった。

僕は婿養子に来たのではない。僕の性はフグ田で、妻の姓もフグ田になった。
当然のことだが、僕の息子の姓もフグ田だ。
 
しかしこの家の表札は磯野なのだ。それが現実だった。
所詮僕はこの海洋的ヒエラルキーの最下層に位置する一匹の魚に過ぎないのだ。

565 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/19(水) 17:52:29 ID:q2cKeSjf
「くだらないわね」彼女は呟いた。「あなたはそんなくだらないことを気にしていたの?」
彼女はひとつため息をつくと、いつものように鏡台に向かった。ネグリジェの裾がひらりと揺れた。
そしていつものように髪をカーラーでくるくると巻き上げ始めた。
僕はひたすら黙っていた。彼女が話すのを待った。布団の端に座りながら、奉行のお出ましを待つ農民みたいに辛抱強く耐えた。
ようやく彼女は再び口を開いた。
「いい?彼らにとって私は姉なの。何だったら戸籍で確かめてもいいわ。紛れもなく私は彼らの姉さんよ」
言いながら、彼女は指を動かし続けている。黒い髪は従順に巻き上げられ、彼女の頭頂部と耳の後ろにきっかりと纏められていく。
「だったらその夫であるあなたは、彼らの義理の兄よ。にいさん、と呼ばれて当然でしょう。それに異を唱える方がどうかしていると思う」
彼女はくるりと向き直り、僕の眼を見据えてはっきりと言う。
「カツオもワカメも悪くない。悪いのはあなたよ」
昭和的モダンさで髪を飾り白いネグリジェで僕を見下ろす彼女は、薄暗い神殿に君臨するギリシャの女神みたいに見えた。

566 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/19(水) 21:37:41 ID:SjrwsBeM
 おさかなくわえたドラ猫おっかけて」
 通勤途中の駅前で、そうつぶやく彼女に気がついたのは、その独特のヘアスタイルに見覚えがあったからだ。
「陽気でかけてく愉快なサザエさん。」
 みんなが笑っている。お日様も笑っている。僕は彼女の姿を直視できなかった。
 彼女は ほぼ35年の間、毎週日曜日にこのフレーズを繰り返し繰り返し唱えてきたのだ。
 彼女は深く傷つき、疲れきっていた。今は、こちらの世界とあちらの世界の狭間で彷徨している。
「ルールルルッルー 今日もいい天気ー!」
 いつしか僕は泣きじゃくりながら、彼女と一緒に叫ぶように唄っていた。

567 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/19(水) 23:53:12 ID:SjrwsBeM
「うんがっごっご」

568 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/20(木) 00:46:19 ID:fdYgo5Z/
僕にはその音が聞こえた。
いや、正確には聞こえたような気がするといったほうが正しいのかもしれない。
人の五感なんてあてにはならない。本人がそう思いこんでいるだけなのかも
しれない。
僕には聞こえたが隣で雑誌のページをめくる彼女の耳には聞こえていないのかも
しれない。
でも僕には聞こえた、確かにあの音が。

「うんがっごっご」

569 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/20(木) 20:07:37 ID:9RYo3bQv
さーて来週のサザエさんはあ?  

フネです。ようやく秋の気配を感じる様になり、朝夕が過ごしやすくなりました。

やれやれ、春樹はどこにいったんだ?

570 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/20(木) 22:24:45 ID:hwbT5/1g
僕がカフェでブラックコーヒーを飲んでいると、隣にどかっと彼女が座りこんで来て、
「私は世界で一番不幸なのかもしれない」と、そう言い放った。
「だってね、幸せっていう形は人それぞれと言うでしょう?でも不幸だけ相対的な考えなんて馬鹿げてると思わない?」
少し濃い過ぎたブラックコーヒーをまろやかにする為にミルクを垂らしながら、
「確かに君の言う通り。不幸は絶対的ものだと僕は思うよ。けれど、君は美貌と財産と知識と僕という恋人を持って居るじゃないか。それで不幸なんて良く言うよ」
冗談交じり(もちろん皮肉も交じっている)に僕は彼女に向けて言った。
「そうね、そうかもしれないわ」
彼女は納得したようにそう呟いた。
結局誰が一番不幸なのかなんて神様が決めるものなのかもしれない。
そして、その神様というのは僕の手元にあるマグカップの中のミルクとコーヒーの混沌の世界に居るのかもしれないな、なんて僕はそう考えた。
何にしろ僕の休憩時間というものは彼女によって面白味の無い議論の時間になってしまった。
今、この世で一番不幸なのは僕かもしれないな、彼女に聞こえないように小声で呟いた。
けれど、コーヒーの中の神様は何も答えてくれる様子は無かった。

571 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/20(木) 22:46:38 ID:WO2EpMn4
やれやれ、何かが間違っている。

572 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/20(木) 23:44:24 ID:OKIrWizX
>>569
「ずっと前から気になっていたことがあるのよ」
PCのモニターを見つめたまま彼女は話しはじめた。
「それはフネさんの顔とタマの顔がまったく同じだってことよ。
こんなのってないわ。手抜きだとしか思えない。
それとも長谷川町子はタマに何かしらのメタファーを込めたとでもいうのかしら?
ついでにいわせてもらえば、タマの声優さんが
長いこと“?”と表示されていたこともずっと気にかかっていた」

573 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/21(金) 00:16:53 ID:2YyycuIm
彼女は機関銃で納屋をなぎ倒すように、大盛りネギダクギョクを処理した。

「わたし好きよ、こういうの」

574 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/21(金) 21:23:43 ID:hpWw/dF4
画面の中ではまだ表情に幼さの残る織田裕二が
東幹久と松崎しげるを相手に、金銭の価値を熱っぽく説いていた。
また「お金がない」の再放送か。
僕は思った。

やれやれ、この3人が集まると画面が真っ黒じゃないか。

575 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/21(金) 23:49:24 ID:uB8Yl277
「クスクス。」
双子の片割れが、ベッドにもぐりこみながら笑った。
「世の中の人達って、随分良くテレビを見ているものなのね。」
「仕方がないよ。彼らだって何も好き好んで見ているわけじゃないさ。
 日曜に起きる、買い物に行く、帰ってリモコンを押す、
 すると『こんにちは、サザエです』と言われてしまうんだ。
 好むとも好まざるにかかわらず。
 そしてビールを飲みながらいつの間にかじゃんけんをしている。
 あるいはそこに映っているのは織田裕二かもしれない。
 みんな一緒さ。全部繋がってるんだ。嘘じゃない。」
「子犬に乳をあげている母犬みたいに?」
もう一方の片割れが、配水管を見つめながら言った。
「形而上的には、そうとも言える。」

やれやれ。
僕はいっきにビールを飲み干すと、テレビに向かってじゃんけんをした。

576 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/21(金) 23:57:27 ID:NSlLgzAy

「微妙よ」と208が言った。

「微妙ね」と209が言った。



577 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 05:30:42 ID:Nqa6Nnub
僕はいささか驚いていた。
前回このスレを覗いてから、さして日にちも経っていないというのに新着レスが200以上もあるのだ。
200以上もだ。

もともとこのスレは賑わっている方でもなかったし、しかしかといって落ちることも無く
定期的に保守ageする輩が現れるんだ。

僕は暖かいコーヒーを入れ2口ほど啜ると、PCの前に座りもう1度レスを丁寧に読み返してみることにした。
スクロールするために置いていた右手のマウスが>>383のところで止まる。
「やれやれだ。」僕は声に出してうなる。

突然コンコンと床から音がした。どうやら下の階の住人を起こしてしまったようだ。
僕の住んでいる質素なアパートではキーボードの音すら目覚まし時計になってしまうようだ。「やれやれだ。」

578 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 07:03:50 ID:FHbcXQRm
こんにちは。お久しぶりですね。元気にしてますか?

今日は、相談したいことがあってお手紙を書きました。
実は私、今キャバクラでアルバイトをしています。
こんなこと知ったら、あなたは眉をしかめるかもしれません。というか、そうするでしょう。
今すぐそんなことはやめろって、怒られちゃうかもしれませんね。
でも、仕方がなかったの。学費と生活費を稼がなきゃいけないし、
昼間のアルバイトだけじゃ、どうにも手が回らなくなってしまったの。
あなた知ってた?松屋でつゆが少ないってだけで物凄く怒るお客さんもいれば、
本屋のアルバイトがとても重労働だってこと。
清掃員のアルバイトで、毎日毎日大量のナプキンや、タンポンを素手で回収したり、
汚物を処理してたりすると、いろんなことが、どんどん麻痺していって、
自分が自分じゃないような気がして、私怖かったの。
夜のお店では、頭をからっぽにして、ニコニコしてお酒を作っていれば、お客さんは喜んでくれて。
慣れなくて怒られることも沢山あったけど、それでもなんとかやっていけたの。

でも、この間お店のオーナーに、僕の彼女になって欲しいって言われました。
何回か話す機会があって、私を気に入ってくれたみたいで、学費も面倒を見るって言ってくれました。
他にも会社を経営していて、とってもオカネモチの人。
でも、そういうのってちょっとひどいと思わない?
一介の従業員の私が、それにノーって言えると思う?食事の誘いを簡単に断れると思う?

どんどんわけのわからないことに巻き込まれていって、私、ひどく混乱してるの。
このまま私はどこへ行ってしまうんだろうって。

こんなつまらない話をしてごめんなさい。
冬も近づいてきたようです。あなたも風邪には気をつけてね。それでは。

579 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 08:05:05 ID:ecTrcvlf
>>578
「僕はこう思うんだ。」頭の中で明確な答えを探せぬまま、中途半端に声に出した。
「キャバクラで働くのは別に構わないよ。
 それは君の勝手だし、君だってそれなりの事情があってのことなんだからね。
 でも君に分かって欲しいのは、僕が君の仕事に理解を示しているとか、そんなことじゃないんだ。」

いったん口を閉じて飲みかけのコーヒーを啜り、タバコに火を点けながら彼女に対しての言葉を選択していた。

「そう、君に分かって欲しいのは『その場所』は君自身の意思とは無関係に、感覚が麻痺していく場所なんだ。
 そして色々なものが君を誘惑してくるだろう。」

こういうことに(村上春樹風に)慣れてない僕は、ひどく焦ってきていた。話を手短に終わらせようとしていた。

「つまり、つけ込まれないことだよ。君自身を消し去らないためにはね。」

話すのを終わらせた今、僕はひどく疲れているようだ。
やれやれ、こんなに長く書いたら叩いてくれと言っている様なものだな。

580 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 08:08:10 ID:ecTrcvlf
僕は577、579だ。さして時間も経っていないのに、不思議なことにIDが変わっている。やれやれだ。

581 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 08:33:06 ID:FHbcXQRm
そして私は575,578。
一睡もせず、何をやっているのだろう。
素敵なアドバイスをありがとう、>>579さん。
早く抜け出せるようがんばってみるわ、私自身を損なわないためにも。

582 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 09:03:20 ID:oLbMkbEm
581>>あなたはだけどホントいい人ですね。

583 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 17:11:03 ID:+5/pUmvc
「やれやれ。」

アイゼンハワーの時代からそこにあるような頑丈なオーク材のバーのカウンターで、
すっかりぬるくなったギネスのグラスの水滴をそっとぬぐいながら僕はつぶやいた。

 ギネスの隣に置かれた女性セブンには「芸能界を干されて矢田亜紀子、押尾学を連れて
反町隆史宅に駆け込んだ!」と高らかに書いてある。記事によると、矢田亜紀子と押尾学は
どうやら芸能界の黒幕(ドン)の逆鱗に触れ、共に追放されかかっているようであった。
幼い恋愛逃亡劇はやがて押尾学の事務所の先輩であり「アニキ」と慕っている
反町隆史宅で終わりを告げようとしてた。

584 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 17:11:39 ID:+5/pUmvc
反町に泣きついたってだめなんだ。

あの日濡れた顔をうずめた矢田亜紀子の髪のにおいを思い出しながら僕はそうつぶやいた。

反町なんてただのポイズンじゃないか。

僕はノルマンディ戦線に借り出された疲れた兵士のように
一歩もそのカウンターから動けそうもなかった。

バーテンダーがやがてそんな僕に気づき、
手元にある週刊誌を見ながらぎこちない笑顔でこう言った。

「言いたいこともいえない世の中じゃ...ポイズン。」



585 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 17:33:49 ID:+5/pUmvc
やがてそのバーテンダーはキュッと口角を上げ僕に一礼して
新しいギネスを注ぐと、用心深い猫のように店の奥に引っ込んだ。

新しいギネスのクリィミーでミルキーな泡は「あなた様のお気持ちは察します。
でも仕方がないですよ、だって押尾も矢田もヤンキーあがりじゃないですか。
二人とも干される運命だったんです。」
とでも言いたげにお行儀よくいつまでもグラスに残って
僕を慰めようとしていた。


586 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 19:38:59 ID:ecTrcvlf
「よくわからないな。」

587 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/22(土) 22:38:14 ID:uj/V2rVQ
578のIDを読んで少し考え込んでしまう。
僕に何が出来るというわけではない。しかし彼女はすごく魅力的な女の子だ。
僕には彼女の行動を干渉する権利も能力も無いが、彼女には幸せになって欲しい。
動物園の陽だまりで昼寝をするアライグマのように。


588 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/23(日) 23:09:54 ID:188Su9KJ
深夜PCの前に座り、あちこちのサイトを覗き込む僕に積極的な意思というもの
は何も無い。白濁とした意識の中、マウスとキーボードを押す音だけが深夜の静寂
の中に響いている。

こんな事はやめて、さっさとベッドの中に潜り込めばいいんだ。

しかし、それでもPCの前から離れる事は出来ない。機械的にマウスを動かす僕が
巷でいうところの「エロサイト」という所に進んでいたとしてもそれは別にそんな
気があるから進んでいるわけじゃない。眠ろうとする意識なんてまだ積極的な方だ。
今の僕は徹夜マージャンの後のような茫漠とした意識があるのみだ。

あるサイトをクリックすると、いきなり画面いっぱいに蟻の子みたいな法律用語が
広がる。

「あなたは、このサイトの会員として自動契約され、IPアドレスも登録されました。
 本日より3日以内に入会費として29.000円を下記の口座へお振込み下さい。入金が
 無き場合、当社の代理人に債権譲渡を行い強制執行をおこないます・・・・。」

やれやれ、今日も眠れないようだ。



589 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/23(日) 23:55:47 ID:Ef8D6f2P
やれやれ。みんなの文章の実力が高くて僕はある意味萎えてしまう。
愚痴りたいにも愚痴れない、本当にやれやれだ。

でも、このスレが盛り上がっている。何度も保守ageをしてきた
僕としては、この盛り上がりは悪くない。ぜんぜん悪くない。

590 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/24(月) 00:10:32 ID:ZsHTJxgm
>>589
いい?よく聞いて。
スレが保っているのは、あなたのような人がいるからよ。
保守あげがなきゃとうに無くなってるわ。他の春樹スレを見てみなさいよ。

あなたの愚痴くらい、許されていいはずだわ。
たとえそれがネズミの糞みたいに、ひどくくだらないものだったとしてもね。

591 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/24(月) 00:30:41 ID:8aQumOB9
「エロ本を買いに行くんだ」
陳腐なゲームに興じる僕に、友人は馬の陰茎のように力強く、こう言った。

「エロ本を買いに行くんだ」
それは、既にゲームの虜となっていた僕にひどくーそう、まるで腐った猿が三匹、僕の背中にしがみついているかのようにー重くのしかかった。
(エロ本なんて、どうでもいいじゃあないか)
そう、どうでもいいのだ。僕は今、関羽となって曹操の覇道を打ち砕くために刃を振るっている。
ポルノ雑誌の一冊や二冊、どうでもいいのだ。

「エロ本なんて、どうでもいいじゃあないか」
はっきりと声に出して言ってみた。だが、それは状況を覆すには少々心もとなく、曙の繰り出すジャブのように相手の心には届かなかった。



592 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/24(月) 00:31:51 ID:8aQumOB9
「お前はゲームに負けたんだ。罰ゲームとして、エロ本を買いに行く義務がお前にはあるんだ」
怒気をはらんだ口調で彼は言う。確かにその通りかもしれない。僕は確かにゲームに負けたし、
もちろん罰ゲームの内容も知っていた。だが、僕にとっては僕が関羽であるという一つの事実以外は、どうでもいいように思えた。
勉強も、罰ゲームも、自慰さえも、関羽という二文字の前には、その意味を失ってしまう。
周りの者は言葉こそ発しないが視線や、表情を読み取る限り彼に同調しているようだ。僕を取り囲む空気が冷たくなった。
世界が、僕の存在を否定しているように感じられた。

「罰ゲームに一体何の意味があると言うのか。誰も読もうとは思わないエロ本を何故買わなければいけないのか。
副菜なら君達は不自由しない程度には持っているはずだ。これはある種の暴力だ。惨たらしい、弾圧だ」
僕はかすれた声で精一杯に反抗を試みた。おそらく、僕と同じく彼らにとってもポルノ雑誌などどうでもいいものなんだろう。
彼らが望んでいるのは、馴染みのコンビニで「でらべっぴん」を申し訳なさそうに求める、瀕死の鶏のような滑稽な僕の姿なのだ。
不愉快な話だ。そんな事を考えていると冷たい液体が僕の顔で弾けた。顔をあげると、銃を構えた友人の姿が僕の目に映った。
僕は全てを理解した。ゆっくりと熱い息を吐き出し、そして吸い込む。たったそれだけの事をするのに僕はひどく時間を費やした。
あるいは、ただそう感じただけなのかもしれない。とにかく僕はそのあまりにひどい状況を受け入れたのだ。
オーケー、敗北を認めよう。桃園の誓いの代わりに罰ゲームを果たすことになるとは。やれやれ、全く不愉快な一日だ。

「やれやれ、全く不愉快な一日だ」僕はそう言い、がっくりと肩を落としながら玄関へ歩き出した。
冷たい液体が、僕の背中で弾けた。

春樹の本一冊も読んだことなかったんだけどこんなもんでいいのですか?

593 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/24(月) 00:57:25 ID:hYzfu5IQ
その真夜中、彼女がこう言った。
「ねえ、デラべっぴんを買ってきて欲しいの」
彼女はまるで思い出したかのように、テーブルから静かに顔を上げてそういった。
彼女はおそらくずっとその事を考えていたのだ。
彼女の舌の上で、何度も何度も転がされ続けたその言葉は、はっきりと僕の耳に聞こえた。

僕はなんと言い返せばいいのかわからなくて、ひどく混乱した。
鳩が豆鉄砲を食らった顔とはまさに今の僕の顔なのだろう。
彼女はゆっくり、かみ締めるようにまた言った。
「目的は言えないわ。ただ、あなたに買ってきて欲しいの。それも今すぐに」

僕はよく糊のきいたブルックスブラザーズのオックスフォードシャツを着込み、
アディダスのテニスシューズを履いて、本屋へ出かけた。
ロケットみたいな胸をした女の子が表紙の雑誌を持ってレジに行くと、
レジの女性は少し軽蔑した目線で僕を見た後、なるべく僕の手に触れないように釣りを僕に渡した。
その本を買い終えると僕はまたひどく混乱した。

やれやれ、なんだって僕がこんなものを買わなくちゃいけないんだ?
彼女はなんだってこんなものを買いに行かせたのだろう?

部屋に戻ると彼女はいなかった。
その時、僕はもう彼女がこの部屋に帰ってこない事に気づいていた。
デラべっぴんのページはなんだかごわごわしていた。
まるで僕の人生そのもののように、固く、滑らかで、そして遠くにあった。


594 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/24(月) 06:05:54 ID:MYvNQkT9
デラべっぴん。僕のささやかかつ狭小な知識の中にその雑誌の名前は無い。
デラべっぴん。それはいわゆるエロ本なのだろうか?
でも一体なんでそんなタイトルをつけなくちゃならないんだろう。僕にはわからない。


595 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/24(月) 22:14:12 ID:7TfNShnH
「懐かしいな」
ある感慨を秘めつつため息をつくように僕はそう言った。
デラべっぴん。なんて名前だ。それは名古屋弁を軽くアレンジしたライトなエロティシズムを感じさせる雑誌だ。
それは近所の中学生の羨望の的であり、高校生が大人へと変化する微妙な時期に彼らの嗜好を一定の方向に向かわせる力を持っていた。
モデルは決して「べっぴん」では無い。「デラ」が付くほど「べっぴん」では無いのだ。
じゃぁ、その「デラ」って何なの?
やれやれ。そこから説明しなきゃいけないのか。
良いかい?「デラ」って言うのは、どえらいの略した形であって、簡単に言うなら「とても」だろう。
ただ、「デラ」を使う事でとても低俗になり、親しみやすくなるんだ。君も「デラ旨いヤキソバ」って聞いたら食べたくならないかい?
よく磨かれたスケートリンクの上を滑るように、大して深く考えてない説明をしながら僕は「デラべっぴん」の袋とじを丁寧に破り開いた。
そう。僕にとって「デラ」の説明より目の前にある袋とじの方が魅力的に見えたのだ。

596 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/24(月) 23:14:26 ID:1fkKt0bM
「デラべっぴん」
懐かしい響きだ。その名前には遠く過ぎ去った甘酸っぱい青春の思い出が込められている。
学生通りの古本屋の店頭に居並ぶちょっとB級のそれでも魅力的な女の子達。3冊位まとめ
て買い、帰りの電車の中でドキドキしながら、家路までの距離の長さを恨めしく思ったあの日。

「デラべっぴん」その名を知る人はきっと「トレーシーローズ」も知っているだろう。
青春のあの日の思い出・・・・・・。


597 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/24(月) 23:55:46 ID:hilTI73A
やれやれ。愚痴りに来てみたらデラべっぴんでスレは盛り上がっている。
外は雨が降っているし、猫はまだ帰ってこない。
宅配便の不在受付時間は終わっているし、会社は潰れそうだ。
僕は呟いた。
「デラべっぴん」
そこには昔、感じたようなエロスも感動もなかった。
「デ・ラ・べ・っ・ぴ・ん」
昨年、休刊してしまったエロ本の名前はもはや僕に何の気概も与えなかった。
女の子の秘密も透けブラもSEX講座も
まるで世界の裏側からやってくるピザの宅配のようにぼんやりとしている。

僕は自分の中で何かが損なわれてしまったことをようやく理解した。


598 :いわし:2005/10/25(火) 00:17:49 ID:K1tMHoCv

ニャー

599 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/25(火) 00:24:35 ID:KGgov02s
>>596
「デラべっぴん」懐かしい響きだ。

僕は二本目のビールを冷蔵庫から取り出し、googleの検索画面を開いた。
「デラべっぴん」検索ワードを打ち込むと、22000件もヒットしたではないか。
当然、僕が中学生の頃に友人達と回し読みしたあの雑誌がトップに来るだろう、そう思い込んでいたんだ。

トップにでてきたのは、池袋のヘルス「でらべっぴん」。やれやれ。

僕は二本目のビールを飲みながら、中学・高校の頃を思い出す。
あの頃の僕ときたら、女の子と寝ることばかり考えていた。
デイ・トリッパー、三本目のビールを開けると、BGMにビートルズの赤盤を選んだ。

600 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/25(火) 01:01:30 ID:X8338xWq
やれやれ 特に何も言う事は無い。600番目のスレをゲットしたかっただけだ。


601 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/25(火) 01:27:32 ID:e54w/v+b
「やれやれ」
やれやれ。
ここでもデラベッピンだ。僕は八方塞がりになってしまった。
青春の一時期を、巣作り中のキツツキのように情熱をそそいだデラベッピンは、僕の意識の内外で深く深く根を張って、その枝葉は天を突いているらしかった。
僕はそこまで考えて、部屋の明かりを全て消すとベッドに横たわった。こうしていると、忘れたくても忘れられない想いが闇から僕の頭へ侵入してくる。
けれども、今日という日だけはこの招かざる客たちを受け入れたくなった。
「そういえばあの時も」
そう、そういえばあの時もそうだった。

602 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/25(火) 09:28:15 ID:UojFDR1I
僕は言い知れようの無い不安に襲われた。
「デラべっぴんが休刊だって?」
まさか、僕らの青春を象徴するあの雑誌がなくなるなんて夢にも思わなかった。
一冊の雑誌に群がる無数の男子学生、それを遠巻きに見つめながら「いやねぇ男子って」と眉をひそめる女子学生。
どこにでもある光景だがそれが「デラべっぴん」であると言うだけで話は変わるのだ。
1流のモデルより、その辺のちょっと魅力的な子の方が性に合うという事にはじめて気付かされた。
つまり女子学生としても別に「デラべっぴん」を読み漁る男子学生の事を心底嫌がってる訳じゃなく、
自らも「デラべっぴん」のように男子学生の人気の的になれるのではないだろうか、
むしろ積極的にポジションの入替を狙い色気を身につけようと思い切磋琢磨していく、そんな大人への変化をもたらす触媒のようなものなのだ。
やれやれ。仕事中に何を考えているんだ、僕は。
今日、仕事を終えたらデラべっぴんのバックナンバーを眺めながら酒でも飲むとしよう。記憶がなくなるまで。

603 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/25(火) 09:55:11 ID:FLs5ToiE
ダメ作家ばかりでつね。

604 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/25(火) 11:50:38 ID:bUvS4/c6
このスレの住人でオフ会を開いたら

挨拶は「やれやれ。」

バーでピスタチオをつまみながらビールを飲み始め、しばし歓談。

参加者が連れてきた猫がいつのまにかいなくなる。

みんなで捜索。

結局見つからず、地下鉄の入り口で「松・竹・梅」の統計を取り始める。

飽きて来て、男性参加者が井戸に潜り始める。

女性参加者全員失踪。

「ノルウェイの森」を口ずさみながら解散。

605 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/25(火) 17:16:49 ID:KGgov02s
>>604
羊のかぶりものをする者が1人くらいはいる。

606 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/25(火) 23:33:13 ID:TXBVup6J
>604
宿泊はいるかホテル

607 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/26(水) 00:37:03 ID:YLhrKVXx
>>606
泊まりかよw

608 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/26(水) 00:50:27 ID:9rbjR+EJ
>>604
そこがDUGなら階段から(わざと)転げ落ちる人がいるかもしれない。


609 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/26(水) 01:26:00 ID:9eZAXTJy
部屋へ行くまでに、道に迷って意識がどこかへ飛んでしまう人とか出そうw

610 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/26(水) 09:02:28 ID:qZhLI83N
通報されそうな集団だな

611 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/26(水) 17:34:08 ID:KopATZgt
>>610
それも悪くない

612 :ナカタ:2005/10/26(水) 18:16:18 ID:HNEO+AZO
>>598
いわしさん、こんにちは。ナカタであります。ナカタは頭が悪くて字が読めません。
ですから他の方のスレは読むことができませんが、いわしさんのスレなら読めます。
そんなナカタがどうしてパソコンを打てるのかなどという難しいことは、ナカタの
頭では考えることができません。では、さようなら。

613 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/26(水) 20:27:34 ID:cgg/0Udc
スレじゃなくてレスじゃないのか、僕はそう思った。でも言えなかった。
僕はそれを口にすることで失われる何かを恐れていたのだ。

614 :612:2005/10/26(水) 21:41:34 ID:HNEO+AZO
「スレ」と「レス」を間違えるなんて、まるで2ch初心者のようだ。いや、初心者
そのものと言っていい。
そのことで、心無い誰かから「半年ロムって出直してこい」と罵倒されても、僕は
それを静かに受け入れるしかないのだ。それが出来るか否かにかかわらず。

615 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/27(木) 01:28:40 ID:aafU3n5h
「難しい事は言わずにみんな自由になればいいのよ。そう私達は泥の中から生まれて
 泥の中に帰ってゆくのだから。」

616 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/27(木) 01:45:41 ID:dJsbd5p5
あなたは何も分かってないわ。

そう、僕は何も分かってはいない。
僕のことをよく知っているはずの僕が僕のことを知らないようだ。
彼女は 食べたものを思い出せない祖母を見る目で僕を見つめて溜息をついた 。

あなたは一日中柿を食べてたのよ、そう、50個も一人で。

やれやれ、僕はいつから祖母になったのだろう。

617 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/27(木) 11:46:38 ID:kwMQdSpg
君は柿を50個も食べたんだってね、森のあちら側で。
おや!覚えていないのかい?
森のあちら側にいた時のことを・・・
君は間違いなく森のあちら側にいた。
そして彼女は泥の中にいた。
やれやれ、
キミハ、ナニモワカッテイナイヨウダ。

618 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/27(木) 12:50:02 ID:liyxXJzk

これのどこが春樹風?

619 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/27(木) 19:48:49 ID:FYuvHos2
「そう、私達は皆泥の中から生まれて泥の中に帰っていくのよ」

(有明海、ムツゴロウ談)

620 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/28(金) 00:11:30 ID:3UUXztqI
駅から降りると今日は、その正面にあるパチンコ屋の喧騒が気になり、ふと立ち寄ってみたくなった。
普段はパチンコなんてほとんどしない。大量の玉が軋む音、人いきれ、煙草の煙の蒸れたにおい。
どれも僕の普段の生活の空気とはかけ離れたものだ。

それでも、今日に限って入ってみたくなったのは、もしかしたらある予感があったのかもしれない。

店の中を見渡していくと、色々な種類の台が目に留まる。「大海物語」「大工の玄さん」「水戸黄門」
「ウルトラセブン」・・・・。どの台で打ってみようという気も起こらず、店を出ようかとも考えた。
出口の近くまで歩き、ふと見ると見覚えのあるアニメを模したパチンコ台が目にとまった。

「CR未来少年コナン」

やれやれ、こんなおおよそパチンコとは縁が無いようなアニメもパチンコ台になる様になったのか。
僕はそのアニメが好きで良く見ていたがNHKで放映されていたし、監督である宮崎駿もこんな
過剰な資本主義、大量消費を具現化したようなパチンコ屋なんかは一番毛嫌いする様な人だった。

時代も変わったものだ。

そう思いながらも僕はその絵柄に懐かしさを覚え、その内の一台の台を打って見る事にした。
幸運な事に2000円を投入した時点で、画面は突然嵐になったかと思うと、ギガントが浮上し、
確変大当たりを引き当てた。店内の喧騒には苛立ちを覚え、僕は何事も無かったような不機嫌
な顔を正面のパチンコ台に向けたが口元には笑みがこぼれていた。
15Rが終了し、手元の透明なケースが満杯になった頃、突然画面にラナが現れた。
そして、アニメの「ムーミン」に出てくるミーみたいな、しゃがれた声でこう言った。

「もう1回よ!」

違う!!!ラナはこんな声なんかじゃ無い!!僕は突然立ち上がり、目の前の満杯になったケースを
ぶちまけるとそのまま店を飛び出し、声にならない声で夜の街を駆け出していった。

(もったいない事をした。)


621 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/28(金) 07:22:38 ID:J7aB7MG1
ワロタ

622 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/29(土) 18:56:40 ID:PUal6iPI
617>>の言い方というのは、センテンスの調子といい、昔の人の言葉のようだ。
彼はこう言えば似合ったのだと思う。

「おっ江戸っ子だってねえ。柿50個食いねえ。」

やれやれ。

623 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/29(土) 19:11:14 ID:ekHsI+ox
やれやれさえ付ければ春樹風になると勘違いしているバカが多い

624 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/29(土) 19:54:50 ID:VG33TyKM
やれやれ、真面目に考えすぎだよ君は。


625 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/29(土) 22:41:13 ID:8yMmG09m
「やれやれ」
彼は細く美しい指で前髪をかきあげながら、僕の方に向き直った。

「やれやれ。もし本当の春樹がこのスレを見ていたら何て思うと思う?」

僕はしばらく言葉を探した。
「たぶん、『やれやれ』と思うと思う」
「たぶん?」彼は言葉を返した。
「たぶん、恐らく『やれやれ』と」僕は口篭もる。

深い沈黙が二人の間を漂う。そして二人がほとんど同時にため息をつく。

「やれやれ」

626 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/29(土) 22:46:02 ID:KX1sVlpB
>>619 ワロタ

627 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/29(土) 23:16:39 ID:8550NKqz
「そう、私達は十分でわかりあう事ができるわ。」
「わかりあえる?」
「気持ちがよ。」
「陰毛がまだ濡れているのよ。あたたかくてしっとりと湿ってるの。真っ黒でやわらかいの。撫でてみて、
その下の方もずっとあたたかいのよ。まるであたためたバタークリームみたいにね。すごくあたたかいの。本当よ。」

やれやれ、本棚の場所が間違っていたみたいだ。

そう言って僕はその本を、川上宗薫の「女子大生テニスコートの恥辱」の隣に移し変えた。

628 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/30(日) 00:58:10 ID:+E0Kv/NG
>>627
あたためたバタークリーム。
予定のない土曜日の深夜。なにげない気持ちで開いたスレッドだったが
うまい表現だな、とぼくは感心した。あたためたバタークリーム。
こんな比喩はきっと、フランス書院の作品群にだって見つからないだろう。
ぼくは俄然、村上春樹に興味がわいてきた。

629 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/30(日) 01:02:14 ID:+E0Kv/NG
やれやれ。思い切って「書き込む」ボタンを押してみたというのに
IDがNGだ。

630 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/30(日) 17:14:17 ID:7NhpgHe0
「そう、私も625のように彼がこのスレッドを見ていたらどう思うかしらって考えてたの。
彼、このスレッドを見た瞬間、水槽の中の金魚みたいに口を開いてやれやれっていうんだわ。
うんざりよ。彼はいつもそうやってただの傍観者な主人公だしたがるの。
本当に、もう、うんざりよ」

631 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/30(日) 19:41:37 ID:KN9b0Kq6
>>625
くどい

632 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/30(日) 20:01:36 ID:usDlQcH8
だけど本当に街中であんな喋り方の人に遭遇したらちょっと勘弁してくれって感じだけどな。

佐野元春なんかもそうだったが。

633 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/30(日) 20:11:15 ID:XNw0XJk6
>>631
>>625>>623のレスに対してわざと「やれやれ」を多用して・・・って事を
説明してあげなければならないようだね。

やれやれ。

634 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/30(日) 20:48:04 ID:jMDSmiN/
春樹がここを発見したら
やれやれとか言う余裕ないくらいへこむと思う

635 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/30(日) 23:54:13 ID:KN9b0Kq6
>>633
わかってて言ってんだよ 詰まらん人間だな、お前も。

636 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/31(月) 00:21:39 ID:Im9baPMx
(やれやれ)
僕は溜め息をついた。文学的情緒のわからない僕にとっては、>>633>>635の問答は未知の領域だった。
只、至極低俗なパロディで作り上げられたこのスレを、僕は気に入っており。あえて推測を述べるなら、>>625こそ、このスレにふさわしい一言を噛み締めているに違いない。
そう、つまりは『やれやれ』だ。

637 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/31(月) 00:29:32 ID:TBcePIND
やれやれ。
今日も貴重な休日を何もせずに終えてしまいそうだ。
明日からまた仕事だというのに。

こうなったらやるべきことが終わるまで起きていよう。

そう思って切れた珈琲の変わりに甘すぎるココアをいれた。

638 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/31(月) 08:49:31 ID:R+eNk0zk
「やれやれ」は最近オナカイパーイ

639 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/31(月) 16:46:50 ID:7rCOM2VY
どんなことでも、春樹風に書いて欲しい。
たとえそれが「やれやれ」にうんざりしている場合にでもだ。
ともかく、ここは春樹風スレなのだから。なにはともあれ。

640 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/31(月) 17:53:33 ID:AImQUzCL
やれやれ、またやれやれか

641 :おさかなくわえた名無しさん:2005/10/31(月) 22:59:50 ID:VLUCiZ/K
ちょっと手ごたえのあるスレ打って欲しい。

642 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/01(火) 06:09:41 ID:h+S5tlys
>>641 だな。電車女以降だめだめだよね

643 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/01(火) 11:56:16 ID:PbXUP7Hb
当時彼女は16歳で、もうすぐ17歳になろうとしていた。
その時の事を思い出す度に僕は胸の痛みを覚え、彼女の声を思い出し、恥ずかしそうに横を向きながら笑う姿を思い浮かべる。
悲しい事に日が経つに連れて彼女との思い出は消えていき、すぐに思い出せるのは印象的な彼女の声と、とても悲しそうな最後の挨拶くらいになっていた。
「私のせいであなたがこんな風になっちゃったんだね。ごめんね。幸せになってね」と言った。
僕は声にならない潰れたうめき声で答えた。
「俺は無理だからお前は勝手に幸せになってろ」
今日は寒い。こんな時は彼女の事を思い出してしまう。憂鬱だけれど、こんな僕を拾ってくれている今の世界が嫌いじゃない。
「嫌いじゃないんだ。ただ物足りないだけだ。」口に出して僕は言った。

644 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/01(火) 15:52:27 ID:xCaWlaMf
やれやれ

645 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/01(火) 16:02:13 ID:BkMoLV5N
このスレも終わりだなw

646 :578:2005/11/02(水) 08:53:34 ID:EiF5wj8F
彼女は『固定ハンドルを名乗る』ことに対してひどく警戒しているようだった。
「いい?この2ちゃんねるというコミュニティーの中で『固定ハンドルを名乗る』ということは、
 生まれたてのヒナが巣から落ちてピーピー鳴いているのと同じ位危険なことなの。
 木の上では獰猛な猛禽類がいつも目を光らせているし、その甲高い泣き声を聞きつけて
 いつお腹を空かした肉食獣がやってくるかもわからない。長文レスも同様よ。
 でも、そんな二重のリスクを犯してでも、私はどうしても書きこまなくてはならなかったの。」
彼女は『どうしても』という部分を強調して言った。
「それは>>582>>587にお礼が言いたかったから。
 私が良い人でもなければ、ましてや魅力的でもないわ。でもね、本当に嬉しかったの。
 私でも、動物園の陽だまりで昼寝をするアライグマみたいになれるかなって、
 一瞬でも思えて、毛羽立った心がとても安らいだから。」

647 :578:2005/11/02(水) 08:54:35 ID:EiF5wj8F
それから彼女はまたお店の話を始めた。
「最初に比べたら、随分慣れたと思うわ。私から提供できる話なんて、
 クロコダイルとアリゲーターの見分け方くらい。趣味は、なんて聞かれても、
 平日の午前中に上野動物園に行って、オオアリクイをぼんやり眺めることなんて言っても、
 なんとも言えない沈黙が流れるか、タバコの煙をを顔に吹きかけられてむせてしまうだけ。
 あの人達に、いくらモモイロペリカンのダイナミックさや、オカピが本当に本当に美しい動物だってこと、
 オオアリクイがどんなにキュートな動物かってこと、
 そして上野動物園が一番それらの動物を至近距離で見られるんだってことを一生懸命説明しても、
 どろんとした目で私を見返すだけ。私を見てはいるけど、そこに私は映ってないの。
 ノアの箱舟には、あの三種をまず乗せるべきだったっていう自論は、昔から変わらないわ。
 あと、ワニ。最近は行く暇もお金もないから、今もあの子達がいるかどうかはわからない。
 それよりは、最近のヒットチャートや血液型の話題、お互いの恋愛遍歴みたいなものが喜ばれるみたい。
 だから、最近は専らその話題。
 一つわかったことがあるけど、この世界では『嘘』が必要最低条件だってこと。
 でもね、日常的に嘘をついていると、いつの間にかそれが普通の生活にも侵食してきてしまうものなの。
 私はすでに何かを失ってしまったのかもしれないわ。でも、何かを失うことは、
 もしかしたら何かを得るということと同義なのかもしれない。あるいはその逆も。
 私が言いたいこと、わかる?」
なんとなく、と僕は答えた。

648 :578:2005/11/02(水) 08:58:06 ID:EiF5wj8F
僕は疲れていたが、糸の切れた操り人形みたいに、彼女はしゃべりっ放しだった。
「またこんな話をしてごめんなさい。でもあなたぐらいしか、本当に吐き出せる人がいないの。
 もう二度とこの話はしないわ。少しでも聞いてくれて、本当にありがとう。」
彼女はいささかセンチメンタルに、そしてヒステリックになり過ぎるているようだった。
でも、それは彼女自身もわかっているように思えた。
それでも地球は今日も周り続けている。本当に自転しているのかどうかは僕には正直わからない。
でもねじまき鳥がねじを巻く限り、きっと世界は終わらないのだろう。

649 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/02(水) 21:13:43 ID:3tlqk4BD
「スッゲーレベル高ーい。久々ですね。こういうの。」
やれやれ、春樹言葉で喋るのを忘れる位、僕は彼女の秀逸な文書能力に感動した。
やはり彼女は自分でどう言おうが、すごく魅力的な女の子だ。

650 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/02(水) 21:47:55 ID:ESGDANKu
「ああ、うるさいな」
横のデスクを見ると、毛髪がまばらな薄汚い老いた男が頬づえをついて
パソコンで映画を見ている。
そして、薄汚い老いた男の携帯が鳴る。
「あんだるしあにあこがれて〜」
大音量で静かな事務所に何度も鳴り響く携帯の着メロ、そして映画の音。
静かな空間が、一人の薄汚い老いた男によって汚されてゆく。
映画に飽きた薄汚い老いた男は、一人また長いトイレへの旅へと旅立った。
彼が戻るのはたぶん時計の長針が0から6になった頃。180度の長い旅。
持ち主不在のパソコンのスクリーンセーバーはハメ撮り画像が時間を
おいていく枚も映し出されている。
「くそじじい」と私はつぶやき夕暮れの空に呪いをはせる。

651 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/03(木) 15:33:35 ID:gD7NRLfX
湿った音を立てながらアパートの前を通過している。
休日だというのに僕は暗い部屋で、泥のようなコーヒーを入れる。
古くからの知り合いの電話にも出たくない気分だった。

ふと、コタツの上の魔法の箱の文字を見つめる。
不思議なことに僕は>649と同じ気持ちになっていた。
春樹なんて知らないが彼女に僕の好きなトルコキキョウを送りたい。

652 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/04(金) 08:11:49 ID:yi7Cyw2i
そろそろ職人さんカモーン!

653 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/05(土) 05:37:02 ID:3uOq5NB8
「怒らないで聞いて欲しいんだけどね、時々自分の周りの自分以外の人達の中に
 オオアリクイが好きな人やワニやバクの柄を眺めるのが好きな人
 静止し続けるハシビロコウを見続けたり、オカピのマズルの黒い所をつかんでみたくなる人や
 カピバラの後ろ姿をいくら見ても飽きない人がいるという事を忘れてしまう事があるんだ。」
悲しい事かもしれないけどね、彼はピスタチオを器用に剥きながら話し出した。

「こうした話をするのはあまり得意じゃないんだけど」
ゆっくりと言葉を確かめるように彼は続ける。
「ねぇ靴下の話をした事があったかな。オカピ柄の靴下の話。」
オカピ柄の靴下、少し考えてから僕は答える。
「ないと思うな。」
「オカピ柄の靴下ってのがあるんだ。ちょっと疲れちゃってる時なんかにね、
 そのなんとかレンジャーみたいな柄にも見える靴下の事を想像する。それを企画した人や作った人達。
 試作段階の時にプレゼンテーションで履いたかもしれない人達の事。
 もしかしたら社内中に配ったかもしれない。それと勿論それを履いている自分の事もね。
 そんな事を考えてるとちょっとだけ元気になれる気がするんだよ、上手くは言えないけどね。」

上手くは言えないけど、彼はもう一度繰り返した。
「彼女はもう二度とこの話をしない って言ってたね。
 勿論しないで構わない状況にならそれにこしたことはないさ。でもしたくなったらしていいんだ。
 だってスレタイを見てごらんよ、ここは『村上春樹風 今日の愚痴』なんだからね。
 少なくともこんな僕よりは書き込む権利がある。」

654 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/05(土) 05:37:52 ID:3uOq5NB8
やれやれ。
初めて春樹風の文章に挑戦してみたが、
どうやら春樹を読んだ事があったとしても春樹風の文章を書けるとは限らないらしい。
でも僕はどうしても一度書き込んでみたかったんだ。
たとえそれが長文になってしまおうとも。おやすみ。

655 :リな:2005/11/05(土) 20:09:32 ID:Mqgk7Lm/
2ちゃんねるにハマって1週間ですが、2ちゃんってほんまおもろLIですネ(ο´艸`)何よりここのスレみてたらクスッと笑えて一番ォキニ入リ(ο´艸`)↑の人とかサイコ↑↑
確かに私も、春樹のねじまき鳥クロニクルと、世界の終りと〜など5作品を読みましたが、春樹風は文才ないと書けなLIよね(゚д゚ノ)ノ

656 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/05(土) 20:48:41 ID:4XDLJ9hD
上記の書き込みについてあえて言わせてもらう
2ちゃんねる風に言うなら
「半年ROMれ」
というところかな 
          ……やれやれ

657 :里菜:2005/11/05(土) 21:55:38 ID:Mqgk7Lm/
了解デスッΣ(・艸・`。)

658 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/06(日) 01:30:44 ID:tciLZJ+z
彼女の言葉に耳を傾け、しばらくたってから僕はこう答えた。

「確かに君は何かを失ったのかもしれない。君の中の何かが損なわれてしまったのかもしれない。」

僕は冷めかけたコーヒーを口につけ、半ば自分に語りかける様に言葉を続けた。

「だけど、世間の人達は僕を含めて多かれ少なかれ、何かの「嘘」を抱えながら生きているんだと思う。
この世界では大抵の人達は、自分の何かを交換したり、犠牲にしなければ暮らしていけない。」

「君は何かを失った。だけど君は動物園のオオアリクイやモモイロペリカンの美しさを理解する事ができる。
大抵の人は動物園に行ったって動物の本当の姿は見ていない。動物らしきものが動いているのは見ている
けれど、目の前にもやがかかった様に動物本来の姿は見えていないんだ。君の店に来るどろんとした目を
した客のようにね。」

「世の中の大抵の人はどろんとした目をした客さ。彼らは(僕も含めて)どこかで何かをきちんと見る事を
放棄したんだと思う。きちんと見ようとすればいたたまれなくなるし、見なくても生きてはいけるからね。
君は何かを失った。その代償として大抵の人達が見る事を放棄してしまった事も、いちいち見えるように
なったんじゃないだろうか。それが幸せな事かはわからないけどね。」

「勝手な事ばかり言ってごめん。こんな事は僕の勝手な思い込みだし、こんな事を言ってみたって君の何の
解決にもならない。ノアの箱舟に君の言う三種の動物を乗せる事は僕も大賛成だ。吐き出したい事があるなら
いつでも言って欲しい。いつでも聞くよ。僕にはそれぐらいの事しかできないからね。」






659 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/06(日) 21:34:42 ID:BrYvlAqS
いつからこのスレは出会い系になってしまったんだ。やれやれ。

660 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/06(日) 22:12:15 ID:CASwrJnz
やれやれ、ラブチャットはよそでやって欲しいものだ。

661 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/06(日) 22:22:00 ID:ITgv+29o
>>454>>455
やれやれ・・
いくら遊び心とは云え、必要以上にフィギュア・玩具・漫画本で飾られた店内やバケツの様な器に盛られた超大盛りのラーメンなんてのは正気のサタでは無いね

662 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/06(日) 22:57:08 ID:CASwrJnz
やれやれ、何を言いたいのかさっぱりワカラン文章をあれこれ考え出すのは無益な事だ。

663 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/06(日) 23:01:52 ID:zWueUTFc



    や れ や れ

664 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/07(月) 17:08:13 ID:oq1Q3kOB
オフ会でもしないかい?と誰かが言った。

空耳かと思えるくらいに自然な声だったし、
その流れを滞らせる嫌な雰囲気が漂っているわけでもなかった。

どこか店と日時を決めて、
テーブルに村上春樹の文庫本をおいているだけでオーケー。
勿論読書に勤しんでもいい。

話しかける必要もなく、媚びる必要もなく、ただドーナツをかじり珈琲を嫌と言うほど飲んで、
時間が来ればそのまま解散すればいい。そんなオフ会でもどうだい?と、誰かが言った筈だった。

間違えてハルキ文庫の書物をテーブルに置いていたって構わないさ。
でも我々は心の中でつぶやくのだろう。やれやれ、と。

665 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/08(火) 13:13:52 ID:aUEKOKwB
彼等はレミングスが海へ飛び込むように喫茶店に流れ込んだ。

666 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/08(火) 22:52:45 ID:KoPp0CaJ
靴紐が解けてしまった。  やれやれ。
電車に乗り遅れた。 やれやれ。
昼食を食べ損ねた。 やれやれ。
彼女に愛想をつかされた。 やれやれ。
彼女と待ち合わせをしたが、僕は下丸子の駅で、彼女は新丸子の駅で待っていたので
いつまでも会えなかった。 やれやれ。
阪神タイガースがロッテに負けてしまった。  やれやれ。
駅前で誰かが喧嘩している。  やれやれ。
夢精をしてしまった。  やれやれ。

世の中は「やれやれ」で満ち溢れている。 やれやれ。


667 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/08(火) 23:30:22 ID:KoPp0CaJ
キリコの絵にでてくるような、まっすぐな道。
空は赤く、白い道はまっすぐに地平まで続いている。
僕はその道を一人とぼとぼと歩いているが、他に誰と出会う事も無い。
やれやれ、どれくらいの道のりを歩いただろう。
背中に射るような視線を感じる。
振り向くと何の装飾も無い建物があり、16個の窓からまったく同じ顔をした
16人の白い男達がニコニコと僕のほうに向かって微笑んでいた。


668 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/09(水) 00:45:49 ID:X/CdhZDu
┐(゚〜゚)┌ヤレヤレ

669 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/12(土) 11:55:28 ID:yXKTTWOd
age



670 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/13(日) 03:24:21 ID:bsukK63b
ひろゆきなんかクソ食らえさ。

671 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/13(日) 17:53:40 ID:xJ/CsZ55
オリーブグリーンのキャミソールに、クリーム色の七部袖のセーター、
その上に黒のゆったりとしたカーディガンを羽織って、
一時間程かけてシネマ・コンプレックスへ行った。

シネマ・コンプレックスの中は家族連れやカップルの声が、
合唱団の練習の様に響いていた。

チケット・カウンターへ行くと、20歳前後の女の子が清潔な笑顔で迎えてくれた。
「いらっしゃいませ」
「次の回を一枚お願いしたいんだけど」
「申し訳ありません、次回は満席になっております。
 スペシャル・リザーブシートなら空席がありますが?」
「いや、いいです」

やれやれ。この辺りには、特に興味を引くものも無い。
移動時間(往復だと二時間だ)を無駄にしたというわけだ。
まるで頭の中におが屑を詰め込まれたような気分だ。

672 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/14(月) 18:29:09 ID:+tNgLGrC
保守

673 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/14(月) 20:28:48 ID:l/cqtKKM
やれやれ、久しぶりに来てみたがなんてスレの流れだ。

いずれにせよ、こうなっては、彼女はこのスレに二度と固定ハンドルで
書き込むことはできないだろうし、一部の人が同じように感じているように、
僕はそれがひどく悲しい。彼女の今後の幸せを祈るばかりだ。

674 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/14(月) 21:50:24 ID:r8BfVBpC
そんな悲しい事は言わずに固定ハンドルには来て欲しい。そう思っている人
もこのスレには沢山居るはずだと思う。彼女の事を心配している人は沢山
いるはずだし、元気でいるのか位は連絡して欲しいと思う。

675 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/15(火) 19:53:03 ID:/L/bpx/I
固定ハンドルで書き込めなくなってしまったのならば、我々名無しの書き込みが
正論的な『今日の愚痴』だったという事を、彼女自らが認めてしまったという話ではないのかい?

「幸せを祈るばかりだ」なんて僧の読経と同じくらいに無駄で無責任な言葉だろう?
レスの仕方によっては、彼女だって固定ハンドルを復活させられただろうに。
やれやれ。

676 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/22(火) 15:32:19 ID:ng//34vW
保守

677 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/26(土) 00:00:03 ID:W3Y68A1E
hoshu.


678 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/26(土) 17:48:30 ID:j6yQjnXo
保守

しかし、こんな風に変わり果ててしまったこのスレに
保守する価値があるのかどうか、
正直なところ僕にはまだよくわからない。

679 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/26(土) 22:57:19 ID:RDu4dznV
やれやれ、何もかも変わり果ててしまった。もう僕には元の形さえ思い出せない。
誰かに教えてもらいたいとも思ったが、それが虚しい願いである事も僕には十分すぎるくらいわかっていた。


680 :おさかなくわえた名無しさん:2005/11/28(月) 23:14:34 ID:Yam98sAp
 実に18年ぶりくらいに村上春樹が読みたくなった。村上春樹という作家を
簡単に説明するなら、実にクールな文体で喪失感とノスタルジーを表現する
数少ない作家の一人と言える。1987年の春から秋にかけ僕はまるで砂漠が水
を吸い込むかの様に村上春樹を片っ端から読み漁った。1987年、まだ携帯
電話もなく、街にはつまらないユーロビートと寝惚けたようなプールバーが
溢れていた時代だ。
 当時、彼の小説の登場人物に病的に憧れた。そして実際自分が彼の小説の
登場人物のような不完全な大人に育ってしまった事に最近気付いた。

 18年ぶりに黄色くなった文庫本の埃を払って読み返してみると、文章から
受けるイメージが当時と全く変わってしまったことに少なからず驚いた。
何故かは分からない。ただ、当時の僕はまだ大人になるという事の意味など
考える必然性もなく、ただ漠然とその小説の主人公の生き方がスタイリッ
シュで恰好良いと感じていた。でも今は主人公の得も言われぬ喪失感、致命
的な孤独感を手に取るように感じる事が出来る。なんで当時そんなモノに
憧れていたのだろう?何か他のモノと間違えていたのかも知れない。




681 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/07(水) 10:09:14 ID:nfeaBQG8
昨日の夜、僕はコインランドリーに行った。家にはもちろん洗濯機はある。
でもあいにく僕の家の洗濯機は壊れている。

本当は大家に電話さえすれば、このアパートと契約している黒人の電気修理屋さんが、
まるでゲーム前のクオーターバックのように自信いっぱいの笑顔をうかべて
朝一番にやってくる。そして彼はきっとこのように言うだろう。

「だからいっただろ。この洗濯機はヨーロッパ製でとびきりデリケートなのさ。
オヴァーロードしちゃいけないんだよ。アメリカンガールとは違うのさ。」

でもあの夜はボストンに住んでいる大家にわざわざ電話するのも面倒だった。
ボストンは僕のアパートがある西海岸よりも時差があるからきっと夜中だし、
僕の大家は最近お母さんを癌でなくしたばかりだった。

だからあの夜はカフカ的な陰惨さがただようコインランドリーに行き
ブリトーの食べかけを払いよけながら誰が読んだかわからない雑誌を拾い上げ、
とにかく2時間あまり暇をつぶそうとあたりを見回した。

682 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/07(水) 10:11:23 ID:nfeaBQG8
コインランドリーの横には、洗濯物が乾くまでの時間をもてあます客相手の
小さなカフェが併設されており、古いテーブルと誰かが引越しのときに置いていった
けばけばしい紫のソファが置いてあった。

アイゼンハワーの時代からあるようなオーク材のテーブルの上には
9月号のNew Yorkerがおいてあった。ふと見ると
THE KIDNEY-SHAPED STONE THAT MOVES EVERY DAY by Haruki Murakami
と書かれたフィクションのページが開いてあった。

僕がふとそれに手を伸ばそうとする、後ろからふいに「No!」という声がした。

若い白人の女性があわててその雑誌を抱え、人懐っこい笑顔をうかべながら
すまなそうに話しかけてきた。

「今それを読んでいたところなの。ちょっとトイレに行ってもどってきたところなんだけど。」

「いや、いいんだ。ちょっとおもしろそうな題名だったから。」

「ハルッキ ムラカムの小説なのよ。ムラカムの作品読んだことある?これ読み終えたら
すぐに渡してあげるわよ。」

ムラカム? やれやれ。まるで中東の人みたいじゃないか。

683 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/08(木) 19:03:11 ID://t0qL3l
いいね
夜明けの森で目を覚ますリスのようだ

684 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/09(金) 17:46:24 ID:h+2Vd0Ml
近所の本屋に行ったんだよ。村上春樹の本を探しに。

そこは3匹のコリー犬がいるほんの一畳ほどのエントランスの小さな店なんだよ。
もちろん全米規模でフランチャイズされている本屋みたいに
きれいなディスプレイもなければソファーもない。
ろくなディスカウントもないし、スターバックスもない。
要するに著名なライターがサイン会に来るようなファンシーな本屋ではないんだ。

でもそこの雰囲気が僕は割りに好きなんだ。

そこは家族経営の小さな店のわりにはしっかりした作品を揃えているし、
世界各地で編集された珍しい写真集を集めたコーナーもある。
それにバークレイのリタレチャーメジャーで菜食主義者のアルバイトの若い男が
いつもカウンターの奥でつめを噛みながら僕の探している本のありかを
瞬時に教えてくれるのも気に入っている理由のひとつでもある。

そんなわけで今日もその本屋に行って3匹のコリー犬に挨拶して、
カウンターにいる神経質そうなベジタリアンのアルバイトの男に
村上春樹の本はどこのセクションにあるのか聞いたんだ。

"Haraki Marakami? どの本? 彼はたくさん出しているからね。
たしか一番奥のフィクションの左側にあるはずだよ。"

ハラキ マラカミ? やれやれ。まるでハラマキ マラカスみたいに聞こえるじゃないか。

685 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/13(火) 15:22:26 ID:RwvDonHK
やれやれ。

686 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/20(火) 00:34:02 ID:LZeEe1sX
君たちは昔はもっとナイーブだったよ。

687 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/21(水) 17:37:02 ID:dIF0k4Ok
「とにかくね、僕は今絶望しているんだよ」

ボサボサの頭を掻きながら彼は言った

「そりゃあね、まったく将来のことを考えずに適当な大学に入った僕が悪かったと思うよ
だけど僕はもう何一つとして希望が持てないのさ。ライオンから逃げる草食動物のように僕はずっと現実逃避しているんだよ」

彼はどうしてこんなことになったのか皆目検討がつかないようだった。
大学に入学してすぐに風邪をひいて友達をつくる切っ掛けを逃したのが悪かったのか
にぎやかな校内で彼だけが沈んでいたように思えた、そして気がつけば単位一つとらずに休学していたのだ。

「郷里の母がね、今月中に今後どうするか決めろと言うんだよ。
大学に行きつづけるのなら仕送りを続ける。そうでなければ仕送りは止めるので一人で生きていけってね。
ああ、解ってる。何もかも僕の根性が腐りきってるのが原因だってね。でも、もう僕は考えることさえ止めたいのさ。
生まれた時に誰かが使命を与えてくれればよかったのに、それか神に対しての悪魔のような絶対悪があれば戦ったのに。
僕はもう自分が何をしたいか、何をすればいいかがわからないのさ。
時々思うんだよ、ソーダ水の泡のようにシュワッと消えれたらなって。」

僕は復刻堂のシャンペリサイダーを飲みながら言った

「すべての原因は君のなかにあるのさ、僕の言いたいこと、わかるかい?」

彼はずっと押し黙っていた。
やれやれ、きっと彼はこれから、死のうにも死ねず惰性で生きていくのだ。

688 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/22(木) 11:15:52 ID:NfhAtDuH

オーディオのコンセントをまとめる為に夜更かしし過ぎて会社に遅刻した。

「OK、まぁいいさ」

頭を抱えるほど悲劇的な事ではない。
社員は僕だけじゃないし、自分は有給が有り余ってるタイプなんだから。

僕はコーヒーメーカに豆を入れながら、昨夜から見かけない嫁の行方について考えた。
サニーサイドエッグをジュージュー焼く頃に、こっちの方が悲劇的だな。とぼんやり思った。

「OK、まぁいいさ」
 
たった一晩で、僕は一人の生活に適応している。
昔からそうだった。孤独に慣れるのが早いタイプだ。

本当の問題は僕がそんな人間だと言う事なんだけどね。

やれやれ。      


689 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/22(木) 11:20:48 ID:5LcZo9Rr
な〜んか春樹の文章って気持ち悪いんだよな・・・。
無駄に達観して悦に逝ってるというか、そのわりに変に生温いというか。
悪い意味で青臭い。

690 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/22(木) 19:09:14 ID:t+tN9old
「空気を読めない人ってどこにでもいるのよ」と彼女は言った。
多分その通りなのだろう。でも僕はそういう種類の無神経さが大嫌いなのだ。

691 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/22(木) 19:54:33 ID:3vg2/qRH
「空気を読むのよ。」
僕の中のみといせい子がおごそかにつぶやいた気がした。

「空気を読まないと押尾学みたいにこの世界から干されるのよ。
クールに、そして確実に。」

でもこの春樹スレで空気を読むには実際は至難の業なのだ。
そして満月の夜には何人もの2ちゃんねらーが虫けらみたいに殺されていくんだ。

なあ、押尾学、ここは本当にひどい所だよ。
空気をよめないかわいそうな人たちが、涙を流すひまもないくらい
あっという間に消えていくんだ。まるで屠殺所みたいに。

「かっこう。」
僕の中で押尾学がそうつぶやいた。

692 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/23(金) 16:39:31 ID:bE+5xvRU
ワラタ

693 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/23(金) 22:01:23 ID:cv6IU4ep
やれやれ

694 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/24(土) 04:49:04 ID:O+lfMD8Z

君らは上手なサニーサイドエッグの作り方を知ってるかい?
実際コツなんて要らないよ、躊躇せず思いっきり目玉を引っ繰り返すだけなんだ。 
必要なのは君らにありがちなある種の無責任さだけ。
何も期待せず、ためらわず、後悔もせず引っ繰り返えせば美味いサニーサイドエッグが出来るんだ。 

ナイーブになってもいっこうに腹は膨れない。


そう言って先輩は僕にフライパンを手渡した。

やれやれ。

695 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/24(土) 14:45:51 ID:m7OijJHO
酒を飲むのがナイーブだって言うなら好きなだけ飲めばいいさ

696 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/27(火) 06:27:59 ID:F5E7oJZq
いっそ殺してほしいほどの二日酔いの朝に、もう二度とお酒なんて飲まないと誓ったはずなのに
また次の金曜日には馬鹿みたいにお酒を飲んでるんだ。
まるで死ぬことを解っていながら特攻する兵士じゃないか。

697 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/29(木) 00:31:20 ID:MhAw34Q5
「結局、僕にできることなんて誰でもできるんだよ。
だいたい、世の中には人がおおすぎる。
僕、一人くらい減ったって明日はくるだろ?」と、誠司はいった。
やれやれ、彼はまったく何もわかってはいないようだ。
「確かに、君がいなくなっても私たちの世界には支障はないわ。
でも、あなたは重要なことをわすれているわよ。
あなたがいなくなったらあなたの中の明日がなくなるってことをね」
私は幾度となく吐いた台詞をまた口にだしているのだった

698 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/29(木) 01:54:32 ID:eScJvg94
「くだらない。」一言だけ呟いてみた。
本当にくだらない。こんなことの繰り返しか。
「全くくだらない」

699 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/30(金) 14:53:52 ID:uDelgYkY
「僕は貧乏な姉歯さんについて書いてみたい」僕は彼女に向かってそう口に出してみた。
僕は小説を書こうとしている人間なのだ。
「貧乏な姉歯さん?」彼女は少しばかり驚いたようだった。
「どうしてかしら?どうして貧乏な姉歯さんなの?」
 どうしてかなんて、僕にだってわかりはしない。どういうわけか、僕を捉えるのは
いつもわからないものなのだ。
 それからしばらく僕らは黙っていた。
「そんな話、誰も読みたがらないかもしれないわよ」と彼女は言った。
「たしかに読み物としては魅力的じゃないかもしれない」と僕は認めた。

700 :おさかなくわえた名無しさん:2005/12/30(金) 17:09:20 ID:0Y+7SeZt
700…

701 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/02(月) 12:17:23 ID:hHjq5Byy
やれやれ

702 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/02(月) 12:21:30 ID:LWo519FI
>>689
そうそう。中学男児のパンツの中身みたいな生臭さだよな

703 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/02(月) 17:13:03 ID:2fLcFJSW
「中学男児のパンツの中身って、一体どんな匂いがするって言うのよ?」
彼女は僕に向かって肩をすくめてみせた。
「僕は昔、毎日正確な回数を決めてパンツの匂いを嗅ぐという実験をした事があるんだ。」
僕はしばらく考えてから、静かに言った。

「少なくとも僕のパンツからは、生臭い匂いなんてしなかったね。
僕がその頃気づかなかっただけで、ひょっとしたら物凄いレベルの悪臭を放っていたのかも知れない。
だけどもし実際にそうだったとしても、
僕は僕の文章と生臭いパンツの間に1ヘクトパスカルだって共通点を見出す事が出来ないんだ。」

「ますます分からなくなったわ。」
翌日、彼女は僕の元から居なくなっていた。

704 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/02(月) 23:14:08 ID:hEgXweps
財布 part42
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/fashion/1133108486/

705 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/03(火) 18:09:42 ID:3/Rkwyf0
もう一度KIDについて書く。これで最後だ。

 僕にとってKIDの試合を観るのはひどく苦痛な作業である。1年間すべての試合を
早送りで観ていることもあれば、三試合連続で観た挙句それがみんな見当違い
といったこともある。
 それにもかかわらず、KIDの試合を観ることは楽しい作業でもある。PRIDEの
困難さに比べれば、K-1で活躍するのはあまりにも簡単だからだ。
 十代の頃だろうか、僕はその事実に気がついて一週間ばかり口もきけないほど
驚いたことがある。少し気を利かせさえすればK−1は谷川の意のままになり、
あらゆるニワカファンがKIDを応援し、五味オタもKIDを認める……そんな気がした。
 それがアングルだと気づいたのは、不幸なことにずっと後だった。僕はノートの
まん中に1本の線を引き、左側に納得できるものを書き、右側に納得できない
ものを書いた。納得できないもの、ジャッジ中川敬介の判定、レフリーの高速STOP、
わざとらしく八百長を無視するアナウンサー、お約束のようなトーナメントの欠場……僕は
それらを最後まで書き通すことはできなかった。
 僕たちがKIDについて持っている幻想と、実際のKIDとの間には
深い淵が横たわっている。いくら格闘技通信のインタビューを読んでもその深さを測りきることは
できない。僕が好きで観ているのは、ただのK−1HEROSだ。スポーツでも真剣勝負でも
なければ、格闘技でもない。まん中に線が1本だけ引かれた一冊のただのノートだ。
視聴率なら少しはあるかもしれない。

706 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/04(水) 01:10:07 ID:xCjh77Is
 冷蔵庫を開けるとビールがないことに気が付いた。
仕方なく、近所のコンビニに買いに出かけることにした。
僕は、深夜買物に行く時に、部屋の鍵をかけない。

 
 マンションに戻ってオートロックを開けようとした時
キーケースを部屋に置いたままにしていたことに気付いた。
やれやれ。
途方に暮れたが、こんな時間だどうしようもない。

 しかしこんな時だからこそ、注意深くなる必要がある。
なぜ、オートロックのマンションなのに鍵を持って出なかったのか。
とにかく、壁をよじ登ってでもマンションに入れないのか。
事実、僕は以前住んでいた、マンションの死角を見つけて
無事に生還したことがある。

 僕は深夜のマンションを徘徊した挙句、一人の女性と出会った。
井戸に投げ込まれた後の、数日間後に太陽の光を見たかのようだった。
「別に私はどうでもいいんだけどね、知らない人がマンションの周りを
物色してたら、変態と思われるわよ。」
「鍵を開けてくれた、君に感謝するよ。」




707 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/05(木) 01:54:38 ID:XXqT25NO
「いい文章だ」彼は言う。
「だがいささか読点が多すぎる。そこが残念だな」
彼は椅子を回し、銀色の灰皿に煙草を落とす。2cmにも満たないマイルド・セブンは穏やかに灰になっていく。

708 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/06(金) 19:07:34 ID:7BbYHtGK
やれやれ。だいたい、良い文章とか悪い文章とかの差がわからないよ。第一、僕は文章の書き方の善し悪しではなくて、内容を吟味していただきたいね、と思った

709 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/07(土) 02:04:38 ID:PRSOYv65
やれやれ。

通風。

やれやれだ。

710 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/09(月) 09:09:40 ID:6DH9aiRe
やれやれ

711 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/09(月) 12:46:38 ID:FRLX4dq2
おやおや

712 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/10(火) 00:02:29 ID:gp2ij53O
ぱやぱや

713 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/10(火) 02:03:07 ID:ZwaOOnGe
どうだい、そろそろここが過疎スレと認めないか?
砂漠と化したこの板から、まるでオアシスのここをブックマークし、
毎晩覗くのが日常の君にとっては、少し酷かもしれないけれど、
ここには君と僕しか存在しない。
「もう少し、夢を見させてあげたら?」ナイティに身を包んだ僕の妻は、
ホットミルク片手に微笑んだ。「1は信じているの、このスレはまだ必要とされているって。
それを壊す権利はあなたにはまだ無いわ。そう、完璧なレスをつけて満足させるまでは。」
やれやれ、ここからの卒業は当分出来そうに無い、
僕はPCの電源を落とし、彼女を抱きしめようと手を伸ばした。

714 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/10(火) 04:02:29 ID:46t9OaGM
「何故だかうまく説明出来ないのだけれど、僕も
 そう思う。このスレはもう必要とされていないのかもしれない。
 削除依頼をだすにはいろんな事情が込み入ってて
 複雑になってるんだ。
 それを君に話したところで何も変らないんだよ。
 わかるかい?
 僕がこの深い井戸から出るためにはあと280回もの
 レスがなきゃいけない。」 


715 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/10(火) 07:47:03 ID:fMZ+YPZO
「じゃあ、私が今から一回か二回井戸掘りをしたって、それは無駄なことなのかしら?」

「そうはならないんだ。その一回が闇から抜けるために必要なことなのさ」
「もちろんそれは、気が遠くなるほど繰り返されなければならないんだけどね」

716 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/10(火) 13:17:56 ID:m3HfjDAf
「ほら」と彼女は言った。
「そうして仕事の合間に村上スレを覗いているのって子供みたいよ」背後からくすくす笑う。
僕は左手に持ったサンドウィッチを更に戻し、モニターの前で肩をすくめてみた。
「ねえ、僕はとても彼の反応が気になるんだよ、後の流れが気になってしようがないんだ」
「ふうん」と彼女は言った「2ちゃんねるに縛られるなんて私はまっぴらだわ」

717 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/10(火) 23:56:52 ID:TEdPzRJs
「にちゃんねるに縛られているだって?僕が?」
「そうやって付かないレスを何度も確認するのって時間の無駄だと思うわ」
彼女はほんの少し横を向いて、白山眼鏡の黒く光るフレームの眼鏡を外した。
「もし私とにちゃんねるのどちらかを選択しないと、世界中のパン屋が襲撃されると言ったら?
あなたは一体どうするのかしら?」
やれやれ、彼女はタフだ。


718 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/11(水) 20:28:47 ID:7wA/itvR
もう一度押尾学について書く。そしてこれが最後だ。
僕はなぜそんなに押尾学にひかれるんだろう?

たとえば「押尾学 近所でのあだ名は うんこまん」とか
「押尾学、芸能界クビで格闘家デビュー間近?押尾学・ボブ・サップと激突! 」
とか書かれたタブロイドをご丁寧に切り抜いたりしてしまう。

ある種の人がベースボールカードを何十年にもわたってコレクションしたりするように
それはもう僕にとっては偉大な宗教をあがめるための神妙な儀式でさえある。

「それはあなたが中二病だからよ。」亜希子がくすくす笑いながらそう言った。
「わからないな。」
「あなたも押尾学もあきらかに中二病にかかっているのよ。
そしてそれはもう誰にもとめることができないの。」
 彼女は飲みかけのブラッディーマリーを置きながらそう厳かに言った。
「たとえばあなたは日本語が嫌いで、というか日本というシステムそのものが嫌いで
英語で小説を書いてから日本語に訳した。その処女小説の新人賞受賞パーティーで
スーツを着なければならなくなって、新品のスーツをわざと洗濯でしわくちゃにして
スニーカーで登場した。それってロックよね。」そう言うと彼女は僕の手の甲に奇妙な記号を
描きはじめた。

「たとえば米軍基地で修行した押尾学がハードコアーをひっさげて
日本の音楽シーンをROCKしてやると本気で思っていた。そしてタモさんの前で
なぜかスカを演奏してダイブをした。」そう言うと彼女は思い出すかのようににっこり笑った。

「つまり僕も押尾学も、他者とは違うアイディンティティ確立をしようとするあまり
やさぐれたり痛い行動をとっているということかい?単に中学2年生くらいの
ばか思春期にありがちな。」

彼女はブラッディマリーをのみながら微笑みそして僕の手に奇妙な記号を書き続けた。                       

やれやれ。僕は立派な中二病だ。そしてこのレスに集う人たちも。

719 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/12(木) 03:15:52 ID:vyWb+XVu

タフになるんだ。空回りする押尾の様に。そうすれば井戸の底なんて言葉は二度と出てこないさ。

>>718、君がナイーブだから押尾に引かれるんだよ。    


720 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/12(木) 14:43:51 ID:t9BpMICy
>>718は純粋な春樹ファンよ。春樹の言葉をそのまま鵜呑みにしてしまうの。
英語で小説を書いてから日本語に直した、はたしてどこまで本当なのかしら?
春樹に英語力がない、と言っているわけじゃないの。そういうことではないのよ。
つまり、言いたいことはこうよ。奴は幼稚で卑怯な男なんじゃないかってこと。

721 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/12(木) 23:44:06 ID:fL7vI+Qm
I sighed for what must have been the 7th times for that day.

722 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/13(金) 00:00:39 ID:fPm/YqCA
どいつもこいつも長ったらしい。
そんなこの板にいまこそ革命を。

723 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/13(金) 10:09:37 ID:MCniTBRz
「革命が必要だって?やれやれ。いつもだれかが革命をさけんでいる。
結局、革命を叫んでる人達もいつのまにかこの村上レスにいつものようにでいりするようになるんだ」と、僕は思った。
そして、
「結局、革命が行なわれたとしても僕の生活にはなんらの変化なんてないだろしね。」
と、つぶやき、僕はブランディーをちびりと飲むのだった

724 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/13(金) 22:13:15 ID:MZresW3V
>>719
オーケー、認めよう。
僕は 押尾なみに ナイーブだ。

それは口に出してみると「押尾学はうんこまん」という東スポの法則くらいに
ごく自然の定理に思えた。

悪くない。ぜんぜん悪くない。

725 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/14(土) 15:22:32 ID:ltlNbzOM
僕は思わずこのスレを開いてしまったわけだが、やれやれ。

726 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/14(土) 15:32:40 ID:GYmk1Fck
村上は変態ロリコン爺

727 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/14(土) 16:21:01 ID:iru1dYuv
作業衣をきた男6人がやっと帰るようだ。
僕はレジで「ありがとうございます」と言い、伝票を早打ちした。
「冬のソナタ」のメロディが流れるピークの過ぎた定食屋で早打ちをする必要などない。しかし僕は焦っていた。
領収書を頼まれたのだ。
できれば書きたくない。
しかし客は漢字6文字を書かせようとした。

「理想」の「想」が書けない。

漢字は昔からとても苦手だったが「想」くらいは書けると思っていた。
ボールペンと汗を握りしめながら目を閉じたが、こんな時はどんな事をしたって出てこないのだ。

728 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/14(土) 16:23:05 ID:iru1dYuv
領収書を2枚無駄にしたところで、さっきまで唐揚げ定食を食べながら嬉しそうにヤングジャンプの袋閉じを開けていた男が
「あ、やっぱり僕の方で書くのでいいです」といった。

恥ずかしい。いや、情けない。
僕は申し訳なさそうな顔を作りながら書きかけの領収書を渡し、今日何度目か解らない「ありがとうございます」を言った。

僕は2ヵ月振りのサロンもラッセンの絵を見に行くのもやめて、明日は引き篭っていよう
などと考えながら静かに漢字ドリルを開くのだった。





春樹の本読んだことないのに愚痴ってごめんなさい

729 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/14(土) 16:39:51 ID:kDbPpO+q
オーケー、>>727>>728はちっとも春樹風ではない、認めよう。
けれども、彼がここに書き込んでくれた事実は、僕の記憶から消えはしないだろう。
そこにはあまりにも多くの理由があるのだ。

730 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/16(月) 06:34:05 ID:+ReFZTUR
「あなたのことは大切だと思ってるし、必要だとも思ってる。でもちがうの。私がアルコールに対する気持ちは」
「助けってって、私がどこかで叫んだらあなたは来てくれる?」
「もちろん。君が望むなら。」
「充電が終わった後でも?私が他の男と居ても?」

やれやれ直子は少々ぶどう酒を飲みすぎたようだ。

731 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/17(火) 08:15:43 ID:ypMveFBD

フィンランド人の彼女は日本人の彼の事を

『ハルキ・ムラカモに似て いるの』と、周りに言っていた。

実際彼にお会いしたら、チェックのボタンダウンシャツにカーキ色のチノパンが大変良く似合う北京原人に見えた。

そうだ、、ハルキ・ムラカモは北京原人に似ていたのだ!!

しかし何故か周りはそれを口にしない。
タブーなのかもしくは似ていないのか‥その事ばかり考えしまい、ここレスして今やっと眠りに就ける。

やれやれ

732 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/17(火) 13:45:56 ID:+RWTHmRh
「鼻血が止まらない」僕は口に出していってみた。「止まらない」
オーケー、認めよう。それは紛れも無い事実だ。
だけどたった少しの間鼻をほじっていた僕に、一体何の非があるというんだ?
僕は長い間凝り固まっていた鼻くそを、かき出そうとしていただけだ。
それだけなんだ。

733 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/17(火) 14:29:12 ID:LUb9fSMy
こんにちは、名無し男さん。
元気にしているかしら?
また鼻をほじりすぎたみたいね、そういうのってやめた方がいいわ。
するにしても、もう少し注意を払うべきよ。

734 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/17(火) 17:09:26 ID:3Xe7KQNX
やれやれ、と私は言った

735 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/17(火) 19:35:13 ID:cVy8pKI/
結局のところ、と鼠は今夜6杯目のビールを飲みながら言った。

結局のところ、このスレとはまず文体ありきなのだと。

僕はただ黙って今夜8杯目のビールを注文する。

鼠はなおも続ける。

でも、それは、半年ROMったからといって身に付くものじゃないんだ。


736 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/23(月) 03:51:13 ID:6tQyNHlD
やれやれ、すっかり書き込みが止まってるじゃないか

737 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/23(月) 15:32:57 ID:hoW+Pqpe
ぼくはただ、純粋に金と地位と名誉が欲しかっただけなのだ。
この三つがあれば手に入らないものなんてない。
現代日本社会にあっては、貧民に多少の金とディズニーランド的幻想を与えておくだけで、
面白いほど金が転がり込む。昔からそうだし、今もそうだし、これからもそうあるべきなのだ。
でもそれをよく思わないものもいる。例えば東京地検。


三木谷、ここはひどいインターネットだよ、と僕は言った。
みんな僕のことを好き放題叩くんだ。信じられるかい?僕の顔のAAだってあるんだぜ?
もちろん誰も応えなかった。やれやれ、僕の味方はどこにもいないんだ。


もちろんこの高度資本主義的蟻塚にあっては、僕の擁護をする人間も多少はいる。
しかし彼らは、僕に投資をして損をしたという現実を直視したくないだけの貧乏人か、
頭の悪い中学生だけだ。今回の騒動を政治的陰謀とすら言い出す始末だ。政治的陰謀・・・。


738 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/23(月) 16:54:27 ID:nTnqyriF
>>732
鼻血が止まらないなら、止めることも出来ますよ。病院で簡単な手術がある。
鼻の血管を焼いてしまうのだ。私はそれで治した。今は滅多に鼻血は出ない。
春樹さんはノーベル賞候補になると、誰か文芸評論家が言っていた。

739 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/25(水) 00:41:16 ID:G3CJr00Y
 え、春樹がノーベル賞候補だって。またまたご冗談を。
あんなケツのしまりのない奴がそうなら、此処に居る人々の方がマシだ。



740 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/26(木) 10:02:05 ID:YOJbUpsg
あんなことができたらどんなにいいだろう。

あの頃僕は思っていた。できたらどんなにいいだろうかと。

あんな夢やこんな夢があの頃僕には数え切れないほどあったのだ。

相棒は僕の夢を一つ残らず叶えてくれた。一つ残らず、だ。

彼は素敵なポケットを持っていた。とてもとても素敵なポケットだ。

自由?あの頃の僕らに自由なんてものがあっただろうか?

だけど僕らは自由に空を飛びたかった。これは欲求であり、渇望であり、

藤子不二雄的に表現したとしたら、夢だった。

相棒は僕に言った。

「これがタケコプターさ」

オーケー認めよう。僕は今なら断言できる。

僕は相棒を120パーセント愛していた。



741 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/26(木) 15:38:26 ID:LPXSN9Gg
;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )

742 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/26(木) 18:32:14 ID:QeSZyKJJ
>>740
オーケー認めよう。僕は今なら断言できる。

おいらは君のおかげでこうして生きていられるんだ。

ほんとうだよ。あの時は悪かったと思っている。

743 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/26(木) 18:58:49 ID:Gzwhegcl
このスレがもっと活性化しますように。あげ

744 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/26(木) 22:48:10 ID:DSaetLYO
頑張って探せば見つかるよ!!!11

745 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/26(木) 22:53:41 ID:DSaetLYO
「頑張って探せば見つかるよ!!!11」

しまった。またやってしまった。誤爆だ。
僕はどうやら疲れてるみたいだ。
しかも、とんでもない所へ誤爆してしまった。
村上春樹風に文章を書かなくてはいけないらしい。
なんてことだ。僕は「ノルウェイの森」しか読んだことがないってのに。
困ったもんだ。やれやれ。

746 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/27(金) 00:02:14 ID:5rFDpjFV
激しくワロタ

747 :センター終わって…:2006/01/27(金) 10:42:51 ID:3FesN46h
オーケー、認めよう。確かに僕は少しアルコール中毒かもしれない。
でも、それはほんとうにしかたのないことなんだよ。だって、そうだろ?僕はもう本気で役にたつわけがないことを毎日、3年もの間、あまりにも多くのことを犠牲にしてやりつづけてるんだから。アルコールでものまなければ毎日なんてやっていけないんだよ。

748 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/27(金) 10:54:53 ID:p/1Sm5gV
やれやれ、今せっかくスパゲティーを茹で始めたばかりだというのに。

749 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/27(金) 14:00:21 ID:RwqDTiGd
>>745
オーケー、君の誤爆は認めよう。
でもエクスクラメーションマーク(!)が1になってるのに君は気づいていたのか?
なんてことだ。しかも1が2つもある。
やれやれ、春樹を読んだこともない僕がこんな書き込みをしてるなんて。

750 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/27(金) 14:16:40 ID:J844nVNZ
やれやれ、センター終了直後は絶対受かったと思ったんだけどな。

オーケーオーケー。今年は易化したからボーダーがあがったことは認めよう。


━━━しかし、これは一体どうゆうことだ?
僕は心の中でつぶやいた。
代ゼミA判定、河合C判定、駿台E判定……

一体この世の何を信じればいいかわからなくなった。

僕は苦笑いを浮かべながら、ただひたすらに受かってる事を信じるしかなかった。

751 :おさかなくわえた名無しさん:2006/01/27(金) 15:38:20 ID:1OurSs5W
私は自分が、もう若くはないのだな、と感じました。
だってそうでしょう? 大学に行きたいと願う、そしてそれを実行に移すような人が
「どうゆうこと」なんて書くんだもの。でも、これは、正しいとか正しくないとか
そういうことではないのよね。かつて---そう、何億年も前---短かったキリンの首が
今では、まるで太陽に恋焦がれるかのように長くなっている、そういうことなんじゃないかしら。


752 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/01(水) 00:03:46 ID:YuBXlzsb
村上春樹は神だと思っている。
7年ほど前の正月休みに両親と芦屋市の村上春樹実家(もんじゃ焼き屋)に
食べに行った時の話。
両親と3人で鉄板を囲んで食事をしているといきなりキング春樹が
玄関から入ってきた。もんじゃ焼き屋に似合わないイタリアンないでたちで。
村上春樹が「俺いつもの〜」と言って二階へ上がろうとすると、
店内にいた高校生集団が「村上さん!」「春樹さんかっけー!」などと
騒ぎ出し、村上春樹が戻ってきてくれて即席サイン会になった。
店内に13、4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を使い
サインをしてくれた。
高校生達が村上春樹の母校神戸高校のサッカー部だとわかった春樹は
いい笑顔で会話を交わしていた。
そして村上春樹は「やれやれ」と二階に上がっていき、店内は静かになった。
私と両親は村上春樹の気さくさとかっこよさに興奮しつつ
食事を終え、会計を済ませようとレジに向かうと、店員さん(村上春樹妹)が
階段の上を指差しながら
「今日のお客さんの分は出してくれましたから。また来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。

753 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/01(水) 18:47:48 ID:NN/XSft5
>752
矢沢永吉だったかな?

754 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/01(水) 23:48:31 ID:M0FBKxvp
キングカズ

755 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/02(木) 01:40:42 ID:/iydmOd/
いろんな説がある。

756 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/02(木) 14:08:19 ID:6FGruf/B
>>752
それの村上春樹の部分を梨本に変えただけのコピペを3年前に見た

757 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/04(土) 02:06:55 ID:RDdX5lND
イチローバージョンも見た

758 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/04(土) 23:53:12 ID:lrGJW8/G
色々バージョンはあるが実家がもんじゃ焼き屋なのはカズだけ。

759 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/05(日) 09:20:59 ID:tJekHtHB
店先に並んだこのUFOキャッチャーをしていると、
目的もなく列車か何かに乗っているような気分になる。
ガラスに反射するプライズや店の風景や使ったコインや飲み干してきた缶コーヒーやら
見慣れた街並が、ここに立ち続ける僕を残して、どんどんと後ろに過ぎ去ってゆく。
ここにいるかぎり――どこまでいったって、たいして変わりばえのしない景色だ。
・・・昔はずいぶん素敵な世界みたいに思えたものだけどな。
隣に乗っている相手だけが時折変わる。
そのとき僕の左に立っていたのは、3日前に知り合った同じ大学の女の子だった。
「人形でも取ってあげようか」と僕は言う。
「ありがとう」と彼女は言う。「親切なのね」
・・・親切なわけじゃないんだ、僕は苦笑する。
ただ、僕は今までずっとこの機械を動かし続けてきたというだけの事なんだよ。
ポケットのコインを数えるのにも飽きた
そんな12年目の

アーケード・ゲーマー。

今も僕は、この列車に乗り続けている。



760 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/05(日) 18:33:23 ID:HLdks/jc
実際の所、村上春樹が巨人の阿部はチンパンジーに似ている、と書いた時から阿部は球界を代表するバッターになってしまったのだ。やれやれ。これじゃ、藪蛇じゃないか。村上は、阿部がチンパンジーに似ているなんて書くべきではなかったのだ。少なくとも(以下略)

761 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/12(日) 06:11:47 ID:R7uhSiAO
やれやれ、保守だ

762 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/12(日) 18:19:01 ID:W00SVVct
「ときどき僕自身にもなにがなんだか分からなくなることがある。これが一体どういうことなんだろうってね。
ねえ、これは一体どういうことなんだろう。」

「そんなことを言えば、僕にだって分からないんだよ。丸々一週間もレスが付かなかったなんてね。
でも―――――――僕たちはこのスレをage続けるしかないんだよ。このスレのためにも、自分自身のためにも。」

763 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/12(日) 23:36:12 ID:sG5T6kNU
>>750に激しくワロタww

764 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/13(月) 00:28:05 ID:vYpkgxVs
みんな本当に面白い!!(面白いって言うのは失礼?文才ありますね!)
一人で笑いながら、この板見てました。

765 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/13(月) 07:30:28 ID:x/jT7QeR
>>764
とりあえず半年ロムれ

766 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/13(月) 22:29:00 ID:WnxLbOfB
「あなたも」と764が言った。

767 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/13(月) 23:32:37 ID:9Ao6NIU5
「やれやれ」と765は言った。

768 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/14(火) 22:21:09 ID:Hz/sUY9l
「押尾学のことはもう忘れるっていったじゃない。もうこのスレでは
2度と書かない、って。」

亜希子はピスタチオの皮を威勢よくわりながらうんざりした顔で言った。

「いや、押尾学の話じゃないんだ。今度はトリノオリンピック 
スノーボーディング女子代表の今井メロ選手のことなんだよ。

僕は彼女のことをどうしても救いたいんだよ。ニュースで繰り返し
流される今井メロのどうしょもないラップを聞いたときに啓示的に
そう思ったんだよ。

そして彼女のへたくそなラップを半笑いしながら見つめる
スノーボードスポンサーのスーツ男を見ているうちに
それは確信のようなものに代わっていったんだと思う。」

「押尾学も今井メロも小さいころからスポイルされつづけたのよ。
まるで生まれたての芝生が夏の暑い日ざしにじりじりと照りつけられるみたいに
彼らの自我も徹底的にスポイルされてしまったの。

そしてそれはもう誰にも止められないの。
まるでジャイアンリサイタルみたいに。」

亜希子はそう言うとこの日何十個目かのピスタチオを威勢良く割った。

やれやれ。

769 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/14(火) 23:20:21 ID:PgscARS5
「今日は愚痴はいいたくなかったんだよ。」「知ってるよ」「それも君の前でね」僕は無言で肯いた。「事の次第はもう耳に入ってるよね?」「ああ」「問題は、君が巨人の阿部を一流の選手のしちゃったことなんだ。それが君の本意とは違うってことも知ってる」僕は肯いた。

770 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/15(水) 18:16:17 ID:6tEO5HvM
「結論はただひとつ」相棒はいった。「君が巨人の阿部のことをもう一回書くんだ。巨人の阿部は木村拓也そっくりだ、と」「あまり気が進まないな」「気が進まなくても、君が始めたレースだ。君が責任をとるんだ」「責任?」相棒は肯いた。「アンチ巨人全員のためにね」

771 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/18(土) 21:27:02 ID:uMC+4zfz
「ねえ」と彼女は言った。
「そんなに無理して働かなくていいのよ。あなたがそういうのに向いてないことはわかっているわ」
やれやれ、と僕は思った。
「直子、そうじゃないんだ。無理して仕事を探しているわけじゃない。
ただ、研究で食べていけるほど、僕の頭は良くなかった。それだけだよ」
僕の目は今まで実験結果を映し出すだけのブラウン管だった。
後はスイッチを切るだけ。プツン。

772 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 20:22:43 ID:29GqpdM6

私がたまに通る道すがらに中途半端な家のような雑居ビルのがある。
その雑居ビルの一階、事務所らしき入り口の窓には、一見黒字に見える剥げた金色の塗料で

   『ハルキ』

とだけ書いてある。

一体何の事務所なんだろう。

中を覗くとインコが二匹ずつ入った檻が窓辺に二つ置いてあり、そこからほの
明るい光が奥にある鑑賞植物に迄上手い具合に差し込んでいる。
無機質な事務用デスクに時代遅れの黒電話や書類の棚が簡雑に置いてあり、埃
っぽい乾いた匂いがガラス越しに漂ってきそうな感じだ。
全てがあやふやな感じのするこのノスタルジックな事務所は果たしてちゃんと機能しているのだろうか。

ある事さえ忘れ去られてしまっているのでは、あるまいか。

私はその雑居ビルの前を通る度にいつしか胸が締め付けられる位切なくなってきてしまいました。
そして昨夜、仕事から帰宅した私はある事を決意して上下フレッドペリーのジャージ
に着替え 髪を一つに結わいてその事務迄走って行きました。




773 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 20:36:44 ID:N7J0Vzfb
オーケー認めよう。これはただの恒例のイベントなんだ。
私は自分に言い聞かせた。

―…しかしこれは

月に一度の席替え、すっかり孤立した席になってしまった。
私が一体何をしたと云うのだ…?
確かに私は悪い子かも知れない。しかしこんな仕打ちは―…
私は苦笑し、首を横に振った。
―やれやれ。また孤独地獄か…



774 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/20(月) 20:44:23 ID:29GqpdM6

事務所の前に着いた私は音がしないように肩で息をし、乾いた唇を舐め、呼吸をゆっくり整えました。

ジャージのポケットからマジックを取出し、躊躇せず音をキュキュと鳴らしながら    『ハルキ』の前に

  『ムラカミ』と書き込んできたのです。

そして先程、その事務の前を通ってきました。初めて明かりがついているのを見ました。
そこにはブルゾンを来た小さなオジサンが何人か居て、窓の『ムラカミ』と言う文字なんて気にも留めず、お茶を飲んで雑談をしていました。     
まるで、ムラカミハルキの脳内で小人達が、生活してるような光景を垣間見た感じでした。

衝動が押さえられなかった私は一体何の罪に問われるのでしょうか。。

やれやれ。

775 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/22(水) 18:31:16 ID:F6ch7Zer
俺と>>774は似ているところがあるんだよ。
罪に問われるか?そんなこと問題じゃない。
それは法律の問題であって、俺たちの問題じゃない。
そうだろう?

776 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/22(水) 20:43:48 ID:fc7jllnC
>>775
そうね。ありがとう。確かにそれは法律の問題であって私達の問題ではないわ。 
私達はもっとナイーヴで、気に病んでいる事はあちこちに置き忘れた傘位、他に沢山あるのよ。

例えばそれは貴方と私が似ていると言う事で、貴方に未だ出会えていない私は今もこんな風に孤独でいると言う事よ。
そしてもし仮に出会うような事があっても、私達は似ているが故に大切な何かを見落としてすれ違ってしまうかもしれない。
だからその時が来る迄私は呼吸さえ慎重にしているべきかもしれないわ。


今夜帰宅して夕飯を済ませたら、あの事務所に行って除光液で『ムラカミ』の字を消してきます。    そこにたいした意味はないけど、そうする事でこんな訳の分からない事を言う私は、失った自分を取り戻せるかも知れない。

少なくともまともになれる気がする。
それさえ私達には意味の無い事かもしれないけれど。

777 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/22(水) 20:51:54 ID:L1C3gPOz
馬鹿みたい。

778 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/22(水) 21:17:05 ID:WomwiYGQ
やれやれ。

779 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/22(水) 22:15:59 ID:bCDdD+pw
3秒後、おまえはやれやれと言う

780 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/23(木) 14:13:05 ID:sdiVkrHl
面接官「特技は村上春樹とありますが?」
学生 「まあ、村上春樹ですね。」
面接官「村上春樹とは何のことですか?」
学生 「作家です。」
面接官「え、作家?」
学生 「はい。作家です。島本さんの足に大ダメージを与えます。」
面接官「・・・で、その島本さんの足は当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
学生 「はい。やみくろが襲って来ても守れます。」
面接官「いや、当社に襲ってくるような地下生物はいません。それに地下鉄でキセルをするのは犯罪ですよね。」
学生 「でも、ジョニー・ウォーカーさんにも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
学生 「208号室で見てはならないものをバットで殴り殺すんですよ。」
面接官「ふざけないでください。それに208号室って何ですか。だいたい・・・」
学生 「208というのは双子の片割れです。僕は双子とピンボール台を捜す旅に出るのです。ピンボールというのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
学生 「あれあれ?怒らせていいんですか?僕はあなたの仮面の下にあるもののことをよく知っているし、その気になればそれを暴くこともできると。」
面接官「いいですよ。暴いてください。その仮面の下の正体とやらを。それで満足したら帰って下さい。」
学生 「運がよかったな。君は彼女を手に入れた。」
面接官「やれやれ。」


781 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/24(金) 23:57:42 ID:YTTDdNvQ
やれやれ、不覚にもニヤリとしてしまったじゃないか。

782 :おさかなくわえた名無しさん:2006/02/26(日) 16:18:03 ID:3cJC7Za/
アンナコトガ デキタラ ドンナニ イイダロウ

1975年の僕はいつもこんなことを思っていた。
あんな夢。こんな夢。この世界は夢だけで出来たアメ細工のようにとてもキレイで
とても壊れやすかった。世界のどこかで、沢山のアメ職人が、壊れたアメ細工を
片っ端から直していくのだ。
なんて素敵な世界。アメ細工。

彼女(あえてこう表現をする。でもロボットだったのかもしれない。ひどく
出来そこないの)は、アメ細工をすべて本物に変えてくれた。
不思議なポケットひとつで。

「つまりね」僕は言った。
「空が飛びたいんだよ、小さい頃からそう思ってた」
タバコをつまらなそう消すと彼女は「バカみたい」と言って、ポケットをもぞもぞと
やったあと、小さなプロペラを取り出した。
「はい、これがあなたの欲しいものよ。どう。バカみたいでしょ?」
全く、その通りだった。



「今ね、ジャイアンにおいかけられてるんだ」
僕が息を切らして言うと、彼女は電話の向こうで「バカみたい」と言った。


783 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/02(木) 22:19:05 ID:QZylGVc9
「つまんね」僕は言った。

どれもこれも過去レスのパクリなのだ。

784 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/02(木) 23:43:10 ID:MYNddgWW
「あげ」 私は言った。

下がりすぎなのだ。

785 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/03(金) 02:48:39 ID:0uzBNT6Q

「まん」と私は言った。

あげるならマンが付くべきだ。

786 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/03(金) 02:54:42 ID:uzZ0jKf/
「じゅう」メイが締めくくった。

「だってそのままじゃバカみたいよ。
それにこれ、美味しいのよ。」

787 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/03(金) 03:28:49 ID:Ar9cxINV
「いや、それでもいいんだけど」と、僕は一旦息を止めて言った。
「でもそれじゃあ違うんだ、それだとスレ違い、ツンデブスレになってしまうんだ」

788 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/03(金) 04:12:34 ID:uzZ0jKf/
「バカじゃないの?」
メイは木からずり落ちた猿を見るような目で>>786を見た。
「ほん、とう、に、バカじゃないの?」

789 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/04(土) 18:18:35 ID:A7zzksZN
まったく、わざわざ遠い高校まで

790 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/04(土) 18:23:04 ID:A7zzksZN
まったく、わざわざ遠い高校までいって大学の合格を報告にいったら
「そうか、それはよかった」だけだと…。
だいたい、君達教員が僕に学校にくるようにいったんじゃないか…。
それに2浪もしてやっと決まった僕にもう少し労いの言葉をかけてやったっていいじゃないか。
僕は長い受験生活で本当につかれているんだから

791 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/04(土) 22:10:41 ID:8OI5HecX
「教師なんて信用しないことね」彼女は続けた。
「だって>>790が合格したのは、サルがバナナを好きなことと同じくらい事実なんだし。」

やれやれ、なにはともあれ>>790に乾杯だ。

792 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/06(月) 04:20:47 ID:xOMvU06b

さて、僕らは何で乾杯するのがふさわしいのだろうか。
ギネスかハイネケンか。はたまたラムコークか。

ばかみたいなんて言わないでくれよ。ナイーブなんだから。

793 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/07(火) 11:39:00 ID:fRysGtNQ
>>783
「このスレに来るほとんどの人は、完全な新作なんて求めてはいないんだ」

と、その店員は初春の午後の光のような視線で帳簿を見つめがら言った。

「求めていると思い込んでいるだけだ。全ては幻想だ。

もし本当にそれを与えられたりしたら、たいていの人間は困り果ててしまうよ。

単純にいろんなものを失ってしまうんだからね」

そう言ってから彼は僕の顔を見つめなおした。

 

「覚えておくといい。人々は実際には、焼き直しが好きなんだ。

真実ではなく現実として、僕はそれを知っているんだよ」



794 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/08(水) 02:05:14 ID:7LQyLDvA
>>792
ウォッカトニックを忘れるなんて、動物園でライオンを見ないのと同じじゃない。

795 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/08(水) 03:28:05 ID:TY6UEemT

つまり‥「ばかみたい。」そう言う事よね?    
本当の事にいちいち傷つくなんて、ほんとうにばかみたいよ、>>792さん




796 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/09(木) 12:29:19 ID:U60xL+o+
まただ。またやってしまった。
僕は馬鹿みたいに知らない女とねてばかりだ。

797 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/09(木) 14:29:28 ID:12lErOvv
>>796
「それは貴方が真性の馬鹿だからよ」

そういってマリコはウォッカトニックをぐいと飲んだ。

「やれやれ、病気がうつるから二度と連絡してこないでちょうだい」

798 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/09(木) 19:38:10 ID:U60xL+o+
僕は電車にのりながらマリコの事ばっかり考えていた。
いつもなら、電車からみえる明石大橋について考えているのだが。
だってそうじゃないか。確に僕はよく知らない女とねているかもしれないがマリコにあえなくなるなんてほんとうに寂しいことなんだから

799 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/09(木) 23:30:57 ID:QeeVdk4t
やれやれ、調子いいんだよボケが!

浮気をしないいい男がいるからそっちに換えることにするわ、さようなら。
そう、永遠にさようなら、よ。

800 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/09(木) 23:46:43 ID:m26+Y2bP
>>781
君は僕か。

801 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/10(金) 14:22:12 ID:qRk4v/Gu
799が全然春樹っぽくないね

802 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/10(金) 19:53:47 ID:GEr8l1jD
>>801、そういうあなたも同じ。」
彼女はそういうと冷蔵庫から3本目のバドワイザーを取り出して、勢いよく飲み干した。
「みんな、自分のことは違うと思うのかしら。ばかみたい。」
やれやれ、彼女の手にかかるといつもこれだ。

803 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/13(月) 12:36:01 ID:RNOZZonY
agemanju

804 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/13(月) 16:47:14 ID:YCumVrX2
>>802
「無理して書かなくてもいいんだよ」
「君に文才がないのはすぐに分かる」


805 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/13(月) 18:38:07 ID:aiUnMq47
馬鹿みたい。

806 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/14(火) 00:12:29 ID:0X3n86Xr
僕は少し傷ついた。

807 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/15(水) 15:31:36 ID:4MwOcTAg
「ねぇ、もうそろそろお互いを叩きあうのはやめにしない?
ただでさえ春樹板は人がすくないんだしさ」
と、僕はウィスキーソウダーを飲みながらつぶやいた

808 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/15(水) 16:27:29 ID:ZNm2qOgS
今日も、ていねいに茹でたパスタをたべた
こんな事ぐらいしか、まともに出来る事がないのだ


809 :ホペータにチュウ星人:2006/03/15(水) 16:46:36 ID:SZd0mh8Y
先日、某古書店で
僕の直筆原稿を見つけた。
(; ・∀・)

810 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/16(木) 09:09:29 ID:vKpFkdQf

「春樹板」 僕は考えてみた。

そんな板がどこかにあるとしたら、そこの板に向かって僕は毎日何度もクリックするだろう。


「ウィスキーソウダー」僕は声に出してそれを発音してみた。

南米あたりの名前も聞いたことのないような国で、
せっせと動きまわる蟻を思い浮かべた。 なぜだかはわからない。
でも確かにそう思えたのだ。



811 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/19(日) 18:27:55 ID:R8/EzSZt
やれやれ、高校に合格したようだ。

812 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/19(日) 19:29:24 ID:IvhwzK5E
とりあえずは、おめでとうだ。
そして、君は世界で一番タフな高校生にならなくてはいけない。そう、世界で一番タフな高校生に。
君はまだいろんな知らない事にであうことになるが耐えなければいけないんだ。
そう、だからおめでとうだ。

813 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/19(日) 19:41:10 ID:R8/EzSZt
「うん、そうね」
私は言った。

世界で一番タフな高校生…
新しい考え方だと私は思った。
しかし、面白いと思ったのは事実だ。
とりあえず私は>>812の考え方に従って、
世界で一番タフな高校生になろうと思う。

「…新たな…決意」

私は微笑み、飲めないくせに母親のウイスキーを飲んでむせるのだった。

814 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/20(月) 18:22:18 ID:EvsohxoI
未成年が酒を飲むのは好ましくない。
「通報しますた」と彼は言った。

815 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/20(月) 20:51:06 ID:AQVTyjFA
やれやれ、ここにも『通報しますた』がきているよ。
たしかに『通報しますた』のいいたいことはわかるし、もちろん法律的にみれば正義であるといえるだろう。
でも、ここでそんなことは全くもって役にたたないんじゃないだろうか。
だって、そうだろ。
ここに書かれることはほとんどが想像なんだから。つまりフィクションってことになるんだから

816 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/20(月) 23:19:52 ID:5gEyNb6w
「ウ、ウイスキーボンボンは、い飲酒に含まれるのかな?」

817 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/21(火) 17:31:42 ID:6bVbjKI4
>>816
それはYESでありNOでもある。
正直なところ、僕にはよくわからない。

818 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/21(火) 20:42:18 ID:c86fkvCe
「糞だ」
鼠は言った。
「冗談の通じない大人なんてのはウイスキー抜きのウイスキーボンボンくらい、糞だ」

819 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/22(水) 07:08:00 ID:cOUSZ/l1
「ウイスキーボンボンって、ウイスキーとチョコの間に砂糖の結晶があるわよね」
彼女は銀紙の包みを弄びながら言った。
「噛むとざらざらして、ウイスキーの味が染込んでいて。
ウイスキーボンボンの何がいいって、私あれが好きなのよ。
高そうな包み紙とか子供が大人になった様な気分とかは、おまけね」

だからってわざわざ中身を捨てる事はないじゃないか。
せめて、ウイスキーは>>818にあげてほしい。
モルトから様々な人の手と工程を経て、チョコレートの中に凝縮されているこの液体。
それがこの液体への、わずかばかりの誠意だと思う。

820 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/23(木) 09:19:37 ID:yxAbTTt9
オーケー、認めよう。僕はageている。

821 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/24(金) 08:22:14 ID:0GZPZQs5
TBSキャスター筑紫哲也(→朴 三寿:元朝日記者、共産キャスター)
池田大作(→父:ソンジャンチョク、帰化人)  (在日への選挙権推進、韓国での反日活動の実績)
麻原影晃・・父が朝鮮国籍。
林ますみ・・(和歌山毒入りカレー犯人)在日帰化。
宅間 守・・(大阪池田小学校大量殺人犯)朝鮮部落出身。密港在。
織原誠二・・(英国人ルーシーブラックマンさん殺害犯)親が韓国。
李 昇一・・朝鮮人の強姦魔。「ガキの使い」語り140人以上の女性をレイプ。
金 保・・(少女強姦魔の牧師)在日
酒鬼薔薇聖斗・・(東慎一郎・神戸の首切り猟奇小僧)両親とも在日
関根 元・・(埼玉愛犬家殺人犯)在日
郭 明折・・韓国キリスト教の宣教師。連続強姦魔。被害者100人以上

822 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/24(金) 14:44:09 ID:SSc7iv9K
僕は自分のズボンの中を覗き込みペニスを見た。
そこにはペニス特有の何かしら説明しがたい哀しみが漂っていた。

そしてスレを軽く読み流し、やれやれまた春樹スレかと思った。
僕は春樹スレを鷲づかみし大きくバックスィングさせて湖へ放り投げた。
スレッドの義務は、誤解によって生じた幻想を解くことにある。
僕はひろゆきを引用した。春樹スレよ、湖の底に静かに眠れ。

823 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/24(金) 16:48:41 ID:+J5hSgNd
きゃー。思わず朴は叫んでしまった。

824 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/25(土) 08:21:05 ID:evxGM4U3
ねぇ、君。ダンスはすんだ?

825 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/26(日) 02:21:56 ID:u3Dpa0q/
ageたっていいじゃない。人間だもの。


826 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/26(日) 09:17:52 ID:wQXXbFMy
千葉ロッテは、不法入国のチョンの球団。

在日カンコク、朝鮮人は圧倒的多数で不法入国していながら、
戦中のわずかな強制連行を論拠に戦後日本で利権ばかり主張し、
現在の在日利権を築き上げてきた

寄生虫です。

827 :おさかなくわえた名無しさん:2006/03/31(金) 14:34:01 ID:bk8V8bP8
やれやれ、ageだ

828 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/02(日) 08:51:55 ID:lUz3vROE
ハロー!おまんこ野郎達
僕の足は臭いです!

829 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/02(日) 12:27:50 ID:e05DPYjb
ある日曜日の昼に、僕は上手く茹で上げたスパゲティーを食べながら、
この掲示板をぼんやり読んでいた。

>828に「ハロー!」と僕は投げやりにつぶやいた。
僕はおまんこが大好き野郎で、足も臭うのに、
なぜ 828 は このような自己主張をするのかと言う事にしばらく思いを巡らしてみた。

日曜日の午前9時に、煽る言葉を投げかけてくる。

僕には、その人の人生や生活が想像出来なかった。
僕はデタッチメントを求めているのに、
828 はコミットメントを僕たちに求めてる。

やれやれ、僕には牛の胃の中に住んでいる原生動物の人生・生活が理解出来ないのと同じ位に理解出来なかった。


830 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/03(月) 07:18:59 ID:t1/Ey4hx
>>829
即レスチアーズ!君は星の形をしてるよ☆
僕の過去現在未来をよろしく!

831 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/03(月) 19:54:42 ID:egux7CE2
僕はこのスレを心の底で密かに応援していた。

窓の外は宝石をちりばめた様な夜景が広がっているが
それとは対称的に僕の心は沈んでいた。
そして暗い気持ちを引きずったまま何気なくこのスレを覗いてみた。

僕は職人気質の>>829をとても応援したいと思った。
そして>>830に目を走らせた。
やれやれ、何だこのテンションは…
とてもじゃないがこのハイテンションにはついて行けない
僕は何もかもがどうでも良くなった。


832 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/04(火) 04:11:56 ID:uZtXpZh9
>>831
ふーんふふーふんふふーふふーん
ふふーふーんふーんふファーーーック!!!

833 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/04(火) 20:21:57 ID:5WdtdRep
オーケー、どうやら僕は失恋したようだ。
今頃僕が存在していないような顔をして、社会生活を送る彼を思うと胸が張り裂けそうだ。
「ばっかみたい、寂しいなら今までしてきたように、また次の相手を選べばいいだけじゃない」
彼女はそう鼻で笑うと僕のつま先をぺろりと舐めた。
確かにそうかもしれない、けれど当面は無理だろう。
僕はあの時彼と寝るべきだったんだろうか?それとも泣いて縋ればよかったのか?
時計は時を刻み続けている。
タルップ・ク・シャウス、と。

834 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/05(水) 12:12:02 ID:THhWnQkY
オーケー、833は確かに失恋したようだ
認めよう

そして832を処理する能力が僕には無い…
それも認めよう

835 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/05(水) 14:27:10 ID:bU0Ms3rs
>>832
ヤバイ、糞ワロタw

836 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/08(土) 00:39:34 ID:rZhhM6et
やれやれ、今夜も人恋しいじゃないか。

837 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/11(火) 07:52:15 ID:MmaYFy2t
僕はパスタを茹でることにした

838 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/11(火) 08:35:49 ID:5Dwnp525
そして僕は旨く茹であがったパスタをもう一度茹でることにした。
理由なんて特にない。
ただ単にパスタを茹でたかっただけなんだ。

839 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/11(火) 10:34:30 ID:nfI5PcqK
茹ですぎたパスタはうどんのようだ。
あるいはイタリア人と香川人は親友になれるかも知れない。

840 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/11(火) 11:17:23 ID:MmaYFy2t
僕はパスタを口に入れた。
それはうどんだった。僕はパスタとうどんを間違えていたのだ。
やれやれ、僕は口に出して言ってみた「やれやれ」
そして僕はうどんを鼻で吸い込んだ。

841 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/11(火) 11:52:02 ID:MBG0leU2
鼻で吸い込んだうどんはいとも簡単に口から出てきた。
それはまるで、「君は矛盾を武器にしている。そうだろう?」とにゅるにゅると、とぐろを巻いた蛇に言われたかの様だった。

842 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/11(火) 19:34:47 ID:xc7SKPBR
>>839
やれやれ、君は何もわかっちゃいないんだな。
茹で過ぎてコシのなくなったパスタは
本来コシが命のうどんとは、絶対に相容れる事のないものだ。

843 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/11(火) 21:06:45 ID:dI9m9b2l
やれやれ、糞だが愛すべきレスがついているじゃないか
しかしそんな事は僕にとってどうでもいい事だった
週末にある花見の準備で忙しいのだ。

844 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/11(火) 21:55:47 ID:W28lDEun
僕は必要な物をリストアップし、ひとつずつ丁寧にキャンバス地のリュックサックに詰め込んでいく。
ビニールシート、個別包装の割り箸、ビール、つまみ、取り分け皿、そして
ドーナツ型のクッション。

「ドーナツ型のクッション?―あなた痔なの?」
直子は馬鹿にする風でもなく平坦な声で言った。

花見に限らず、宴席には必ずドーナツ型のクッションが必要だ。
しかし本当の理由を述べるのが今夜はひどく面倒に思えた僕は、
短く「ああ」とだけ答える。

845 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/12(水) 12:09:05 ID:DC7LkUK7
僕はディスプレイから目をそらし、溜息をつきながら窓の外を見た。
昨夜から降り続いた雨は上がり、薄く日が射している。
桜を見に行くのなら今だろう。
僕は机の脇に置いてある、埃をかぶった携帯ラジオを手に取った。

「せっかくの春だというのに、こう雨ばかりじゃ沈んでしまうね。
そんな君達にもっと悪い報せがある。この雨はどうやら長引きそうだ。
でも僕は・君達を・愛している」

オーケー、君のせいじゃない、と僕は呟いた。

844は、昨日花見に行ったのだろうか。ドーナツ型のクッションを持って?
何故彼がドーナツ型のクッションに固執するのか、僕にはわからない。
それどころか僕は、844の居場所も、本名も、
歯列矯正の経験があるかどうかもわからないのだ。
わかるのは、「僕は844の事を何もわかっていない」という事だけだ。

やれやれ。
僕がこの掲示板を覗くという行為は、
不毛の大地になんとなく鍬を振り下ろすようなものだ。
どれだけ耕しても、作物が実を結ぶ事はない。

846 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/12(水) 12:15:02 ID:CQCkVZss
「ドーナツ型クッション?宴会に必ず持参するの?」
この人変態なのかしら。
週末は花見コンパだわ、どうかドーナツ型クッション男に出くわしませんように。

847 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/12(水) 13:00:58 ID:QF3xHKaK
そして僕はドーナツ型クッションをもう一枚買うことにした。
もう一枚買うことに特に意味はないが、ただなんとなく買いたくなったのだ。
他の客が何やらこちらを見ていたが、僕は気にせずレジに並んだ。

848 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/12(水) 13:24:01 ID:3Eb7zzc3
小雨が降り続く中、僕は白いテニスシューズを下ろす。
もしここに母親がいたら、天候や暦の悪い日に靴を下ろすことを反対するだろう。
しかしここにはいない。
何重にも縛ったゴミ袋をたやすく開け、「まだ着られるわよ」と
捨てたはずの洋服をハンガーに吊るす母親は、ここには、いない。

僕は深呼吸し、昨夜場所取りをしておいた、土手にいくと、
ドーナツ型のクッションは雨に濡れていた。
やれやれ。
僕は硬くごつごつした幹の上に腰掛け考えていた。
しかしいつまで経っても、845がなぜ
僕が歯列矯正をしていることを知っているのかはわかりそうもなかった。

「やっと止んだわね」
顔を上げると、離れたところに放置しているドーナツ型クッションが
僕の所持品だと知らぬ846が微笑んでいた。


849 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 01:25:10 ID:PPDCuvrJ
「あら?あそこにあるのはドーナツ型クッションじゃないかしら
おかしな人がいてね、宴会には必ず持参しないと気がすまないと言うのよ。おかしいでしょう?」
僕は黙っていた。



850 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 13:16:18 ID:wFo1U1Zv
そうしてドーナツ型クッションを小脇に抱えた。
その瞬間、僕の前に暗闇が広がった、気がした。
暗闇?

また羊男が現れたのだ。

851 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 18:17:25 ID:8hZdHGMm
めぇ〜

852 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 19:21:33 ID:+b0fgsIS
「ねぇ〜、なぜ君はぁ〜、ドーナツ型のクッションがぁ〜、好きなのかぁ〜、わかってる
かなぁ〜?」と、羊男が手をヒラヒラと動かしながら尋ねてきた。
「痔だからとかさ〜、地面が冷たいからとかじゃなくて〜、本当の理由だよぉ〜。」と、
言いながら、羊男は東京音頭を踊っていた。

本当の理由?
僕は脇に挟んだクッションをじっと見た。
どこからか、東京音頭が流れていた。

本当の理由は・・・

853 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 20:13:51 ID:UnhW4K2z
ドーナツにはなぜ穴があるのか…
それを考えれば自ずと道は
開かれるのではなかろうか

854 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 20:35:54 ID:QDUmcQRQ
ドーナツには何故穴があるのか―
僕は「それはドーナツ生地を揚げるとき、むらなく火が通りやすいからだ」と
マジレスすべきか迷っていた。

口を開きかけた瞬間、さっきのアルコールのせいで喉がからからに渇いていたことに気づいた。
やれやれ。ここで唯一水気を帯びているのは、このクッションくらいのものなのだ。

僕は濡れたクッションをゆっくりと裏返し、弧を描く縫い目をなぞってみる。
白い小さなタグに、朱色の検印が押されている。
乾いた手のひらに湿り気が染み込むのを感じながら、縫製工場の劉さんのことを考えた。

艶々の黒髪を白い帽子にしまいこみ、不繊毛マスク(商品に髪や鼻毛が付着することを防ぐためであろう)
をつけた、顔にも身体にも無駄な肉のない女子留学生を思い浮かべる。
ドーナツ型に裁断されたパイル生地が2枚ひと組ずつ、大きな段ボール箱に積まれている。
ぬいしろの分、大きめに裁断された生地を自動ミシンで縫う。
・・・・
ファスナーを縫い付け、ひっくり返し、一回り小さなドーナツ型のウレタンフォームを
詰め、ほつれや汚れなどがないことを確認し検印を押し袋に詰める―

突然ドーナツの穴に吸い込まれるような感覚に襲われ辺りを見回した。

夜桜に目もくれず騒いでいる学生たちは誰一人知る顔がなかった。
羊男はもういない。


855 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 20:38:51 ID:NQ4L4Dv8
ぼくはドーナツ型クッションについて考えてみた。
しかしどれだけ考えてもドーナツ型クッションはドーナツ型クッションのままとして
僕の頭の中に内在していた。

「やれやれ」と僕はつぶやいた。「いったいなんだってドーナツ型クッションに意味があるんだい?」
しかし、羊男は僕の言葉を無視して東京音頭を踊り続けていた。
僕はため息をつき、もう一度ドーナツ型クッションについて考えることにした。

ベージュ。2500円。布製。メイド・イン・アメリカ。ドーナツ型。穴。

「穴?」僕はそう口に出すと羊男は踊るのをピタッと止めた。
「ドーナツには穴がある。ドーナツが無ければ穴は存在しない。そして穴が無ければドーナツは存在しない。
ドーナツと穴はお互いに支えあいながら存在しているんだ。まるでクマノミとイソギンチャクのようにね。」

羊男はヒクヒクと耳を動かしながら僕の言葉の続きを待っていた。

856 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 21:03:18 ID:QDUmcQRQ
「邪魔するつもりはなかったんだよ」
855に向かってつぶやいた。
「軌道修正を試みたかっただけなんだ」

オーケー、認めよう。
僕が何の気なしに持ち出したドーナツ型クッションのせいで
「春樹風」に各々の愚痴を書き込むというスレ趣旨から逸脱したことを。
そしてドーナツ型クッションなど持っていないこと、製造工程など
知るすべのないことは飲み込んだ。


857 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 21:25:07 ID:NQ4L4Dv8
「気にすることはないさ」と僕は865に言った。
「僕たちがドーナツ型クッションのおかげで楽しめたことは事実なんだ。」

こういうことは忘れるに限る。そして完全にそれを忘れ去ったとき、
ドーナツ型クッションの意味は終わる。
パチン・・・・・・OFF。

858 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 22:28:07 ID:wsaooaf6
でも、あなたは間違っているわ。
865じゃなく856と言いたかったんじゃないのかしら。

859 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/13(木) 23:26:58 ID:z4WpQadl
まさに858の言う通りだ。
僕はそれを口に出して言おうと試みたが、東京音頭の音量に掻き消されてしまった。
「やれやれ」と僕は心の中で繰り返した。


860 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/14(金) 00:37:48 ID:qk15XwhZ
オーケー、認めよう。僕は新しい恋を見つけたらしい。
3日以上前の出来事についてあれこれ思いを巡らせても意味はないように思うからだ。
それに若いうちに恋を沢山しないと既婚男性板の哀れな中年達のように、後悔することになるかもしれない。
「これがもしダメでも次にいけばいいのよ、慣れっこでしょう?」
彼女はテレビの坂口健ニから視線を外さないままだ。
「まあね」と僕は言った。


861 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/14(金) 09:51:49 ID:q4BW6h5o
「さて」と僕は呟いた。
「確かに今日は僕の誕生日だ。
でも君は、それを知っていて今晩僕を誘ったのかい?」
「当たり前じゃない。今日はあなたの誕生日でしょ?
私がそれを知らないで今晩あなたを誘ったとでも思っているの?」
彼女はまるで、僕が何か重大な間違いを犯したかのような口振りでそう言った。

「一年が365日あるとしてよ?
あなたの誕生日はその中のたった一日、今日しかないの。
今まで私は何回あなたを誘った事があるかしら?・・・ゼロよ。
その私が、たまたまあなたの誕生日に誘いをかけるなんて、
一体どれだけの確率だと思っているの?」
「一年が365日あるとして」と僕は言った。
「365分の1だ。でもそれって、そんなにすごい確率というわけでもない」
「ねぇ、私は別にあなたの確率論を聞きたいわけじゃないのよ」
いらついたように彼女は言った。
「オーケーって言いなさいよ。それってあなたの口癖でしょう?」
「オーケー」
僕は慌てて言った。
「誘ってくれて嬉しいよ。今日は帰ってから
植木に水をやらなきゃならなかったんだけど、少し待ってもらう事にする」
「じゃあ、八時に」
彼女はそう言って、満足そうに微笑んだ。

やれやれ。
僕は、運転免許の更新と資格試験の申込みの手数料で
昨日討ち死にした財布を覗き込んだ。
「すまない、戦友」と財布が言った。
「いいんだ。君のせいじゃない」と僕は呟いた。


862 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/14(金) 10:47:49 ID:eaDLSNKN
「恋愛沙汰があるだけいいさ。今日僕がすることといったら犬の散歩くらいのものだ。」
口を開きかけたが、虚しさが増す行為と気づき遣りどころのないため息をついた。

誕生日と知って、初めて誘ってきた女の子と食事する場合、
会計はどちらが持つべきなのだろうか。
マクドナルドで乾杯というわけには行かないだろう。
僕は見知らぬ861の懐が気がかりだった。

僕はディスプレイを見つめつつも、背中に火がつきそうなジリジリとした視線を感じ始めた。
振り向くと濡れた黒い瞳ががぎらぎらと輝いている。
やれやれ。10キロコースに出掛けるとするか。

863 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/14(金) 11:54:42 ID:PlnkbtHG
昨日久しぶりに会った友人が言った
「どうなんだ?恋人はいるのか?」
僕はしばらくのあいだ考えてから二次元の女の子を除外することにした。

「いや、」と僕は言った。
「さびしくないの?」
「慣れたのさ。訓練でね。」
「どんな訓練?」

僕は煙草に火を点けて、煙を彼の五十センチばかり頭上に向けて吹いた。

「僕はふしぎな星の下に生まれたんだ。つまりね、欲しいと思ったものは
何でも必ず手に入れて来た。でも、何かを手に入れるたびに別の何か、
おそらく人間としてとても大切な何かを捨ててきた。わかるかい?」

彼は暫くのあいだ、足の長い珍しい蚊を追うように視線を泳がせた。

「まぁ、少しは。」

「そうして気づいてみると、本当に欲しいと思ったうものは永遠に手に入らなくなっていた。
だれも信じてはくれないけれどこれは本当なんだ。三年ばかり前にそれに気づいた。
そしてこうも思った。もう何も欲しがるまいってね」

彼は首を振った。「それで、一生そんな風にやっていくつもりか?」

「おそらくね。誰にも迷惑をかけずに済む。」

「本当にそう思うなら、」と彼は言った「靴箱の中で生きればいい」

僕は頷いた。事実そうして来たのだった。


864 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/14(金) 12:42:18 ID:q4BW6h5o
全く862の言う通りなのだ。
いくら自分の誕生日だからと言って、
まさか女の子に会計を任せるわけにはいかないだろう、というのが
今の僕の最大の懸案事項なのだ。

僕は何人かの友人にメールを入れてみた。
恥ずかしい話だが、金を無心する為だ。
しかしまるでピスタチオの殻を投げ付けるように
全員から「死ね」という返事が返ってきた。
やれやれ、こういう場合の彼等には普段にはない連帯感がある。

僕は足元に積もったピスタチオの殻を踏みにじりながら、思案に暮れた。
タイムリミットが、僕を嘲笑うかのように迫ってくる。

865 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/14(金) 15:43:45 ID:HmEEmxVc
「ねえ、どうして君は見栄を張るんだろう」彼は言った。
「見栄?」僕は驚いて振り返った。「僕は見栄なんて張っていない」
「いや、張っているね」赤く塗った唇をへの字に曲げ、彼は続けた。
「否定するのなら、もう一度財布を覗いてごらん。そして改めて今夜のことを考えるんだ」
僕は黙っていた。
「君は金を持っていない。友達も金を貸してくれない。どこにも金は無い。
口を開けて空を見上げても神様は金を恵んでくれない。
降って来るのはせいぜい雨か黄砂か、良くて鳩の糞くらいだ」
彼はにこりともせずに言う。
「身の程を知れということだよ。僕が言いたいのは」
彼は黄色いオーバーオールのポケットに手をつっこんでいる。
定年退職を明日に控えた高校教師みたいな顔でじっと僕を見つめる。
「君の所持金は貧弱だ。だけどゼロじゃない。そうだね?」
僕は小さく頷く。
「ハンバーガーセットふたり分くらいはあるんだろ?」
彼は後ろを振り返る。そこには黄色い「M」の回転看板が、魔法使いの槍みたいにそびえ立っている。
「マクドナルドで乾杯したらいい。彼女には正直に話せばいいさ。
話せばわかってくれる。それで不機嫌になるようなら、ろくな女じゃない」
僕は黙っている。
「それに」ドナルドはそこで初めて笑顔を見せる。
「ハンバーガーだってそう悪いものじゃないよ」
I'm lovin it、彼はそう言って片目をつぶった。

866 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/14(金) 18:43:14 ID:tIkz79AP
「あなたは何も分かってないのね。」と彼女は言った。

「消費者金融大手ア○フルに行けば全て丸く収まるのよ。
 そうやってみんな生きているの分かる?」

 「でも僕はそういうのは少し違うと思うんだ。
 うまく説明できないけど。」

 もう少しで僕は「全店業務停止になったんだ、
 今日はもう借りに行くことすら出来ないんだ」
  と言いそうになったのだけれどやめておくことにした。
 あるいは言っておいた方が良かったのかもしれないのだけれど。

867 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/15(土) 00:22:00 ID:gIwVtv5m
「ねえ、愛古がなくなったら困る人は沢山いるんじゃない?」
彼女はどことなく愛古のCMで安っぽく笑顔を振りまく女に似ていた。
「そうかな」
メインイベントともいえる、彼女とのセックスしか考えていない僕にそんな事はどうだっていい事だった。

868 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/15(土) 01:39:51 ID:SVobaU9M
「ハッピー?チキン野郎」とドナルド・マクドナルドは言った。
「黙れ、めっきしゃちほこボケ」とカーネル・サンダースは怒鳴った。
ピエロは慇懃な微笑を顔に張り付けたまま、ゆっくりカーネルに近づいた。
するとカーネルの背後から一匹の熊が現れ、ドナルドを殴り倒した。
「熊ー!」熊は誇らしげに吼えると、春の山へ帰って行った。

869 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/15(土) 20:27:34 ID:gSqNkDTV
オーケー、認めよう
僕は碌に前戯もしないうえに早漏だった。
性癖には人間本来の性質が表れるものだ。
この場合、僕が極めて自己中心的でせっかちということを意味している、やれやれ。

870 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/16(日) 02:37:33 ID:XCGqPHpJ
http://blog.livedoor.jp/primitiveworld/archives/50590331.html
村上春樹風に日記つけてみました。

871 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/16(日) 16:37:42 ID:BVnop0U/
「いいわ」と彼女は言った。
「あなたが自己中心的なことも、これではっきり分ったわ」
彼女は床に目をやり、自分が脱ぎ捨てた下着をじっと見つめた。
まるでその薄い布切れが今にも自分から動き出すのを待ってるみたいだった。
 僕は裸のまま椅子に座りコンピューターのスイッチを入れた。
「8701」と僕は声に出して入力した。
「ハチナナゼロイチ」彼女が繰り返した。
証券コード8701。イートレード証券。たぷたぷ。
やれやれ、今の僕に必要なのは性的強さではなく心理的強さなのだ。



872 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/16(日) 16:54:31 ID:3q17gCcG
できるだけショックを受けないように
体重は多めに予想しておいたつもりだった
しかしそれは何の意味も無かった、のであった
なぜなら、それを更に上回る数値が機会に示されていた

873 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/17(月) 01:47:37 ID:zXYQt9Db

※パスタを茹で過ぎない方法と、茹で過ぎたパスタの利用方および世界を救う方法をレクチャー致します。

【日時】5月25日
【時間】3時00分     【集合場所】
 足立区立農業公園  

【持参するもの】
 ★茹で過ぎたパスタ
 ★バケツ
 ★コンドーム
 ★クレンジングミルク
 ★ピンクフロイド
  《狂気》




874 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/17(月) 02:19:01 ID:zXYQt9Db


ピンクフロイド《狂気》をお持ちでない方は、それに代わる何かを持参して下さい。
バットはご遠慮下さい。

875 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/18(火) 00:10:37 ID:kvfmnNzm
5月25日・・・
僕はふと思った、それはたしか彗星が地球へ落ちてくる日じゃなかっただろうか。

876 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/18(火) 00:23:15 ID:HKXxKLTy

ばかみたい

877 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/18(火) 00:32:27 ID:4ikQqJeB

給料日に彗星が落ちるのは死活問題よね?    

ねぇ、世界を救ってちょうだい。

878 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/18(火) 00:51:33 ID:8uLVQ7eA
君には本当に悪いのだけれど、

僕の給料日は20日なんだ。

879 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/18(火) 01:52:57 ID:fEqMmluc
オーケー、今夜も僕の好きな「食彩浪漫」が始まった
いかにも顔色の良いヒロ・ザ・シェフが、勿体つけて運ばれてきた血の色のビーツのスープを旨そうに啜っている。
普段着のボーダーシャツを着て微笑むヒロはCOBAに似ている、と僕は呟いた
「あなたね、ボーダーときたら梅津さんじゃない」
連日の花見コンパで風邪をひいたらしい彼女は少し不機嫌だった。



880 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/19(水) 11:44:36 ID:EX36ojpl
このスレおもすれー

881 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/19(水) 11:48:02 ID:jVCeqN53
なにこのスレ スレ読破する気もおきねえw

882 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/19(水) 11:53:29 ID:JL67emWe
やれやれ、今やっとスパゲティーを茹で始めたばかりだというのに。

883 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/19(水) 23:44:57 ID:M9DP2oTH
「空気の読めない人はいるんだよ」
彼はそう言った後、すこし伸びてしまったスパゲティーを鼻から吸い込んだ。

884 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/19(水) 23:55:53 ID:LqiEFh9k
そして口から吐き出し皿に戻し、ぬるいビールを飲み干した。
やれやれ。


885 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 00:04:04 ID:In/q1Maj
僕は君に出会うのが1日遅すぎた。
だが、君が僕に出会うのは1日早すぎた。

886 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 01:06:56 ID:81nN91Yv
やれやれ
そしてスパゲティは一日茹で過ぎた。

887 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 04:20:13 ID:aS4s5c01

そんな>>886は25日にレクチャーを受けに行くべきだろう?




888 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 07:15:51 ID:vedKOJHV
スパゲッティが死んで3ヶ月が経った。

7月の暑い土曜日の午後、僕は「魔の山」の続きを読みながら、
ネギを刻みトマト3個をスライスし豆腐を千切りにして、全部捨てた。
夕方には冷えたビールを飲み、セックスをした。

「アメリカ文学好きは良いけど翻訳文体で気取ったこと書いててもノーベル賞はもらえないわよ」
メイは左のふくらはぎをさすりながら言った。

「もちろん」と僕は声に出してみた。

彼女は僕の目を覗き込むようにして
「もちろんとかやれやれと言うのやめてくれないかしら」 と軽く笑いながら言った。

彼女の言う意味が分かったのは、それからずっと後になってからだった。

そのときの僕は混乱しきっていた。何をやっているんだろう、と。
な に を や っ て い る ん だ ろ う

889 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 07:40:17 ID:bCtSvP5l
僕が初めてまともに読んだ小説は「ノルウェーの森」だ。
そしてそれを手始めとして、むさぼるように村上春樹の小説を読んでいった。
今は彼の本が出ても読みたい気は起こらない。
僕は何かを失い、彼の小説に魅力を感じなくなってしまったのだ。

そして僕は今、アメリカ文学を好んで読むようになった。翻訳文体も大好きだ。
僕が正確に>>888の意味を把握しているかどうかはわからないけれど、
>>888を読んで思ったのは、つまりそういうことだ。

890 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 19:13:06 ID:T4TwDFpF
>>889を読み終わった僕は言いようも無い衝撃に
口に含んだばかりのペリエを口角から垂らしながらも
こうつぶやかずにはいられなかった。

「このスレに僕の存在意義は無いのかもしれない
なぜなら僕は春樹を読んだ事が一度も無いのだから…」

891 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 19:31:50 ID:qjFWPgbW

「ノルウェーの森」しか読まずに春樹ファンと自称する彼等の多いこと・・・・
もちろん僕のことだ。

892 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 19:46:15 ID:uPwrRNfK
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。」
しかし、おそらくそんなことは、どうだっていい事だ。
なぜなら僕も一冊しか読んだことがないからだ。

893 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 20:22:28 ID:75W3k1Yr
>>890-892

「なんて事なの・・・」
そう言った彼女は、まるで暗い深淵の縁でタップでも踏もうかというように
足元をじっと見つめた。
「あなた達・・・それじゃあまるで天才じゃない」

894 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 20:22:55 ID:z/Yzz6aK
「読んだことの有無は、この際本質ではないような気がしてならないんだ。」
ビールを飲みながら、スレタイを眺めて僕は思った。
『云々風』でありさえすればいいのだと。

895 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 21:00:52 ID:CKepiEvV
ところで今日僕は自分の通帳を久しぶりに見た。
それはまるで冷蔵庫の中で湿気たビスケットと干からびたタマネギが並んでいるような有様だった。
「GWにはどこかに行きたいんだけど」
口に出してみてもう一度通帳を見た。
そこにはいつ開けたのか思い出せないポン酢と黄色くなったマーガリンがあった。


896 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 21:03:38 ID:egYUEQ6B
僕は彼女の耳にそっと触れた。
「あなたは形而上学的な人ね」

897 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 21:20:38 ID:T4TwDFpF
「天才? 天才なんて言葉を軽々しく使うもんじゃあない」
柄にも無く僕は少し怒ったようにこう言った。
「天才というのはドーナツ型クッションやドナルド・マクドナルドの事を
言うんだ…決して>>890-892の事なんかじゃない」
ふと下を見ると、テーブルの上に僕がさっき口から出したペリエが
小さな水たまりを作っていた。
「僕に出来る事といったら、せいぜいこの小さなオアシスを
一瞬のうちに乾いた大地にしてしまうくらいなんだ…」
僕はテーブルに口を付け思いっきり吸い込んだ。

898 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 21:25:10 ID:T4TwDFpF
「黄色く変色したマーガリンってどこの冷蔵庫にもあるものなのね」
彼女は独り言のようにつぶやいた。

899 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 22:37:02 ID:aS4s5c01

やれやれ、このダット落ち回避スレも、もうすぐ900か。

次スレが立つと言う事は、僕が双子の姉妹を恋人に持つと言うぐらい無謀な挑戦だろうか。



900 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 22:40:24 ID:aS4s5c01

そして900をゲット。

みんな、ありがとう。僕がこう言うのに大して深い意味は無い。

901 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 22:45:48 ID:qQGDsVsu
おそろしく何もない一日だった。
平和な世界の平和な一日。パン屋の店主がパンを焼くように、僕はただ黙って無為を繕った。

902 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/20(木) 22:53:08 ID:qjFWPgbW
「坂口憲ニは本当に素敵、どんな心臓だって彼にかかればひとたまりもないわ」
「2ちゃんねるの、しかも生活板春樹スレあたりでクダまく男と天地もいいところ」


903 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/22(土) 00:30:22 ID:FzTKuTln
「そうだね、そしてきっと坂口憲二には虫歯だって無いんだよ。」
僕は以前から気にしていた虫歯を楊枝でつつきながら言った。
虫歯は黒々としており宇宙の片隅に浮かぶブラックホールのようだった。

904 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/22(土) 20:58:51 ID:l0sE392A
オーケー、認めよう。僕は絶望している。
涙は次々と溢れて来る。土産物屋で売られる水時計の水滴みたいに。
約束の三分間が過ぎても、誰かの手が伸びてきて「かたん」とひっくり返してしまうのだ。

905 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/23(日) 02:36:19 ID:S93cdJaI
やれやれ、>>904はまたスパゲティーを茹ですぎたようだ。
僕は小さくため息をついてから、うどんみたいなそれを勢いよく鼻から啜った。
「よくわからないな」と僕は言った。
「したたか酔った翌朝に死にたくなるのはどうしてなんだろう?」

906 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/23(日) 03:20:55 ID:jo/Zzd5k
さて、と僕は考えた。一体これからどうすればいいのか?
いや、考えなくていい。考える必要すらない。
お前はもう終わっているのだ。
僕は鏡を見た。虚像の自分自身を見つめる。
お前はもう終わった人間なのだ。そして終わらせたのはお前なのだ。
僕はずっと鏡を覗き込んでいた。でも虚像の僕は何も言ってくれなかった。

907 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/23(日) 11:23:36 ID:imHZQgPE
やれやれ、どうもこのスレの人間は、うどんとパスタをよく間違えて茹でているようだ。

908 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/23(日) 11:27:46 ID:HlfK/UwO
やれやれ、また耳鳴りのような音が聴こえてきた。
スクラップシャウスクルルル スクラップシャウスクルルル

909 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/23(日) 22:07:36 ID:03r1DAa5
『パスタは茹でる』『うどんも茹でる』
『両方』やらなくっちゃあならないってのが
『幹部』のつらいところだな

910 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/23(日) 22:49:03 ID:IIX72+gT
>>904
ばかみたい。
あなたは坂口憲ニの爪の垢を煎じて飲むといいわね。

911 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/23(日) 22:58:28 ID:/BTHFOru
>>910>>904の言い合いに、我々が巻き込まれない事を祈るばかりだ

912 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/23(日) 23:13:08 ID:Km1lBGIB
「スクラップシャウスクルルル」
私は呟いた。
何の音なのだ…?気になって仕方がない。
やれやれ、癖になりそうだ。
私は肩をすくめ、口元に笑みを浮かべた。

「…スクラップシャウスクルルル」

913 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/25(火) 10:26:32 ID:/gPe4khI
何で僕はご飯を入れる茶碗に味噌汁を入れているんだ、
何でコインロッカーを探しているのに「コインランドリー何処ですか」
と駅員に訊いているんだ。本当にやれやれだ。


914 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/25(火) 10:39:40 ID:v20I7fZf
あなた、灰皿にお茶をつぎながら何をぶつぶつ言っているの?

915 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/25(火) 13:45:58 ID:kYQl56Vu
そう言うと、彼女はブラジャーを頭に付け、ハエのような顔になったまま仕事にでかけた。

916 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/25(火) 21:33:20 ID:3rK1AHKV
やれやれ。
僕は誰も居ない部屋で、ディスプレイに向かって呟いた。

このスレに面白さを感じるとすれば、例えどんな内容であれ
あくまでも、それぞれの日常生活の愚痴を真面目ぶって 
クールでタフな春樹に徹して表すということではないだろうか。

無理に春樹風にレスをするのもいいが、、

言いかけて口をつぐんだ。

これがトメトメしいということなのか。

917 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/26(水) 20:13:24 ID:z5oium47
あかさたな?

918 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/28(金) 02:04:42 ID:GNm86Vf/


はまやらわ?


とでも可愛い合い言葉みたいね。

919 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/30(日) 03:34:37 ID:1PO2NmX5
ん?

締めなくともいいのだろうが、それもだらしない感じがする。

ん、ん→ん↓ん←ん↑んーん、んッ。

僕がさまざまなイントネーションで終わりの言葉を紡いでいると、
背後から冷たい手が伸びてきた。
「おとうさん。もう寝ましょ」
 名は身に備わらぬの、言葉どうり娘は病気のコンビニだった。
同じく病気のデパートだった妻は、三年前に他界している。





920 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/30(日) 03:40:11 ID:IUz5YCn8
そうか、良かった。
それじゃあ病気の娘はいないのか。

921 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/30(日) 09:03:17 ID:+OOpaaGC
貴様、新手のスタンド使いか!?

922 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/30(日) 10:29:39 ID:kNGuAEhM
「この前コンビニに行ったんだ」と彼は言った。

「思いついてケーキを買ったんだ。ほら、2つ入ってるヤツがあるじゃない。
それをレジに持っていったらこう言われたんだよ。『フォークは一つでよろしい
ですね?』って」

「ありえない」と僕は言った。「そんなセリフが許されるはずが無い」

「でも本当なんだ。これが僕のスタンダードなんだよ」自嘲気味に彼は言った。


923 :おさかなくわえた名無しさん:2006/04/30(日) 16:53:05 ID:DSgV35sq

なごや板
なごやの情報を取り扱ってます
http://jbbs.livedoor.jp/travel/2444/
書き込み募集してます

924 :おさかなくわえた名無しさん:2006/05/01(月) 02:09:01 ID:otmkDnAR
『人がゴミの様だ。』
そう僕が言うと彼女は嫌悪感で一杯の表情を浮かべ顔を背けた。
やれやれ。彼女はこれが最高のショウだと思わないのか?

925 :おさかなくわえた名無しさん:2006/05/01(月) 10:20:26 ID:9t6PCbgk
「あなたって少し変わっているわ」と彼女が言った。
「そうかな」と僕は言ってオンザロックを少しなめた。
「変わっているっていうよりおかしいわよあなた。
だっていつもウィスキーしか飲まないじゃない?」
彼女は神経質な猫みたいにブラッディーマリーのグラスに付いた水滴を拭き取った。
「そういわれればそうかもしれない」僕はピスタチオの堅い殻を割った。
「だいたいあなたはTPOすらまともに理解してないわきっと。
こんなふうにバーやラウンジで最初から最後までウィスキーを飲むのは
まぁ許せるとしてフレンチやイタリアンそれに中華料理や懐石料理の時まで
ウィスキーを飲むのはどうかと思うの。
ふつう料理に合わせた白ワインや赤ワインとか中華には紹興酒、
懐石料理には日本酒、それにビールだっていいわよ。
みんなそんな風にしてお料理とお酒を楽しんでるわけでしょう?
なのにあなたはいつもウィスキーしか飲まないじゃない。」
少しの間彼女は僕の顔をみていた。
正確に言うと僕をみていたのではなく彼女と僕の間にあるみることのできない
メタファーの何かだ。


926 :おさかなくわえた名無しさん:2006/05/01(月) 10:24:21 ID:9t6PCbgk
「それに結婚式の披露宴のときなんて乾杯のシャンパンをシャンパングラスから捨てて、
持ってきたポケットビンのウィスキーをひとりで注いで飲んでたでしょう?
私恥ずかしくってずっと下向いて顔を上げられなかったわよ。
どうしていつもそんなことばかりするの?
もうすこし周りに合わせる事とかできないの?」
そう言って彼女はブラッディーマリーを飲み干して首を振った。
「僕はそんな風に周りに気を遣ってすることなんてまだできないと思うんだ
迎合なんて無理かもしれない。
うまく言えないけど世の中には変えることの出来ない物事というのは何かしらあると思う。
僕はいつでもウィスキーだけ飲みたいと思っているわけじゃない。それに・・・」
僕は小さくなったオンザロックの氷を齧った。
「なによそれ馬鹿じゃないの?。
どうして飲みたくもないウィスキーばっかり馬鹿みたいに飲んでるのよ?
それに・・・ってなによ?どうせまたくだらない事言いだすつもりなんでしょう?」
と言って僕の肩を思いっきりなぐりつけた。
どうやら彼女は混乱したときには暴力的な行為に及ぶ事が多いみたいだ。
僕は何も無かったようにオンザロックをまた少しなめた。
肩がすこし痛んだけどそれについては何も言わないことにした。
「じゃいったいあなたは何ウィスキーばっかり飲んでるのよ?」と彼女が言った。
「オーケー、はっきり言おうそれはきっとこういう事なんだと思う。
『ニッカ』だ。」
言った後で僕はひどく後悔した。
やれやれ、この頃言わなければならない事と
言ってはいけない事の区別ができなくなってしまったようだ。


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